INTP型のブログ

苦味があるな?

『黎明期はP型、市民権を得るとJ型』理論

※多分な偏見で構成されています

 

 

このツイートを見て思いついた

 

P型の世界観っていうのはなんていうかクソガキっぽいところがあって、騙すやつも悪いけど騙される奴も悪い。みたいなところがある。

 

「ねえねえここ見てみて」

「はい、バカが見る~豚のケツ~www」

 

みたいな煽りが流行ったり、

 

「ねえちゃんと風呂入ってる」

「え、姉ちゃんと風呂入ってるのwwwキモwww」

 

みたいなのが流行ったり。

 

J型の世界観だったら「何いってんだこいつ……」と、冷ややかな目で見られて終わりそうなところだけど、P型の世界観だと正面から向き合ってしまって、バカにしたやつも正面から食って掛かったやつも両成敗みたいな雰囲気になる。

 

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インターネットの黎明期は間違いなくP型の遊び場だったと思っていて、それはJ型の考え方が「すでに評価されてるものを評価する」というのが軸にあるからだと思う。

 

P型は逆に面白ければオールOKという風潮がある。

 

だからJ型のが勉学をしっかりこなす傾向にあるし、P型はたとえ頭の回転が速いタイプであっても宿題すらやってこないタイプが多い。

 

※こうやって書くとJ型が流行りものに弱いタイプと見えてしまうけど、あらゆる人間は極端な性質を発揮するわけではないので、誰に人気がなくとも好きなものを好きと表現するJ型もそれは間違いなくいる。

 

話戻して、J型の考え方の軸が「すでに評価されてるものを評価する」にあるから、黎明期にJ型の姿はそこまで多くなかったと思う。

 

その結果冒頭のツイートのように、初期2chのような場所は、騙されるようなやつが来るのが悪いという雰囲気があったのではないかと思う(P型の世界観)

 

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じゃあ現代はどうなのかと言えば、スマートフォンの登場から急激に市民権を得たインターネット社会に、J型が台頭し、J型の多い世界観になったような気がする。

 

J型はまともなので、人を騙すようなやつは悪質だと思うのではないかと思う。知ってるJ型エイプリルフールめっちゃ嫌いだし。

 

特にJ型は予定を立てて行動するタイプであるため、騙しの被害を受けやすい。嘘の情報を元に予定を立ててしまっていたら、腹が立つのも当然だと思う。

 

逆にP型は、騙される側が悪い理論でネタとして受け流すか、顔真っ赤にして真正面から食って掛かるかの2パターンに分かれる気がする。

 

昔であれば顔真っ赤にしてレスバしたなら更に煽られて死ぬほど悔しい思いをするだけだけど、現代であればJ型の中に紛れ込んで戦えるので楽そう。

 

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まとめると

  • 「価値があるのか無いのか分からんものに時間を使うのがP型なため、何かしらの黎明期はP型が多い」
  • 「市民権を得始めると、価値あるものに労力を注ぐタイプのJ型が増加する」

って話。

 

この『黎明期はP型、市民権を得るとJ型』理論があるため、冒頭ツイートみたいに、ネタであっても嘘が断罪される世界観が形成される。

 

ってイメージ。

 

J型が多い世界はある種治安が良いと言えるのだけど、逆に言えば息苦しさもあると言えばある(意味もなく嘘ついたりするP型は特に)

 

インターネットは間違いなく価値のある世界になったし、そんな価値ある世界をJ型が見逃すわけがないので、黎明期と比較したなら明らかにJ型のが増えたと思う。

 

大抵、P型が思いつきでやることより、J型が組織的に作り出すもののほうがハイクオリティなのも大きい。

 

昔に比べて炎上しやすくなったと言われるけど、それも断罪者の性質を持つJ型が増えたからじゃないかなと思う。

 

というか別に昔から炎上自体はあったけど、P型の炎上とJ型の炎上は性質が異なる。J型系炎上はネットニュースになるけど、P型系炎上は私刑タイプが多い。数自体は前者>後者になるかなとは思う。団結しやすいJ型と、団結しにくいP型を考えればそうなるはず。

 

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この話は「ああ、昔のP型ばっかのネットで遊びてー」って話ではない。P型世界はガキっぽいので、金の話が出てきた瞬間に嫌悪感を示す人が多い。嫌儲が顕著な例な気がする。

 

そもそも嫌儲感覚は人類が本能的に持ち合わせているものだと考えられていて、だからこそ本能ベースのP型はこの思想が強いのだと思う。J型はリアリストな面があるため、金の話に拒否感が少ない。好きな人が何なら多い気さえする

 

だから、ネットで食っていける世界観が形成されたのも、J型が増えたおかげだと思うので、「良し悪しだよね」って話でしか無い。