多少SEOの分野に詳しい人ですと
という論理展開をしていることが多いんですけど、これは半分正解で半分不正解だと思ってます。
というのも個人でやる分には(ほぼ)ノーリスクでリターンを得にいける割の良いビジネスだという点は変わらんということと、変動を受けたからと言って1が0になるような運営をしなきゃええやんっていうことから否定できるからです。
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上の話の具体的な部分は大分重要度の高い話なので無料ブログのここには書かんですが、じゃあなんでオワコンっていうのが半分正解かって言うと組織レベルでやろうとした場合経費をペイするのがかなり難しくなっているからですね。
おおよそですが半年で月20、軌道に乗せられれば2年~3年ぐらいで月100を目指せるジャンルに進出した場合のコストは、大体半年で200万程度は必要になります。
そこからの経費は緩やかになってきますが、コンスタントな更新が必要にはなりますのでそれなりにはかかってきます。
それらを加味して経費をペイできるのは大体サイト制作から2年後、つまりはそれまでは赤字のサイトにひたすら金を注ぎ込む日々になるわけです。
ただある程度真面目にビジネスやっている人からすればそれでもまあまあな速度ではあるんですが、ここにGoogleの不安定さが絡まってくるとオワコンと言いたくなる気持ちはわかってくるかと。
だからオワコンというのは個人レベルの少額収入を得る分には誤りだが、法人化して組織化運営していく上では地盤がグラグラのところで商売をすることになるので、少なからず間違ってはいないという感じです。
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個人のサイト運営者として今後強いと考えている戦略はいくつかあって
- ASPに案件のないジャンルを攻める
- 固定ユーザー獲得を第一に考えたサイト運営をする
- 自社商品を作ってPVあたりの利益を伸ばす
あたりかなと思っています。
特にSEOを使うのであればASPに案件のないジャンルを攻めるというのはマスト。こうしないと続々と大企業が進出してきている不毛なクエリを取り合うことになるので、不安定さが更に加速してしまいます(短期的に大きく稼ぎたいならありだとは思う)
真ん中もある程度は意識していきますが、サイトジャンルによっては相当厳しかったりするので、その辺はどのジャンルに進出するかと相談しながらになるでしょうね。
最後の自社商品は今一番やりたいことで、ここができるようになると
- 取り扱っている商品がなくなるリスク
- ブランディングがやりやすくなる
といったメリットがあるので、ぜひやりたいですがまあなかなか難しくはあります。
個人的には同人エロゲというジャンルはかなりやりやすいと見ているんですが、我絵がかけぬという……。たまに練習したりするんですけど、自分の絵の下手さに凹んでやる気が無くなるというね。
時点で考えているのは○○の販売なんですが、これは真面目にやるかもしれないので書くの止めときます。
そんな感じの思考整理でした。
追記:
カバーしきれてなかった部分補足。
Googleは現在、いくつかのクエリでサイト上の情報を検索結果に抜き出してserpsでユーザーを満足させるっていう方針をやってます。だもんでそこを見てオワコンって言ってる人もいたり
ただこれに関しては抜き出し系のクエリは、大体必要情報が3行でまとめられるぐらいのものだったりすることが多いので、HowTo系サイトが危ないぐらい。しかも悩みが浅すぎてヤバイぐらいのやつだけなので、そこまで気にしなくてもいいだろうという予想です(例えばスマホの画面を横にする方法とかそういうやつが抜き出し食らってる印象)
他にはスマートスピーカーの台頭によって音声検索が優勢になり、サイト運営がオワコンになるのではないかと言う意見があったりするんですが、これに関しては「じゃあなんで授業の時に黒板やら教科書やら文字媒体使ってんの?」って話なんですよ。
情報量が増えるほど音声で聞くより文字で見るほうがファストなので、IT化が加速すればするほど情報量が増えることを考えると、すばやく情報を得られる文字媒体が完全消滅するのは考えにくいです。スマートスピーカーに持っていかれるのは今抜き出し食らってるようなクエリぐらいなのではという印象ですね。
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ただ話変わってスマートスピーカー自体はiot機器の中で最初にイノベーションを起こす可能性が高いのではと見ているので、何かしらこの媒体に係る方法を考えておくのは投資としては良いのではないかと思ってます。
といっても未来予測というものほど難しいものはないというのは、はるか昔インターネットが出現した時、「こんなもんアマチュア無線にハマるようなオタクがちょっと遊ぶ場所ぐらいやろ」と様々な大企業が考えていたことからも分かる話ですから、僕がここに書いたことは将来的に全て当たらないという可能性もあります。当たるという可能性もありますけど。
自分の人生の責任はネットの向こう側の存在でしか無いモノが取るはずもないですから、最後の最後の決断は必ず自分で頭を捻ってやるべきですよ。