INTP型のブログ

苦味があるな?

INPUT生活4日目なわけです。

完全に挫けました。」と諦めを言葉にした次の日、改めて思い返して「ああ、僕の5年間は随分と無駄に溢れていたんだなぁ」とか「同級生と自分の人生における差というやつは比べるまでもないほどに大きくなってしまったなぁ」とか、そういう後悔に飲まれて晴天の下、太陽に照らされながら大の男が目をうさぎみたいにしながら鼻をすすっていたわけですが。

 

泣いたら荒れ狂う感情も静まり返って、とはいえ人生は続くのだとこれからすべきことを考えたわけです。

 

そしてその日から『INPUT生活』と銘打って、これまでほとんどやってこなかった自分を磨くことに集中することを決めました。

 

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金を稼ぐというのはおおよそOUTPUTなわけですよ。INPUTをしてお金をもらえるのは職業訓練校に通う生徒か、専門要素の強い職についた新入社員か、夢を追いかけるかわりに養ってもらっているヒモぐらいなもので、お金を稼ぐのであればOUTPUTが大前提なんですよ。

 

例にもれず僕も毎日がOUTPUTだったわけで、それは余裕がなくなれば無くなるほどよりお金を渇望することで顕著になっていき、最終的にはOUT:IN比は99:1ぐらい、出ていくだけの生活になっていました。(奇しくもお金のための行動なのに、そちらも同じく出ていくだけになっていました。)

 

無能が資本主義社会で真っ向勝負を挑んだら、餌に飛びつく鯉が如く、搾取する側の人間たちに集られ骨の髄までしゃぶられるのがオチなわけで、「完全に挫けました。」なんて記事を自殺一歩手前みたいな心境で書く羽目になるんです。

 

そんな自分を変えるべくINPUT生活をはじめました。

 

1日目(4月3日)

 

泣きじゃくったその日から始めましたが、この日は何をするべきかを考えるのがメインでした。

 

じっくりと考えて思ったのは

 

  • 衰えた肉体の強化:今年に入ってからずっと引きこもっていたことで、明らかに体力が落ちたため
  • 英単語:プログラミングで使いそうなものを覚えたいため
  • Progate:プログラマーとして就職先を探す前に、少しでも基礎を抑えておきたいため
  • 財テク関連:稼ぐ力が現状殆ど無い以上、資産形成のためには出ていく金を減らす必要があるため
  • 読書:動画や無料の教材などでもよいが、読書のメリットはセルフコントロール能力向上やストレス解消など、人間性能的な部分にもあるためこれで情報を摂取する

 

という方針で、やっていくことにしました。

 

また、家にいると数日はドーパミンの作用で作業を継続できるでしょうが、数週間経った頃には情熱も消え去り誘惑に負けている姿がありありと想像できるので、とにかく家にいないようにすることも決めました。

 

というわけで初日は

 

  1. タバタプロトコル(バーピー)
  2. 英単語x5
  3. Progate(HTML&CSS)2レッスン
  4. 読書

 

をしました。

 

肉体強化にタバタを採用したのは、健康という面だけを考えるなら心臓に負荷をかけるのが最も手早いためです。

 

久々の読書だったので、かなり目が滑ってたんですがそれでもまずまず読めました。読んだ本は「謎解きはディナーのあとで」の1巻全部と「お金の大学」ってやつを1割ぐらいです。

 

お金の大学は財テクを学ぶため、謎解きはディナーのあとでは売れてるミステリ小説が読みたかったから手に取りました。

 

ミステリ小説を読む理由も一応あるんですが、長くなるので伏せます。一言でいうとストック収入の形成を考えたときにミステリ小説が一番学べる部分が多いと思ったからです。

 

2日目

 

  1. 腹筋
  2. 英単語x5
  3. Progate(HTML&CSS)2レッスン
  4. 動画台本の作成
  5. 読書

 

をしました。読んだ本は「お金の大学」と「謎解きはディナーのあとで」の2巻目です。

 

台本作成はINPUTではありませんが、副業として考えると週に4本は無理なく作れますし、それで大体2万円ぐらいにはなるので、今のうちからいろんな作業と並行して作れるようにしておくのは強いなと思いやるようにしました。

 

3日目

 

  1. タバタプロトコル(ジャンプ)
  2. 英単語x5
  3. Progate(HTML&CSS)1レッスン
  4. MNP予約番号の取得
  5. 台本の音声化
  6. サイトの更新
  7. 読書

 

をやりました。

 

情弱というか極まった面倒くさがりなので格安SIMを契約してなかったんですが、お金の大学を読んだのをきっかけに変えることにしました。

 

変更先はRakuten UN-LIMIT VI ってやつにしたんですけど、1GB以下なら0円ってマジって感じなんですけど、これは僕が情弱案件で色々見落としてたりするやつなんでしょうか…。MNPの手数料も4月1日から無くなったらしいし、携帯料金周りは随分お手頃になったんだなぁ。

 

読んだ本は「よくわかる思考実験」ってやつと、「十角館の殺人」ってやつです。前者はネットをゾンビが如く眺め続けてきた僕からすると常識みたいなやつばっかだったんですが、今後なんかしらのテキスト書くときにそれっぽい雰囲気出したいなぁと思ったらこっから引っ張り出せばいいわけですから、便利といえば便利です。

 

十角館の殺人はミステリ小説の金字塔みたいに呼ばれているものらしく、昔の作品というだけあって現代のファストな作風と違ってなんというか一言で言うならまさに金字塔っぽい作品でした。

 

個人的な感想で言えばかなり面白かったです。

 

4日目

 

  1. タバタプロトコル(バーピー)
  2. 英単語x5
  3. Progate(HTML&CSS)1レッスン
  4. 電気ガスの変更
  5. 動画の編集
  6. サイトの素材集め
  7. 読書

 

をやりました。

 

Progateのレッスンがクソつまらなすぎて、モチベ下がって全体の進捗が下がっちゃったんですが、まあそういう日もあるよねって感じです。

 

電気ガスの変更ですが、電気を楽天電気に変えただけです。ガスはエリア的に選択肢がなかったので。

 

変更してみて、解約手続きとか面倒なんだろうなぁと身構えてたんですが、楽天電気に申請しただけで完了したみたいです。格安SIM変更に続き驚きですわ、世の中の仕組みすげぇ楽になっとら。

 

動画編集は完了まで、サイトの素材集めは更新用の素材を保存した感じです。

 

読書は「アイデア大全」ってやつ全部と「人類最強のヴェネチア」ってやつを1割ぐらい読みました。

 

イデア大全はざっくり目を通した感じで、42個ある手法すべてを頭に入れたわけじゃないですが、ひとまずこれから使えそうなものだけまとめて手元に残しました。やはり漠然とINPUTするだけでは無駄が多いので、これで少しでも多くのものが得られるようになるんじゃないかと思います。

 

「人類最強のヴェネチア」は表紙買いしたんですが、内容読んだ限り過去エピソードがありそうな感じなんですよね。それとも登場人物内でのみ共有されるエピソードを描写して、「読み進めたらこれが何なのかわかるのかな…」と思わせるための、引き的描写なんですかね。

 

語感で名前を覚えさせるテクニックに頭韻と脚韻がありまして、頭韻は語感の良さから頭に入り、脚韻は語感のなんとも言えない気持ち悪さから頭に入ると言われているわけなんですが、その脚韻的手法なのかなとか思ったり。

 

とりあえず全部読むつもりではいるので、特に何も調べず読破だけしようと思います。

 

で、そんな4日目、いつもは21:00まで仙台のカフェで閉店まで居座って、誰もいなくなった店の中で(やべぇ、きまじぃいいいい!!!)と思いながら、それでもなんとか読み続けてるんですが、今日行ったスタバは2時間までにしてくださいと事前に言われたので18:00頃退店することになりまして。

 

カフェはしごしようかなと思ったりもしましたが、コーヒー代もったいないしなぁと思い帰宅して、暇な時間を持て余した僕はこうしてブログに4日目という極めて中途半端な日でありながら進捗報告をしているわけでございます。

 

(読書するべきなんだろうけど、OUTPUT欲に負けた)

 

5日目以降

 

言うて資金は今年いっぱい粘ろうと思えば粘れるぐらいはあるので、夏頃までINPUT生活を満喫してしまうのも一つの手かとは思いますが、月末の予定が済んだら素直に就活を始める予定です。いつマイナスになるかわからない口座で生活していくのも辛いだろうし。

 

ということなので、逆説的に4月いっぱいはやることもないですしこんな感じの生活をやり続けることになると思います。

 

数年ぶりにINPUTに集中してみて思ったのは、なんていうか詩的な表現になるんですが「読んだ文字の数だけ何かを生み出せる」、そんな感覚があります。

 

考えてみれば当たり前なんですよね。

 

よく、真っ暗な部屋に人間を閉じ込めると廃人になると言われますが、廃人とは何かといえば意思疎通がまともにできない ≒ まともに発言ができていない ≒ 情報発信が不明瞭な状態。だと思うんですよ。

 

真っ暗な部屋とはすなわち、外部情報が一切ない部屋のことで、つまり「外部情報を一切受け取らないでいると、情報発信力が失われる」と言えるのだと思います。

 

これを発展して考えれば「文字を読まない人間はまともに文字を書けない」し「絵を見ない人間はまともに絵が描けない」し「話を聞かない人間はまともに話すことができない」のだと思うんです。

 

もっと言うのであれば良質な情報を摂取しなければ、良質な情報を発信できないとも思っています。

 

もちろん、例外を出そうと思えば出せるんでしょうし、統計的事実のある発言じゃないんですが、それでも4日間で6冊ほど読んでみて、「読まなきゃ書けん」そんな感覚を覚えました。

 

適当に書きなぐりましたが、何が言いたかったかといえば「良質な情報の摂取は大事なんだなぁ」と思ったという話でした。(無理やり)