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苦味があるな?

自信を持つために行う、責任を外に置くという行為

僕が中学校から大学までスポーツを続けて得たことの一つに、自信を持つためのノウハウがあります。

 

スポーツはメンタルがパフォーマンスに大きく影響を及ぼしますから、自信を持つノウハウってすごく大事なんですよ。

 

緊張とリラックスが良い塩梅で両立させている状態がゾーンとも呼ばれる集中状態を生み出してくれますので、パフォーマンスが劇的に変わってきます。この辺の話はスポーツ系のブログなり読んでればそのうち見つかるでしょうから深くは割愛。

 

とにかく自信を持つ必要があったので、そのためのノウハウを自分の中で確立してきたんですが、その方法っていうのが責任を外に置くという行為なんです。

 

責任を外に置き、自分の悪さを見ない

 

例えば大会で失敗したときなんかは潔さを見せたほうが良いとは思います。スポーツは個人が持つブランド力を意識しないとアマチュアでもいけないと感じて言いますので、全員が全身全霊で挑む大会でも責任を自分に置かないのは情けありませんから。

 

これは仕事や勉強でも同じで、大きなプロジェクトやテストなど真剣に挑んでいる人間が多い時は責任を自分に置かないのは評価が下がるデメリットの方が大きくなりますので止めておいたほうが無難です

 

じゃあどんなときに責任を他において自信を保つかというと、練習試合や日々の細かい仕事の質、抜き打ちテストあたり。

 

この辺は真剣に取り組む人も減りますし、人柄として本当に重要な場面では自分自身に責任を置くというスタイルが周りに浸透しているなら特に評価が下がるということもありませんから。

 

自己責任は美しいですが、そればかりやると失敗するたびに自分を信じられなくなり、緊張感のある場面でリラックスできずパフォーマンスが低下してしまいます。

 

適度に自信を持つために責任を放棄するというのも人の目を意識しながらやっておくべきだと思うんです。

 

ただし責任を外に置く時、人においてはいけない

 

ここを誤ってクズ人間の烙印を押される人めちゃくちゃ多いので気をつけてください。

 

仕事の失敗を上司のせいにしたり、勉強の失敗を教師のせいにしたり、スポーツでの不振をコーチのせいにしたりと言うのは最悪な行為ですので止めましょう。後述しますが精神性がモンスターと化すので。

 

「責任を外に置くといっているのに人に置かないって矛盾してない?」

 

と思うかもしれませんが、矛盾してません、外に置く時は人以外のモノにせよってことです。

 

基本的には暑い寒いなどの気候や季節を原因にしてしまいましょう。

 

なんでかって言うと可愛げのある理由になりますから周りからの反感を買いにくいですし、それでいて自分に責任を置かなくて済むので自信を保ちやすいためです。

 

ただ繰り返し言いますが真剣に取り組んでいる人が多い状況で「暑いから仕事手につきませんでしたわw」とか言ったらボコボコにされるので止めましょう。あくまで冗談交じりで言っても許されるような雰囲気の元行う方法です。

 

他人に責任をおいてはいけない理由

 

まずひとつ目の理由として、その人に責任を押し付けたという話が届いてしまうと人間関係が歪むため。

 

また「こいつは人に責任を押し付けるやつだ、信用して一緒にいるととばっちりを受けるかもしれない」と思わせないためです。

 

環境に責任をおいている分には多少ちゃらんぽらんな奴という印象がついてしまうかもしれませんが、信用を失ったり誰かに嫌われたりはまあしません。

 

で、これが一番の理由なんですが、他人に責任を置くようになると精神がモンスターになってしまうんですよ。他罰的な人間性を獲得しちゃうんですね。

 

環境に責任をおいても自然は自我を持ちませんから決して変わることはありません、常に普遍です。

 

しかし人間に責任を置くと、変えることができてしまいます。

 

上司のせいだとのたまえば、上司の人を変えられる可能性がありますし、教師のせいだとすれば、教師を変えることも可能です。

 

つまり人に責任を押し付けると自身に好影響をもたらすという学習をしてしまうという話。

 

自然環境はどんなに口汚く詰っても変わりませんが、他人は口汚く詰れば変わることのほうが多いです。

 

だから自信を持つためにとやっていた責任を外に置く行為が、いつのまにか精神を肥大化させ自身をモンスターにしてしまいます。

 

責任は必ず人におかず、自然に置くべし

 

このノウハウを確立してからは雨乞いとかの文化は凄い納得感あるものに変わりましたね。

 

「自然に対してあれだけ働きかけたのに悪い結果が出た、これはもうしょうがない、誰も悪くない」

 

と、誰の精神も蝕むことなく失敗を消化することができるので結構合理的なんですよ。

 

自信がない、緊張しやすいなんて人は実践すると徐々にではあるでしょうが、変わっていくと思います。

 

僕自身もともとは気弱な人間ですが、この考え方によって失敗を上手く消化しながら成功体験を積んだ結果、あまり人前にたっても物怖じしなくなりましたから。

 

人は必ずいつかは失敗します。その失敗をいかに消化するかが、自信を持てるかどうかにつながっていくと思いますね。