INTP型のブログ

苦味があるな?

もしかして沸点低いかもしれん(条件によってはキレるべきという話)

いや薄々感づいていたけど、沸点低い説がある

 

多分内向+神経症傾向が沸点の低さと相関あるんだと思うわ。

 

なんでかっていったら相手の何気ない言葉をネガティブに捉えてしまうことがあったりするから。例えば何かしらアドバイスとかされると、「俺のことを下に見てるのかこいつは」となり苛立つ。弱いところを論って、ボロカスに批判したくなるけど、サイコパスではないのでやれない、というかできない。

 

一般的にアドバイスっていうのは相手のことを思ってであり、下に見てるとかそういうところからの発露ではないのだけど、概念的には下だと思っているからアドバイスを求めてすら居ないのにアドバイスをしてしまうというのはなまじ合っているから、より手がつけられないというな

 

内向性の思慮深さと、神経症傾向によるネガティブに情報を捉えてしまう性質によって、怒りの感情が浮き出やすくなるのだと思う

 

ちなみに神経症傾向はクリエイティブ性と相関があると言われているので、つまるところ想像力が豊かになる性質でもあると感じる。感情というのは想像によって動くので、より喜怒哀楽が浮き出やすいのだろう

 

内向性がプラスされているので、その感情は表にまず出ないが、だからこそ噴出したときは我慢の限界であることが多く、故に限度を超えた切れを披露してしまったりするのだと思う。

 

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なお想像によって感情が動くというのはマーケティングで言われる考えで、例えば新車に乗ってみたいですかと言われて感情が動くのは、自分が新車に乗ってその車を乗りこなしている姿を想像するからで、逆に言えばそこから想像に分岐しない場合は感情は動くことはない。故に想像によって感情が動くという話になる

 

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ここで一度立ち返って沸点が低いとなぜ悪いのかについて考えてみる。

 

答えは明確で、一般的な交流をしているにもかかわらずキレていては人間関係に苦労するし、相手に苦労をかけてしまうからだ。

 

逆に言えば相手が自分に対して不愉快なコミュニケーションを行っているのであれば、そこからキレることは何らおかしくはない。なぜなら不愉快という迷惑に対しての報復行動であり、それは正当だからだ。

 

つまり沸点の低い人間は、キレることに正当性があるか否かを統計的に把握しておく必要があるということ。ほとんどの人間がストレスを感じるようなコミュニケーションを取ってくる相手に自分の感情を抑え込んで、ストレスを貯め込む必要はないのだ。

 

ストレスを溜め込めば、そのストレスによる攻撃性はより親しい人間や立場の弱い人間に向けられるということが研究でわかっている。ということは不愉快な態度をとってくる人間は自分自身への攻撃のみならず、間接的に自分が大切にしている人間への攻撃も行っているといえる。ならば攻撃する正当性は十分にある

 

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不愉快なコミュニケーション態度は様々あるが、多いのは自慢だ。

 

謙遜を装った自慢や、他人との比較をしての自慢、ストレートな自慢。どれをとっても科学的に悪いコミュニケーションであることがわかっている

 

故にやたらと自慢をしてくる相手に苛立ちを感じたなら、皮肉の1つや2つをぶつけるのは正当な報復であるし、自分の大切な人間たちを思えばここでストレスによる攻撃性を消化するのは正しい

 

ちなみに自慢は方法を変えればある程度受け入れられるようになることもわかっている。これは自慢をする場合、どんな苦労をしたかをセットとして語るというものだ

 

例えば億万長者になったと言うなら、毎日働いてばかみたいだなと思う日もあったけど、それでもコツコツ積み重ねたらこうなれた。頑張ってよかったと思う

 

みたいに言うなら少なからずストレートに自慢するよりはマシなことがわかっている。逆に言えばこの程度の配慮も相手にできないようなしょーもない人間とはかかわらないほうがマシだ、故にボロカスに言葉でぶん殴っておいて、更生するなら関係性を持続させる。しないなら切るとしたほうがよい

 

(当たり前の話だが、苦労の部分を「いやー毎日残業してさ、ホント大変だったよww」みたいに自慢気に話したら、自慢+自慢で最悪だからな。苦悩を語れという話だ)

 

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ほかにもいくつかある

 

・不平不満をまともに受け取らない(対処案を出さない、「はい!はい!」と聞く姿勢だけでスルーする)

・言動と行動の不一致

・会話中に電子機器に触れる、注意を移す

・自分と仲の良い有名人の話を出す

・悪気はないんだけど~など予防線を張った上で批判をする

 

これらは全て科学的に人が不愉快に感じるコミュニケーション方法である、故にいらだちを感じるのが当然。

 

繰り返し書くが人が抱えたストレスの矛先は、殆どの場合親しい人間へと向かう。それは愚痴であったり、DVのような攻撃性だったり様々だが、これらは全て相手に対して悪影響を持つ。

 

例えば愚痴は受動ストレスを与えるし、DVは当然身体的にも精神的にもダメージを受ける。本当に大切な人間を失いたくないなら、不愉快なコミュニケーションをしてくる相手にはブチ切れて、大事な人を守るべきだ。

 

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この文章は自戒だ。

 

内向的であり、沸点が低いと自認しているがゆえに、人に対して怒るということを極力避けている

 

だがそれは誤りでもある。

 

ほとんどの人間は自分の行動に対して深く考えることはないし、それは自分だってそうだ。だからこそ怒りを持って、その不愉快な行動を是正してあげなければならない。それが長期的関係を続ける上でストレスを産まないために大事なことだからだ

 

繰り返し書くがほとんどの人間は自分の行動・言動をそこまで考えてから喋るわけではない。文章ベースでもなければ瞬発的な会話を求められるから当然だ

 

だからこそつい不愉快なコミュニケーションをしてしまうことだってある。何度も繰り返し言われていればやらないようなミスをしてしまうことだってあるのだ

 

誰にでも、どんな行為にでもキレていいわけではない。あくまで標準的不愉快ラインを超えてきた人間には怒って良い、という話だ