INTP型のブログ

苦味があるな?

Youtube SEOの話

www.briggsby.com

 

相当面白いデータだったのでシェア。

 

詳しい話は上の記事読んでください。自分用にまとめたやつあるんだけど、それだすのめんどいので。

 

ただざっくり、できることをまとめるとこんな感じになると思います。

 

英語圏のデータなのでワード数とかは日本語の場合最適な数字は変化しそう。

 

動画タイトル

 

  • 部分一致率は上位20件で90%以上。確実に含めるべき
  • 文字数は20~40がスイートスポットとある(ただデータ見た感じは10-29が良さそうではあった、多分含めるワード数の兼ね合いで20以上になってるんだと思う)
  • キーワードは大事だけど、無理に入れると評価が落ちるので注意

 

動画概要欄

 

  • 部分一致率が上位20件で75%以上なので含めたほうがいい
  • キーワード密度は3~4%がよい
  • 300~350wordsがよい
  • セールスコピー(リンク)が多すぎると不利評価
  • ただCTA(別動画へのリンク)も大事とあるのでバランス

 

⇒推奨されていたのは50~150wordsで説明を書き、残りをCTAに当てること

 

動画のタグ

 

  • 上位20件の部分一致率は32%ほど
  • タグの総文字数は200~300wordsがよい(再生数が多い順で見ると400-500wordsが一番多かったらしい)
  • パフォーマンスは31-40個のタグが最も良かった
  • タグの書き方は2-4の単語でできたワードを使う(例えば骨だけでなく人体の骨や指の骨のように書く)
  • 投稿6週目まではとくに部分一致タグが含まれた動画が上がりやすい

 

チャンネルのタグ

 

  • 部分一致率は19%前後
  • 総文字数が100~150wordsになるようにすると良い
  • 5~15のタグを設定することが推奨されてた

 

チャンネルの概要欄

 

  • 部分一致率は23%程度
  • 文字数は300からパフォーマンスが向上、600文字まで上がり続けている(それ以降のデータがないので多いほど上がる可能性、最低でも300以上は欲しい)
  • 40~50のワードを最低でも使うこと
  • 2~5のメインワードを使うこと(例えば骨のチャンネルなら『骨』や、それに関連する『人体』『生物』などを組むこむ。おそらくだけど需要が高い関連キーワードと主にタイトルに含まれるキーワードのことを指していると思う)

 

チャンネルのURLと名前

 

  • 部分一致率は6%ほど
  • わずかな優位性を獲得できるかも、ぐらいの話らしい

 

⇒つまりチャンネル名に骨を含めなくても、ガンガン骨関連のキーワードで動画が上がるということで、チャンネル名は言ってしまえば適当でいいらしい(SEO考えなくていいならキャッチーなワードやブランディングしたい名前を入れておくといいんだと思う)

 

動画の長さ

 

  • 16分のときに最もいいね率が高くなる(スイートスポットは10-16分)(いいね率もランキング指標として扱われている)(16分以降は緩やかに下る)
  • 2分未満の動画はランクが悪い傾向にある(特に1分未満は明らかに低い)(1分未満の動画はいいね率も低い傾向にあるため、それが遠因としてあるのかもしれない)
  • 4分前後でランキングパフォーマンスは天井になる、最も良いのは4:26
  • 解析者によれば10分の動画は5分の動画より総再生時間が約15%高くなる→総再生時間もランキングに影響するため、長さは16分迄なら正義と言える

 

⇒推奨されていたのは、

 

  • 2分未満は必ず避ける
  • 最低でも4,5分の動画にする(総再生時間への好影響を効率的に得られるので)
  • 10分以上にすると総再生時間をより多く得られる

 

動画の年齢

 

※能動的になにかできることではないけど、機会損失しないための知識。

 

  • 投稿後6週目までの評価が高い
  • その後一気に減少し、1年経過した段階で投稿直後と同じ水準になる
  • 細かく見ると投稿後1-2週目が最も評価が高い
  • また0-3週目は3-6週目より高い評価を得ている

 

⇒要は投稿した動画の再生回数は6週目までで評価すると良いってことらしい。そこでA/Bテストしていこうねっていう。

 

その他の話

 

  • 登録者数が1000超えるまで明らかに冷遇されてる→これはチャンネルのデータが少ない状態なためで、これぐらいの時期こそタグなどのSEO対策は万全にすべきとあった
  • チャンネル全体のビュー数が10000以下の場合明らかに冷遇されてる(これは、前に作ったチャンネルで明らかに体感してたので納得できる)
  • リンク数と埋め込み数が多いほどランキングが高い→リンク評価なのか、単純に見ている人が多いからなのかって話らしい

 

---

 

保持率の目安を探してたら行き着いたんですけど、そのデータだけはなかったんですよね。ただ総再生時間が多いほどランキング評価が高いってデータはあって、そこの項目に『保持率の改善は総再生時間の最大化につながるので重点を置くこと』とはありました。

 

巷では最低60%、できれば70%以上なんて書かれていて、もっというとチャンネル全体の平均再生率を下げる存在は消したほうがいいとまで書いてあったんですけど、多分チャンネルビュー数や総再生時間がランキング指標として強い以上多分嘘ですね。

 

(消したらチャンネルビュー数が減るし、総再生時間も減る。また保持率がランキング指標として見られてないため、総再生時間の最大化としては大事な話なんだけどね、いいね率にも影響しそうだし)

 

(他にも総再生時間の話で、5分の動画より10分の動画のほうが15%総再生時間が長いってことは、仮に5分の動画が4分再生されてたとしたら、10分の動画はその15%の4分36秒。再生回数が多くなるとかあるのかもしれないけど、単純比較したら保持率は80%対46%。保持率が明らかに悪くなるのにランキング評価が良い状態にあるってことは、保持率(平均再生率)は大した影響を持たないって証左でしょ。)

 

f:id:intptan:20210115075830p:plain

 

ちなみに指標として強い順に並べるとこんな感じらしいです。人気者が人気になりまくる指標だぁ…

 

上位にきてるのは

  1. 動画のビュー数
  2. チャンネル登録者数
  3. いいね数
  4. 動画のコメント数
  5. チャンネルのビュー数
  6. リンク・埋め込み数
  7. いいね率

 

で、この次にようやく、動画概要欄の部分一致数が来るんですよね。で、その次にタイトル。ここ結構驚きなんですけど、概要欄のほうがタイトルより重要度高いんですよね。びびった

 

なおビビったのは概要欄、タイトルと来て、その次にようやく総再生時間なんですよ。収益化の指標にもしてるぐらいだから相当上に来てるだろうと思ってたんですけど、意外と低い。同じく収益化目安として使われている登録者数は2位なのにね。

 

ちなみに部分一致について触れておくと、該当ページによれば「how many bones are in the human body」というキーワードの場合、「“many,” “bones,” “human,” and “body.”」を部分一致のキーワードとして扱っているとのことです。

 

そういう意味でいうと概要欄のワード数を増やすことはイコール、様々な検索ワードでの表示確率が増えるということでもあるんでしょうね。それは結構想定している以上に。

 

あと、見にくいのでランキング日本語化したやつちゃんと作っておきますか。

 

  1. 動画のビュー数
  2. チャンネル登録者数
  3. いいね数
  4. 動画のコメント数
  5. チャンネルのビュー数
  6. リンク・埋め込み数
  7. いいね率
  8. 動画概要欄の部分一致キーワードの数
  9. タイトルの部分一致キーワードの数
  10. 総再生時間
  11. 低評価の数
  12. 一日あたりの視聴回数
  13. 公開された日付
  14. 概要欄の完全一致キーワードの数
  15. タイトルの完全一致キーワードの数
  16. 動画の長さ
  17. チャンネルタグの長さ
  18. 動画タグのワード数(多分タグの数のこと)
  19. 概要欄のキーワード密度
  20. 動画概要欄の長さ
  21. 動画タグの長さ
  22. チャンネルの動画数
  23. チャンネル概要欄の長さ
  24. チャンネルタグの部分一致キーワードの数
  25. チャンネル概要欄の部分一致キーワードの数
  26. チャンネル全体のコメント数

 

個人的に、チャンネルのタグを調査するためにNox うんたらかんたらの拡張機能入れてるんですけど、それで見た限りは最適なタグを入れられてる人は殆どいないような印象を受けました。

 

それでいうと、差別化という意味で動画タグの最適化は結構有益なんじゃないかと思ってます。(特に投稿初期は)

 

このランキングで見ると下位に位置づけてはいますが、相関関係とかを加味すると重要度をこれだけで判断することは難しいですし。(例えばランキング上位の動画はビュー数が増えやすいから、このランキングで上位に位置づけていると言えるし、登録者数の多いチャンネルはタグなどの最適化をせずともビューを獲得できるから細かい内部対策をしていないとも言えるので)

 

部分一致を最適化していく上で大事なのは関連キーワードの把握なので、関連動画がどんな層を狙っているのかや、機能紹介したkamui trackerでキーワードを調査したときに出てくる関連キーワードを参考にしても良いと思います。

 

---

 

こっからは愚痴と考察なんですけど、動画時間最適化しんどいーーーーんですよ。

 

ニコニコでの最適戦略を練って作ったから短めなので、4,5分に到達させることすらしんどいというね。

 

しかしニコニコが頭打ちなのも事実なのでどうにか4,5分を目指していく必要があるのだろうか……。

 

だとしたら茶番とかも用意していかないと厳しいかもなぁ…。いやしんど。

 

ひとまず動画時間の最適化は2分未満を避ける方針で行ってみて、まずはタグとかの最適化からやろうかな。多分だけど動画時間といいね率の相関は、短い動画は大抵スマホで撮影した10秒動画みたいな、そういう明確に粗悪なものが目立つからで(最近見た一日一食チャンネルみたいなゴリ押しマーケしてるとこの動画みたいな)、いいね率が低くなるから結果的にランキング指標も悪くなるって話なだけだと思うんだよね。

 

総再生時間はたしかに欲しいけど、そこを目指してチャンネル全体のバランスが崩れるのも良くないし、低評価が伸びていいね率が低いみたいにならなきゃ問題ないはず。

 

ちなみに16分の動画がいいね率が最大化されると書いたけど、具体的には100再生あたり1.6いいね。この数字を超えている限りは高パフォーマンスだと言えるし、短くても問題ないと思う。じゃあ問題ないな!

 

ちなみに高評価率の話でいうと1分未満は60%を下回っていて、2分で80%程度、4分以降は90%程度を推移していく感じ。

 

現状再生回数が少なくて高評価率100%なのでなんとも言えないけど、この辺は様子見だなぁ。

 

動画時間に関しては高評価周りにヤバそうな雰囲気が出てきたら触っていく感じでいいか。まずはタグ最適化じゃ。50本ぐらいあって相当面倒くさいんだけど全部やっていこうかな……。