INTP型のブログ

苦味があるな?

休日にやろうと思ってたことが結局できない理由

いろんな原因が考えられるのだけど、その一つに暇すぎるからというのが考えられる。

 

認知科学とかで有名な人にダニエル・カーネマンって人がいるんだけど、その人曰く

 

人は渇望するとそのことだけに意識が集中する

人は充足するとそのことをぞんざいに扱うようになる 

 

って言ってて、例えば実際の研究では飢餓状態に陥らせた被験者は食べ物に異常な執着をもったと報告をしていたりするし。

 

充足に関してはお金持ちが雑費で数十万吐き出してたり、動画再生数が万単位になると数百再生は誤差に感じるようになったりする、ああいう感覚からなんとなくわかるんじゃないかなと思う。

 

前に昼眠れないけどよる眠れない理由って記事で全く同じこと書いたんだけど、これが休日にやろうと思ってたことができない理由の一つだと言えて。

 

要は時間が充足してしまうと時間をぞんざいに扱っちゃうから、あっという間に休日が溶けちゃうという話。

 

だから意外と副業から専業に変わったりすると、副業時代とほとんど差のない労働時間になってしまったりするという。

 

休日を溶かしたくないのであれば、生産性アップのノウハウとして効果が高いとされるTimeBoxingとかTodoリストの作成を徹底するしかない。

 

また、if-thenプランニングの形を取ることが非常に大切で、一日の中で必ずやる行動に付随して何かを合わせてやるようにすると習慣化が促されて、何かとはかどったりする。

 

習慣化を促すには週4回以上の活動が重要だと言われていたりするので、なおのこと良い。

 

それから、やることリストには大量のタスクを書かないことも重要。

 

ジャムの法則と呼ばれる心理学があるけど、あれは要は人間は数の多すぎるものを見ると疲れてどうでも良くなるって話なので、一日にやるタスクは10個や20個決めちゃうとパンクしてしまう。

 

一般的には7±2が理想的な選択肢の数と呼ばれているのだけど、個人的には3~5に収めるのが良いような気がする。

 

この辺はその人それぞれのセルフコントロール能力が影響してきそうな気がするので、理性が強い人はもっと多くのタスクを設定しても良いかもしれない。

 

休日をソシャゲして溶かしてしまうようなタイプは間違いなく少なくするのがおすすめ。

 

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「今日の予定は10,11,12……13個もあるのか。食事や睡眠、日常生活の時間も加味すると一つ一時間、人間ができることじゃないな……。僕じゃなければ、ね」

 

自己高揚的ユーモアをしてみたかっただけ。

 

どうしてもビッグマウス風になってしまう、なんかしら別のやり方があるのだろうか。うーむ。