ネーミング辞典第三版ってやつ。
日本語含む8カ国語で様々な言葉を翻訳して載っけている本なんですけど、これの何がいいって索引がめちゃめちゃ優秀な所。
クリエイターのためのネーミング辞典ってのも合わせて買ったんだけど、こっちは日本語のみ索引が入っていて、ネーミング辞典第三版の方は8カ国語全てを索引でヒットさせられるんですよ。
最近買った本の中でもいい買い物した感のあるやつすなー。
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ちなみになんで索引が充実していると強いかっていうと
- 頭韻
- 脚韻
- 音の繰り返し
なんかを名前に取り入れようと思った時に使いやすいからっすね。
頭韻はマリリンモンローみたいにイニシャルを揃えるやつ、他にはコカコーラとか。多分これが一番ポピュラーなやつで、頭韻法なんて名前も付くぐらい印象に残しやすい技術。
脚韻はいくよくるよとかヤミラミみたいに、言葉尻が同じやつ。発音すると違和感があるんだけど、だからこそ印象に残りやすいよねっていう。
音の繰り返しはすももももももみたいなのとかハンターハンター、幽遊白書など。
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名は体を表すなんて言いますけど、逆説的に名前はそれについて伝える努力をする必要があるんすよね。
この辺はコピーライティングの世界に通ずるものがあると思うんですけど、ほとんどの人はひと目に入った情報でふるいを掛けるから、名前でだってアピールしていかないといけないんでしょう。
意味を伝える + 興味をそそるっていうのが成功したら中々な爆発力を生むというのは、「ネピアモイスチャーティッシュ」で全然売れなかったのに「鼻セレブ」にした途端爆発的ヒットになったってのからも分かる話すな。
鼻セレブみたいな発想系は難易度が非常に高いので、興味をそそるの部分を頭韻やら脚韻やらでカバーしたほうが楽だし、そのために買ったネーミング辞典がとても良かったという話でした。韻を踏もうと思ったとき索引の充実具合はほんと助かるーって感じすわ