よく小さな子供が戦隊モノのヒーローを真似て、まるで自分自身がそうであるかのように振る舞ったりするじゃないですか。
これが意外と目標達成というか自分のなにかやりたいことに対して有効であるというお話であります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25680684より
ロールモデル、具体的な行動や考え方の模範となる人物を設定しその人ならどうするかを考えながら行動すると、自分の人生をコントロールしやすいって話です。
例えばプロ野球選手を目指す子供が「イチローなら友達と遊ばずに練習に励むはず」と考えて、実際にトレーニングをするみたいな。
個人的にこういった尊敬する人物を設定してそれに向けて活動を行うみたいなの、あまり意味ないかなと考えていたんですが、どうやら結構効果的だったみたいです。
だもんですから尊敬する人物というのは作り得なのかなという。
ちなみに上記研究によると反面教師を設定した場合も目標達成に有効であったとのことです。
なんでも性格が獲得型(仕事に対して労働時間がいくら増えてもいいから収入を伸ばしたい、名誉を得たいと考える人)なら尊敬する人物ベースの、ポジティブなロールモデルを選んだほうが良く、
逆に性格が予防型(収入や名誉はそこそこでいいから過剰労働や人間関係のトラブルを避けたいと考える人)なら反面教師ベースの、ネガティブなロールモデルを選んだほうが良いみたいです。
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このロールモデル設定について一つ面白い考え方を見かけましたのでシェアしておきます。
んで、現実逃避気味に毎日の生活を楽しいものにするためにはどうしたら良いかっていう妄想を拗らせた僕は、湧いてきた新規タスクやトラブルの対応のときに、神話の法則のどの段階かなと考えるようになった。
— りぼ (@rebornsite) December 31, 2019
いわゆるヒーローズジャーニー#日本語の図を検索でみつけたwhttps://t.co/uGmdy2cobO pic.twitter.com/euF3jZINTU
自分をヒーローに見立てて、今置かれている状況はどこに当たるのかを考え、まるで自身が物語の主人公であるかのように振る舞うというものです。
これは特定の個人を設定しがちな一般的なロールモデルよりも抽象的なもので、逆にこういうやり方のほうがやりやすい人もいるかなと思い紹介しました。
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考えてみると中学生の頃とか高校生ぐらいの頃ってすごい頑張れた時期だと個人的に思っているんですけど、当時はすごい好きなキャラクターを自分に投影してたなぁと思い出しました。
中学生の頃はBBライダーっていうフリゲの主人公であるニトスならきっとこの場面はこうするはず、とか。高校生ぐらいの頃になるとブロントさんのとんずらスキルを真似したりしてたなぁっていう(めちゃめちゃ恥ずかしい話ですが)
特にこれを書いてる時点ではロールモデルに設定したい人物いないんですが、少し考えていきたいかなと思います。