もう無理なので、自営業を諦めることにします。
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反省
失敗したなと思うのはやはり戦略の部分です。
今回、どんなサイトを作ってきたのかは伏せますが、軸にあったのは検索流入でした。想定では3~6ヶ月で1万PVに届く事を考えていたのですが、結果としてその数字に届くまでに1年以上を要しました。
なぜその様になったのかは3つほど考えられます。
1.コンテンツ量の不足
今回、カタログ型サイトを作成してきましたが、このようなPVベースのサイトはページ数が非常に重要だということを認識しきれていませんでした。
というのも従来の内部SEOの考え方は1コンテンツの量・質を高め、それによって1ページで複数のキーワードを獲得しに行くというものだったのですが、この手法ではページ/セッションの数字が低くなるため、カタログ型サイトの強みを活かしきれません。
どちらかといえば細分化し、それぞれの要素にURLをもたせて1ページ1キーワードの考え方で攻めたほうが合理的でした。
この1ページ1キーワードという考え方自体は別に新しいわけではなく、SEOのセオリーではあるのですが、カタログ型サイトでこの考え方をする場合は1ページあたりの情報量を少なくしてとにかく大量のページを作成するという指針で動くことになるため、コンテンツの量・質は作成後に伸びたページを改善する方向で最初はほぼテキストなしぐらいのレベルでやっていくべきでした。
またSNSでのリンク施策に際して作成したコンテンツなどを含んだとしても700コンテンツ程度で、カタログ型サイトでやるのであれば5,000ページぐらいは用意して戦うべきだったというのが改めて勉強した上での理解です。
2.収益性の弱さ
収益性の弱いジャンルを選んだのにも一応理由はあり、『競合が少なくなる + 競合に企業運営のサイトが存在しない』ということから勝負に出たのですが、僕が想定していた以上にドメインエイジやリンク本数の影響が大きく、1年程度の時間ではどうしても上位表示が難しいクエリでした。
どういうことかといえば、収益性の弱いジャンルというのはそれだけユーザー意欲が低いため、リンク獲得の動きが難しくなります。
新規サイトのリンク獲得が難しいほど、十数年単位で運営しているサイトのほうが期間で獲得したリンク総数が上回ってしまうため、どうしてもスピード感を出すことができなくなります。
それでもコンテンツ評価の軸で戦えばなんだかんだ上手くいくと想定をしていたのですが、結果から言えばそれは甘い考えでした。
せめて収益性の強いジャンルであれば、2万PVもあれば10万/月ぐらいは余裕で目指せるのですが、そういうわけでもないのでせいぜい4000円/月稼げたらいいレベルです。(まあ収益性の強いジャンルだったら2万PV/月も難しかったとは思うけど)
3.リンク施策の弱さ
今回、リンク施策を様々試してみましたが、結論から言えば『誰が作ったか』の壁がありえないほど高いので、ブランディングを上手く出来なければ現在上位表示されているようなコンテンツを上回るリンクビルディングは難しいです。
また、更にいうとリンクはどのようなケースで発生するかと言えば
- コンテンツ作成に必要な情報を引用する時
- 刺激の強い情報にひとこと言いたい時
- とても良い情報(ツール)なのでシェアしたい時
なのですが、2と3はどうしてもSNSで終わってしまうため、リンク獲得という意味では1番を狙う必要があります。
この1番を狙う場合は、むしろ競合(というか同ジャンルに言及する人の数)が必要になってくるため、今回の僕の戦略ではブランディングが上手くいっても被リンクを受け取ることは出来ませんでした。
そう、ブランディング自体はある程度うまくいったんですよ。ブランディングって言ってしまえばSNS上でどれだけimp稼いで権威者としての認識を伸ばすかって話なので、それでいうと悪くない数字は出せたはずで、はてぶもついたしシェアも伸びたんですよ。それでも被リンクにだけはつながらなかったという…。
競合がいない場所を攻めるのであれば、本当に5年がかりとかで考えないといけなかったんだなぁと反省してます。
今後について
これまで作ってきたサイトには画像だけのページを10/日位を目安に追加して、残りの時間をなんかしらに当てつつ就活しようという算段です。
今回React.jsに触ってみて、フロントエンドエンジニアというものに興味を持ったので、できたらReactの使える職場を探したいなぁと思いつつ、仙台にはそんなになさそうだなぁという不安や、そもそも職歴なしなんだけど無理では…? という悩みもあったりするのでした。
なんかしらは何しますかね。バチバチに収益性の強いジャンルで1コンテンツ作り込んで、それをベースにゴリゴリリンクビルディングの手法試してみるなんていうのも面白そうですね。react多少は使えるようになったわけだし、せっかくだからそれ試してみたいよねっていう。
しかし、こうやって諦めると決めると少し心がスッキリしますね。
ここ何年かは正直ずっと上手く行かないことばかりで、楽観視も流石に限界まで来ていたので気持ちが楽になりました。
なんの益もないのにブログ書いてる人間が言っても信用されなさそうですけど、文章書くのとか動画作るのとか、こういうの死ぬほど嫌なんですよね。終始イライラしながらなんとかやってきてたので、それから解放されると思うと気持ちが楽です。
最近で良かった唯一のことがReact.jsを触ってみたことで、人生で初めて12時間/日みたいなレベルで稼働できるということが知れたことですね。データ入力のフェイズは苦痛でしたけど。
業務レベルでやったわけじゃないので、就職できたとしても難しすぎて気が狂う可能性はありますが、今までの経験上間違いなく気が狂うであろう接客・ライティング・動画編集をやるよりはいいんじゃないかなって感じです。
……それにしても金のために1ミクロンも興味ないことを1年以上続けてきたので、それに力を注ぐ必要がなくなると思うと最高だなぁ……。
追記:
やっぱ集客とか意識してサイト作るのめんどくせーからやらん。集客の知識はもう十分だろということで、なんかしらお金の取れるコンテンツが作れるようになりたいっすね。
……と、きたところで(あれ、そんなスキル無くない…?)と気づいて自分の無能さを嘆くのだった。
- テキスト系 → 金になるような知識ない
- アート・エンタメ系 → そんなスキルはない
ワシがゴミカスウンコ太郎です。デジタル系以外に目を向けても特にないしな、残りの時間はスキル磨きに当てようかな。何を磨くとよいのだろうか……。