どうしてこうなったかというと、
- welqあたりが長文SEO(分量増やしまくるゴリ押しSEO)で検索結果を寡占する
- ユーザーからの批判が増える
- 評価軸をコンテンツベースからドメインベース(サイトに付いたリンクベースとかになる)
- 自演リンクやら301リダイレクトゴリ押しで短期的に上げられるのでスパムサイトが伸びるようになる
みたいな流れなので、言ってしまうと
- コンテンツ軸にする→キュレーションサイトが伸びる
- ドメイン軸にする→スパムサイトもやりようによっては上がる
みたいになった感じ。
まあ具体的に偽サイトがどんな手法使ってるのかは定かではないけど、俺の知ってるやつだと
- スクレイピングで大量にネット上の記事を取得
- コンテンツを量産
- 全てのコンテンツをスパムサイトにリダイレクトする
みたいな感じでアクセス流したりもしてた。
302だがなんだか忘れたけど、リダイレクトのやり方によっては評価値が移行しないので、リダイレクトしてるページが検索に残り続けるのを利用したスパムサイトによる検索寡占の手法っすね。
件のサイトが具体的にどんな手法使ってるのかは見たこともないし、分析もしてないから知らないけど、スパムサイトが増えたのは明らかコンテンツ軸からドメイン軸に変わった時期からなので、それをハックする手法ではあると思う。
コンテンツ軸にすると「いかかでしたか?」記事が上がって文句言われるし、ドメイン軸にするとそもそも検索意図を抑えてないコンテンツが上がったり、今回みたいなスパムサイトが上がったり。
Googleも両取りできなくて大変だなぁと思うのでした。