INTP型のブログ

苦味があるな?

仮想通貨がなんで儲かるのかといえばエアドロップというのがあるから

仮想通貨仮想通貨言ってたら周りから「でも原資が必要だし、トレードってどうせ負けるように出来てるくね?っていうかトレードやるなら株とかでよくね?」みたいに言われて、たしかに仮想通貨とだけ言ってたらそういうイメージだなと思った。

 

そもそもなんで仮想通貨がアツいのかといえば、いくつかの要素があるんだけど最も大きいのはエアドロップだと思う。

 

エアドロップ

 

エアドロップというのは給付金とも呼ばれ、ざっくり言えばDAppsと呼ばれるプロジェクト(分散型のアプリケーションということでDApps)の広告宣伝の手法として使われるもの。(お金配るよーといったら前澤社長が証明してる通りめっちゃ人が集まる)

 

自分が知る限りでも相当やばかった代物は2022年のはじめにあった通称ツイッター給付金とも呼ばれるもので、正確性は保証しないけど自分のざっくりとした認識は

 

  1. GroupDAOというプロジェクトがある
  2. そこのプロジェクトに関連するトークンをユーザーが勝手に発行←DAOだからできるっぽい?詳細不明
  3. ツイッターと連携してフォロワー数ツイート数制作年月でトークンを配布(エアドロップ)
  4. UniSwapと呼ばれるサービスでイーサリアムなどに変換→国内取引所に送金して円転可能(普通に運用してもok)

 

みたいな出来事があった。

 

金額も高く、広まってすぐ換金したインフルエンサーはおよそ50万円ほどを手に入れた。かく言う自分もフォロワー1万人ぐらいのアカウントを持っていたので、15万ほど獲得(参入タイミングが2時間ほど遅れたので、もしそれがなければ自分も50万ほど手に入れられた)

 

ただ完全ノーリスクというわけではなく、例えばGoxと呼ばれる送金アドレスを間違えたことによる資金消失。ガス代と呼ばれるトランザクションごとにかかる手数料が高額(ざっくり100~200$かかる)というリスクはあった。

 

しかしそれを踏まえても超高額な資金がツイッター連携をするだけで入手できたということで、年始から仮想通貨界隈はにぎやかだったりした。

 

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エアドロップにおいてツイッター給付金のような出来事は少なく、基本的には

  • 特定のトークンをステーキングする
  • 新規DAppsを早期利用する
  • イベントに応募して当選する

などが多い。

 

ステーキングというのは一定期間資金を預け入れるようなイメージで、その期間にその資金を運用させてあげる代わりに一定の割合で利息が発生するというもの。(他、時価総額を上げる狙いもあるっぽい)

 

一時的に預け入れているだけなので引き出すことが可能。(プロジェクトに応じてロック期間があったり、早期引き出しには大きめな手数料がかかるケースが多い)

 

例えば

launchpad.avalaunch.app

 

最近あった、Avalanche Network上のプロジェクトでは、1AVAX(大体100$ぐらい)とXAVAをステーキングすることで、その額に応じてISAというトークンがもらえた。

 

30$預け入れて10$相当のISAが得られたので、これもまた非常に低いリスクで資金を獲得できるイベントだったと言える。

 

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そんな感じで仮想通貨において最もパワーがあると思うのはエアドロップという独自文化であって、トレードとかがメインかというとそうでもなかったりする。

 

とはいえ、ステーキングをするようなエアドロップの場合、そのためのトークンの価格が暴落したり、新規DAppsを利用するための手数料等が発生するなど、完全なゼロリスクではない点は注意したほうがいいかもしれない。

 

他にも仮想通貨にはFarmingと呼ばれる、特定の通貨間に対して流動性を供給することで交換手数料などを取得できる行為や、P2Eと呼ばれるゲームをプレイすることでお金を稼ぐプロジェクトなどがあったりする。

 

(ちなみに最近P2EではSSFと呼ばれるものがあったんだけど、それは原資を一日で回収できるとかいう馬鹿プロジェクトで、大量のBOTとユーザーが参入してそのプロジェクトが動いているネットワークが大混雑。トランザクションに対してかかる手数料が高騰していっとき通常時の100倍になってたりした。ただあまりにも有名になったことでハッキングにあい、結果的にサービスを一度クローズして別名義で新規に展開することになったりした。そんな感じでP2E関連は大体薄命だったりする)

 

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まあそういうのがあるから仮想通貨に乗っかり続けてたりするわけです。

 

他にも面白いのはアクシーと呼ばれるゲームが最も有名なスカラー制度と呼ばれるもので、これはP2Eのために必要なゲーム内キャラクター(NFT)をシステム的に貸し出して安全に配当を分配することができるシステムのこと。

 

このスカラー制度のおかげで一人でP2Eしても雀の涙しか稼げなかったものが、月に数百万単位で稼げるようになったりしてました。(もちろん初期投資としてより大きな金額が必要になるけど)

 

現在他にもスカラー制度を伴ったプロジェクトが登場するなど、投機対象として面白いプロジェクトがチラホラあったりします。

 

プログラマーの方向けには直コンとか呼ばれる、直接スマートコントラクトを操作することで、値上がりが間違いないような大型プロジェクトのNFTに対してBOTによって大量に注文を入れる。みたいなことができたりもします。

 

シリコンバレーの方ではこのブームで一山当てようと、退職し始めるプログラマーもちらほらいるそうで(本当か知らんけど)、技術を持ってる人にとってはとてもおもしろい市場なのではないかと思ったりします。

 

そんな感じで、変にトレードしたり、危険なプロジェクトに資金の大半を突っ込むみたいな博打的な行為をしなければ大体プラスになるんじゃないかなーと思います。だからお金ほしそうな人には雑に仮想通貨やればと言ったりしてました。ただあんまりやるとやばいやつに思われるということが分かったのでブログでたまに書くぐらいにしときます…

 

PS.最近友人に金貸してと人生で初めて言われました。大人になると額がデカイのもあってビビりますね、あれ