INPUT生活も8日目となり、この期間で読んだ本が11冊となったのですが、そこでいくつかの実用書を読んでみて「この形式だったら現ジャンルで作れるな」と思い、本作成をすることにしました。
就職活動は最終的にやることはやるんですが、副業というか事業所得は年々増やしていきたいという思考が無くなったわけではないので、時間があるうちに一冊は出しておきたいよなという次第です。
その上で考えておきたいのがkindleの無料キャンペーンです。
(そもそも論、電子書籍ではなくnoteとかzennとかでも良い可能性については、おそらく現状はKDPが最大利益となると思うのでそっちにする)
無料キャンペーンは言葉の通り有料本を無料提供するキャンペーン機能ですが、KDPに関するマーケティング情報を漁っていた時、
- 無料キャンペーンを使うことでレビュー数を確保して売上を向上させる
というテクニックがありました。当初は「なるほど」と思ったのですが、無料ランキングを見る限りそんなこともなさそうなんですよね。
1.評価が低いように思う
これは人間心理も関わってくると思いますが、人は金を払って得たものを払った金額相当良いものと誤認する性質があります。無料となればそのバイアスはなくなりますから評価は有料物より低くなりやすいです。
また経験則として、無料提供をした場合、無料大好き + イチャモン大好きな暇人がボロカスに批判してくることがあったりするので、そういう意味でも無料キャンペーンによるレビュー確保は避けたほうが良いように思います。
実際、kindleの無料ランキングを見ると、評価は低め。
高い評価を得ている作品も、SNSなど別経路を確保している人だったりします。
https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/digital-text/ref=zg_bs?ie=UTF8&tf=1
2.ファンに無料提供するのはかなり無駄が多い
現状の販路は動画媒体のファンがベースになるのですが、その場合
- 有料提供後無料キャンペーンを実施する
- 初動無料キャンペーンでその後有料販売する
の2択になるのですが、1つ目はファンがアンチ化しそうなムーブですし、2つ目は一番金を落としてくれそうなファンに無料提供してしまっているので売上がおちます。
kindleのランキングは売上ベースですし、なおさら無料キャンペーンの価値が低いように思います。
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そんな感じで無料キャンペーンはやる意味ないよなぁって話でした。
あと考えるべきはKDPセレクトで出版するかどうかですけど、これは多分KDPセレクト一択なんですかね。
kindleunlimitedの無駄が発生するけど、リンクをアフィリエイトリンクにしておけば、そっからkindleunlimitedに加入した人の報酬は入るし、確か1ページ0.5円ぐらいにはなるから100ページで考えてるから完読50円。完読率50%だとしても25円にはなる……。
いや仮に価格を793円に設定したとして、売り上げた場合の利益は0.7掛けの555円。kdpセレクトに加入しなければ0.35だから277円。
こちらの記事によると
では、Amazon上の紙書籍の販売にはどのような影響があったのでしょうか?
残念ながら紙書籍も、1点を除いて、Kindle Unlimited対象にした後、売上減少してしまいました。電子書籍の売上減と同様に、無料でも読める本として見られてしまい、購入意欲低下につながってしまったようです。Amazon内での電子と紙のトータル売上の推移を見ると、7点中4点が月平均売上ダウン、3点がアップなのですが、ダウンした4点の売上が大きいため(アップした3点の売上平均と比較すると約20倍)、7点全体で見ると、41%減という大きな売上減になっています。
というわけで、少ないサンプル数ではありますが、弊社刊行書籍に関してKindle Unlimitedの検証をした結果は、このような痛い結果となりました。
のように、KindleUnlimited対象にすることで結果として売上が落ちたことが書かれてますね…。
アフィリエイト収入は確かkindleUnlimitedの場合500円。ただkindleで出すメリットがamazon内ユーザーの購入であることを考えると、アフィリエイトは初動以外あんまり関係ないんだよなぁ。
ということはKDPセレクトで出すほうが高利益に繋がりそうに見えて、実際はそんなことないのかもしれん…。
KDPセレクトでの出版は何回かやったことあるし、それでいうと非対応での出版は試してみても良いのかもなぁ。
しかしこういう時つくづく悩みに立脚してないコンテンツの売り込み方ムズすぎて泣きそうになるな……。売りたいなら売れるジャンルでやったほうが絶対いいと思うのでした……