INTP型のブログ

苦味があるな?

統計のクールなところは読み取り方をいくらでも変えられるところだよな

法務省の矯正統計によると受刑者の知能指数は下記画像のようになるらしい。

 

f:id:intptan:20200128010440p:plain

 

このデータを普通に読み解いたら

 

  • 能力検査値が低いほど犯罪を犯す確率が上がる
  • 能力検査値が高いほど犯罪を犯す確率が下がる

 

となる。

 

ここで読み解き方を変えてみる。

 

  • 高知能者ほど犯罪を犯しても世間にバレないよう立ち回れる→だから犯罪者数が少ない
  • 決して知能指数が犯罪行為への倫理観、価値観を操作しているわけではない

 

さらに詳しい調査方法に目を向けてみるとwaisではなくcapasというテストを採用しているらしいので

 

  • 厳密な知能指数の図り方をしているわけではない
  • そのため知能指数と犯罪率の関係をここから読み取るのは不適切である

 

などとも言える。

 

---

 

ここに確証バイアスと呼ばれる「自分の信じたい結論を正しいとするバイアス」が発動することによってどんどん歪められていく。

 

今回提示したデータの正しさは知らんし、ポジショントークだというなら別に自分の正確なIQなんて知らんからそうでもないということを付け加えておく。

 

考えるだけなら誰でもできると言う気持ちが強くなるのであった