「パイロットの学習曲線」ですって。横軸に賢さ、縦軸に自信。150時間ぐらいのところに「何にもわかってないのに自信だけは満々」っていうピークがあって、間一髪で惨事を免れた分を差し引いた実効学習度の谷がある。 https://t.co/fyMU0sfGRm
— 岡部いさく (@Mossie633) 2016年11月30日
The pilot learning curve. Credit Jay Robinson #avgeek #aviation #pilots pic.twitter.com/a4ceuhPHTu
— From the Flight Deck (@Golfcharlie232) 2016年11月30日
ちょっとかじったぐらいの頃に「ああ完全に理解したわ、天才だわやっぱ」みたいに自画自賛状態になるっていうのを示したのがこのパイロットの学習曲線なわけですが、どうもこの話身に覚えがあるなと。
私はそれなりに長くアフィリエイトという怪しいお仕事をさせてもらっているのですが、当然ながら始めたての頃というのは存在していて、今から考えると全くもって実力不足なのに、自分のことを天才だと思っていた時期があったわけです。
その時期というのは始めてから1年ぐらいの頃で、月数万から10万程度稼げるようになってた頃だったのですが、その程度の結果しか出してないのに鼻高々。当時大学生で寮に住んでいたのですが、同じ寮生で親しいやつに「アフィで稼ぎたい? いいよ俺が稼がせてやるよ」とかほざいてたわけですね、死んだほうが良いですねはい。
当然ながら実力がないため、ふわふわとした戦略しか立てられず友人も「???」を浮かばせまくりだったのですが、私はというと「こんなにわかりやすく戦略立ててるんだから理解しない相手の実力がないだけ」とか思っていました。ある程度力がついて結果も出せた今からすると何ほざいてんだこのカスはって感じです、懺悔したい。
結局友人は数千円の小銭を稼いでアフィリエイトを止め就職。私はというと大学を留年したのを良いことに、内定を維持すると言っている就職先を蹴り飛ばしアルバイトをしながらアフィリエイトをする道に進みました。
今から考えると月数万でしかもノウハウもまともに構築できてないのになんで自信満々に就職の道を蹴れたのか理解に苦しみますが、その頃の僕は選民思想と実力過信をこじらせまくってたので、何の疑問も持たずに「アルバイトしながらアフィやればよくね」とイキってたわけです。
結局その後1年以上に渡り稼げない時期が続いて、アフィリエイトの収入も減り、更には後輩から流れてきた50万する商材を購入し借金にまみれるなど、金に困りすぎてバイトかアフィサイト作成かの毎日を送ることに。その結果ストレス過多で胃炎になりツバを飲みこむだけで擦りむいた傷口を撫でるような痛みが走る身体になったりしました。
カネにとにかく困ってはいましたが、クレジットカードのポイントを駆使するなど、財テクを意識した結果なんとか生活は回っていたので超えてはいけないラインは守れていたのかなと思います。話がそれてきたので金に苦心した話はしまくりたいですが置いときましょう。
何が言いたいかっていうとそんな黒歴史ズを作ってしまったのって要はパイロットの学習曲線でいう、150時間目がドンピシャで大学卒業の時期にハマってしまったがための悲しい偶然なわけですよ。
せめてもの救いはパイロットは事故ったら死にますが、就職を蹴った私は極貧生活を送るハメにはなりましたがかろうじて生き残れたという点でしょうか。
みんなも数百時間ぐらいかじった時にドヤ顔しまくりたくなる時期、なにごとにも来ると思うけど黒歴史生産しちゃったり人生が危険な方向に行ったりするから気をつけようね!