もう全然わかんないけど簡単に
SEOの現況
2015年頃から始まったホワイトSEO(自分で被リンクをつけないやり方)、もしくはコンテンツSEO全盛時代がwelq騒動を境に健康アプデなどで下火となり、2018年頃からブラックSEO(被リンク操作や中古ドメインで攻略する手法)による攻略が主流となりました。
2020年現在でもその流れは顕著で、同業で食いつないでいる人たちの話を聞くに
- ブラックSEO
- トレンド
- リスティング
あたりの話しか聞かないです。(ホワイトSEOでうまくやってる人の話はマジで聞かない)
ブラックハットで攻略するSEO(というかアフィリエイト)
アフィリエイト系は特にPV数が必要となるモデルではないので、とにかく利益効率の良いキーワードを狙うのが主流です。
そこで人気となってきたのが中古ドメインを利用した商標サイトの量産で、詳しくは
とかお読みください。
基本的に脳死で数をこなす(数百単位で)必要があったり、コンテンツも割と脳死で入れ込まなければいけなかったりで精神的にしんどいです(というか僕はしんどかったです)
また成功体験がないと不安になりやすい手法でもあるため(ドメイン代やツール代が馬鹿にならない)しっかり同業の人と交流できていないと心折れやすいかもしれません。
他には中古ドメインを活用した被リンク試作も存在します。解説するのは面倒くさいので下記サイトを見てください。
これら手法において前者は精神的・金銭的リスクが、後者はGoogleから手動ペナルティを受けるリスクが存在します。
ただしそのリスクを加味しても利益効率の良い手法ではあるため、手数を確保できるタイプやとにかく収入源の確保がしたいというタイプの人達に人気です。(余談としてGoogleアルゴリズム変動が盛んになった当たりから、サイトが飛んだ人たちが急場をしのぐため手を出し始めて人気になった側面もあります)
ホワイトハットで攻略するSEO
ホワイトハットでの攻略は昔に比べると格段に難易度が向上しました。
というのも2015年頃のようなコンテンツSEO(サジェストキーワードをh2で拾って書けば検索上位に挙げられた時代)とは違って、運営年数や被リンク数と言った昔から堅実に積み重ねてきたタイプのサイトが強い時代になったためです。
その結果個人のサイトは検索結果から排除され権威性の高い被リンクを受け取れたり、昔からガワだけはありましたっていう法人サイトや公式サイトだけが表示されるようになりました。
そこにブラックハット系の搦手を使わずホワイトハットで上げるのは至難の業です。
とにかく課題となるのが『被リンクの獲得試作』の部分で、そもそもウェブサイトが効果的な被リンクを受け取るためには
- 顧客がブログや公式サイトを持っていて
- ありがたいことに自サイトに向けてリンクを送ってくれる
と、極めてまれな構造を持っているうえに、ホワイトハットのサイトは顧客獲得の初動をSEOに頼っていたため
というループに陥るため、非常に難しいというのが現状です。
そのうえでホワイトハットでの攻略を目指すのであれば
- 情報の更新性が激しいジャンル
- 年数をかけることを前提として様々な媒体で露出を獲得していく
どちらかの戦略を取るのが好ましいかと思います。
情報の更新性が激しいジャンル
例えば僕が過去にやっていたVOD系のジャンルは頻繁に新作映画が登場しますし、VODごとに扱う動画は月単位で変わっていくため、かなり情報の更新性が高いジャンルでした。
情報の更新性が高い = コンテンツが陳腐化しやすい。ということで、そうなると放置されたウェブサイトは検索結果が降下しやすくなります。
そこをうまく狙えば新規のホワイトサイトでも半年程度で攻略できるのではという感じです。
同じことが芸能情報系のトレンドサイトなどにも言えます。
この手法の問題点は
- 地位を築いたとしても砂上の楼閣になりやすい(年単位では続かないことが多い)
- 続けるためには過酷な保守管理の徹底が必要になる
- 最近はこういったジャンルもブラックハットでの攻略が前提になってきている(つまり単純に競合が強い)
というのが挙げられます。
VODは利益効率が比較的良いジャンルであるため、他のもっと弱いジャンルであればいけるかもです。
年数をかけることを前提として様々な媒体で露出を獲得していく
被リンク試作で効果的と言われるものとして
- 権威性の高いリンクを得る
- 流入が発生する被リンクを得る
が挙げられます。
特に後者はnofollow属性のリンクであっても効果があるのではと言われているため(個人的にも感じる)一通りサイトを完成させた後は他媒体で集客をし流すというのが今のSEOでは強いのではと考えています。
別媒体は現状であればYoutubeがまだ比較的効率の良い場所でしょうし、今後もっと別の場所になる可能性も考えられます。
この手法をやるのであればジャンルは情報の流動性が低いものが好ましいと考えています。というのも年数がかかる以上別媒体で活動をしていく段階で保守管理の作業も発生してくるため、非常に手間が増えるためです。
失敗したときのリスクの重さなどとにかく厳しい手法ではありますが、うまく行けば10年選手のウェブサイトを構築することも可能であるため、余裕があればやってみたい手法ではあります。(情報の流動性が低いジャンルは検索順位の変動も比較的低い)
余談:裏技
時々発生する裏技というものがあって、これは数年前だとはてなブックマークを使ったものや、最近(ってほどでもないけど)だとニュースピックもありました。
これは強力なドメインを利用して検索上位に挙げ、そこからアクセスを獲得。アフィリエイトの成約に結びつけるという手法です。(似た手法だとツイッターアフィリエイトもそう)
現在だととある画像ブックマークサービスがこの手法をやる土台として採用されています。このブログでも何度か言及しているので気になる方はやってみてください。
ちなみに注意点として対象とするキーワードはこれでもかというほど弱くないと厳しいので、例えばアフィリエイト商品として新規に登場したものや、ほとんど人気がないもの(検索数の少ないもの)などを対象にやるようにしてください、でないと流石に上がらないので。