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苦味があるな?

Twitterというシステムが不快感を生み出しやすい原因

まず最初にフォロー入れときますと、コミュニティを形成したりとか仲良くできる人間を見つけるとか、そういう社会性という面で見た時Twitterというシステムは有効だと思います。

 

ただ普通にストレスは溜まりやすいよねって話です

 

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1.活動家的な人がキレながらなにかを主張する

 

Twitter眺めてるとフォローが増えるほど、こういった人を目にかけることが多くなると思うんですが、こういう人って属性同士の分裂を促進するだけでまじで無価値なんですよね

 

例えば「女は○○な事ができていない、ちゃんと直せ!」とか「男は○○程度なこともできない、こうやって直せ!」とかいっぱいいますけど、それを全くの匿名上の存在に言われて「ああ直そう!」って思います? って話ですよ

 

会社の上司でも学校の先生でもいいですが、そういった人らに面と向かって怒鳴りつけられながら言われたら怖さがあるので表面上は言う事聞いたりしますが、内心では悪態ついたりしません? ネットワーク上ではそういった恐怖や権威性とかの強制力がないんですから、内心の「こいつムカつくやつだな」って感情を抑えるものがないわけで、そうしたら当然そんなキレながら叩きつけてる主張は屁理屈かぶせて聞きやしませんよ

 

じゃあなんでそんな分裂をさせる人らの意見がどんどん広まるかと言ったら旗振りをする人間としては重宝されるからですね。

 

世の中って自分の意見を強く主張できない人って沢山いますし、言語化できずモヤモヤしてるって人も沢山います。

 

そんな中熱く自分のもやもやを代弁してくれている人がいたらとても気持ちがいいですし、そういう人を見たら支持したいと思うのが人情でしょう。

 

まとめますとキレながら主張してる人っていうのは属性を分裂させますが、個人レベルだとスカッとするコンテンツになりうるので人気が出るって話ですね。

 

マクロで見たら属性同士を対立させるのでめちゃめちゃ悪人なんですけど、マクロは感情を持たないのでそれが表立って扱われることはないんですな

 

2.RTという要素がやばい

 

いいねだけだったらマシなんですけどRTがあるからやばいんですよ。

 

仮にRTがなかったとしたら長文化したツイートをわざわざコピペして自分のツイートとして流す必要が出てくるのでとてもじゃないけどやらないじゃないですか。

 

ところが現実はRTがあるのでワンクリック、ワンタップ。一瞬で自分のお気に入りの意見をフォロワーにぶつけることができるわけです。

 

で、まあフォロワーの属性が画一的なら問題ないですが100人とかいてその状況が起きるのはまずありえないので、誰かはそのブチギレ主張に被弾して不快感を感じるわけですね。

 

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要は

 

・ブチギレ主張をする人間の需要が結構ある

・ブチギレ主張は支持できる場合拡散したくなるので被弾者が増える

 

っていうので不快感を感じやすいツールになってるんですな。

 

RTがなければもう少しマシになりそうですが、そうなると受動的に情報を獲得したいというニーズが回収しきれなくなりそうなのでどうにも難しいとこな気がします。(テレビが人気なとこを見るに受動的に何かができるっていうのはおそらく大きい)

 

ちなみに「ブチギレ主張がダメならどうすれば誰かの思想を変えられるのか?」って話についてはそう簡単に誰かを捻じ曲げられたら誰も苦労せんわってのが回答になるかと思います。

 

人間の性格って環境依存が凄く」て、要素によるんですが大体50%前後は周りの人間によって構築されてるっぽいんですよ。だからいじめとか洗脳で実際思想を変えられているのを見るに、閉鎖的な環境で複数人によって思想を植え付けられるとかでないと無理っぽいんですよね。

 

Twitterで適当に喚くだけで本当に変えたい人にその意見が届いて実際思想が変わるなんて天文学的確率というか、ありえないといっても過言じゃないんじゃないでしょうかね。自民党支持者が他の党の街頭演説聞いて「支持政党変えます!」ってなるかって言われたらならないでしょうし

 

最初にも書いたとおり支持者を獲得するって面では効果あると思うので、自分の意見に権力を持たせるためにとにかく数を増やしたいと言うなら有効だと思います。なんで対立前提の行為なのであれば合理的ではありますね

 

まだまだ掘り下げられそうな話なんですが疲れたんで終わりますです