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苦味があるな?

面倒くさいを乗り越える認知テクニック

人生では様々、面倒くさいけどやったら将来が明るくなるだろうなということがあると思うんですよ。

 

例えば勉強とか副業とか。家事全般や友達との交流などなど。

 

人によってどんなことが面倒になるかは変わってくるでしょうが、それでも人生の中で面倒なことに一度も出会ったことがないという人はまずいないはずです。

 

面倒を乗り越えられないといつの間にやら人生が詰みに近い状態になることすらありますから、怖い話ですね。

 

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面倒っていう感情は非常に強力ですが、かといって決して乗り越えられないものでもないです。

 

だって人生を振り返ってみて、面倒くさいを一度も乗り越えたことがないなんて人まずいないでしょうから。

 

じゃあ

 

  • 面倒くさいを乗り越えられるパターン
  • 面倒くさいを乗り越えられないパターン

 

この2つはなにが違うんでしょうか?

 

結論から書くと『やって得するイメージがあるかないか』です。

 

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ゲーム理論など経済に近い話では、人はどんな行動をするにせよ

 

  • 自分にとって最も得だと思われること

 

を選択すると考えられています。(そう考えると話の筋を作りやすいから)

 

だから今の僕みたいに仕事をサボってこの記事を書いている人も、仕事をするより得だと思っているからこんなことをしているわけです。

 

日がな一日ブラブラしている人も、パチンコ行ってお金を全力で擦ってくる人も、ツイッター駐屯兵になっている人も。みんなそれが得だと思っているからやっているんです。

 

しかし客観的視点からするとパチンコ行くより仕事行ったほうが終わった後達成感味わえるだろうし、将来的に見て良い選択じゃないですか。

 

つまり面倒くさいと思ってやるべきことを遠ざけてしまっている人は認知の歪みが発生していると言えるわけです。

 

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ではどうやって認知の歪みを修正していくのか。

 

これにはWOOPと呼ばれるテクニックが有用です。

 

4ステップで行うものでして、簡単に説明しますと

 

  1. 自分の叶えたい願いを想像する、なるべく具体的に。また今現在において最も重要視していることを一つだけあげるようにする。(なお願いは頑張れば達成できることにする)
  2. 仮に願い事を達成した場合、自分がどんな状況になり、どんな気持ちを味わえるか想像する。
  3. 願い事達成にかけて障害になることを思い浮かべる。外的要因ではなく内的要因。
  4. もし障害が目の前に現れた時、どうするか決めておく

 

この4ステップを毎日決まった時間に行うという手法です。

 

詳しいやり方については下記ページをチェックしてみてください。

 

https://yuchrszk.blogspot.com/2014/11/woop-3.html

 

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woopを実際にやってみるとすると私の場合こうなります。

 

  1. 毎日3000文字程度のコンテンツを制作したい
  2. 達成できれば半年後には収益が発生し始め、金銭的自由を得られる。お金が気にならなくなれば選択肢が増えるし、なにより不安感が減る。気が向いた時に旅行に行ってみるのもいいし、旅館で一泊のんびりしてみてもいい。漫画やゲームも買い放題だし、スキルアップのために本だって簡単に手に入れられる。もうちょっと広い家に引っ越して空き部屋に色んなものをコレクションしてみるのも楽しそうだし、人を集めて面白そうなプロジェクトを進めてみるのもやってみたい。
  3. とにかくコンテンツ制作が面倒くさい。やる気が出ずゲームをしたり、ネットサーフィンをしたり、動画を見たりしてしまう。イライラもするし、全くアイデアが出ないときもある。
  4. ゲームしたい:ゲームを起動しにくくする(箱にしまうなど)ネットサーフィン:執筆が終わるまでネットを切る 動画:同じく イライラ:ストレス発散のため散歩や自然音を聞く、読書も可 アイデアが出ない:とにかく散歩

 

みたいな感じ。

 

ちなみに面倒くさいへの対処としては2番めをより具体的にやればやるほど有用です。

 

毎日やってみればわかりますが、なんとなくやっておくかぁという気持ちになります。

 

ちなみに個人的にはこれを朝起きたらまずはじめにやるようにするのがおすすめ。

 

朝どう感じるかでモチベーションは乱高下するようで、ストレスを感じたりすると一日嫌な感覚に襲われたりしますし、逆にいい気分で始まると一日調子良かったりします。

 

WOOPは気分を高める方法としてはなかなか優秀ですので、朝が個人的にはいいかなと思ってます。まあ人次第なのでしょうが。

 

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一般的に人生におけるネガティブなことは認知の歪みによって発生するので、認知療法を駆使すると最強の人間になれるんじゃないかと思います。

 

ただWOOPの場合、誤った歪みの修正を行ってしまう可能性があるんですよね。

 

例えばですが目標達成において誘惑の多い環境に身を置いた人ほど達成率が低くなったという、当たり前といえば当たり前に感じる研究データがあったりします。

 

ですからもしゲームをしたいなどの誘惑を障害と感じるのであれば、それをいかにして遠ざけるかが鍵になるのですが、プランニングでむしろゲームはガンガンやったほうがいい!と考えてしまったら逆効果になってしまいます。

 

他にも2番め、自分にとっての成果を考える時、仕事のモチベーションの場合は「攻撃型」「防御型」でどんな報酬を思い浮かべるべきか変わるんですね。そこで「成功してる人はカネを稼いで使うことをイメージしがちだなぁ」と解釈して無理やり自分には合わない成果を想像すると効果が薄れます。

 

一般的な認知療法はどう考えるべきかまでセットで提供されていたりするのですが、woopの場合はplanの部分が特に難しいポイントであるため扱いには注意が必要かもです。