仕事のモチベーション、満足度を左右する要素として科学的に正しいとされているのが、「仕事の裁量権がどれぐらいあるか」や「日常の仕事の中で変化を感じられるか」「友人が職場にいるか」などがあったりするんですが、その中で特に重要なのにも関わらず軽視されがちなのが達成感だと言われてたりします。
こまめな達成を感じられる仕事ほどモチベーションや満足度が高まりやすいのにも関わらず、企業でそれを重視できているのは少ないとかなんとか。
僕は自営業であるためこの情報を知ってはいてもなんとなく「本当に思えないし、実装がめんどい」と思って避けてたんですが、ひとまずやってみることにしました。
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まず知っている事実として
- 人は視覚的情報ほど嬉しい
- 少しでも進んでいる感覚がほしい
- 同じ進捗度合いでもすでに数字が入っているとモチベが上がる
というものです。
達成感を得るということだけに視野を持つと例えば月間目標を掲げるだけに終わってしまったりするのですが、必要なのは「毎日のように感じられる小さな達成感」であるためそれだけでは足りません。
また『コーヒー10杯飲んだら1杯無料』と『コーヒー12杯飲んだら1杯無料(2個分すでに飲んでいる)』それぞれのスタンプカードを配ったところ、後者のほうがよりスタンプの貯まる速度が速かった事がわかっています。
そこから月間目標を作ったとして、毎月完全なリセットをしてしまうのはもったいなく、前月の達成状況を視覚的にわかりやすく反映してあげたほうがよりモチベアップにつながるのではと考えました。
これらを踏まえた上で考えたのが下記のようなものになります。
説明しますと
- タスク名:やりたいことを記入
- ☆マーク:前月(もしくは前週)類似タスクを達成できていた場合、☆を追加
- ゲージ:タスクの進捗状況、タスクが数字的ならそのまま反映。そうでないなら主観
と言う感じです。現状週間タスクを設定して上記タスクをいくつか作成し、日々記入をしているのですがこれが結構いいです。
ゲージが溜まっていくほどなんとなくモチベーションがあがるというか、満足感が出てきます。☆マークも良く、初期の頃感じていた数字がリセットされた直後のだるさが緩和された感じがします。
こればっかりは試してもらわないと伝えきれないとは思いますが、マジで良い感じです。仕事だけでなく、なにかしらのタスクを管理する時使うとモチベーションを効率的にコントロールできるようになるかもしれません、過剰な期待をせずお試しくださいませ。
(ちなみに使うなら週間目標ぐらいにしておいたほうが柔軟性を確保できますし、行動の計画も作りやすいのでおすすめです。ゲージの伸びも良くなりますし)