INTP型のブログ

苦味があるな?

MCP触りまくってたら未来見えてきた

MCP(model context protocol)は、平たく言うとLLMとうまいこと何らかの特定の処理を接続するための規約みたいなやつ

通信プロトコルとかも、例えばヘッダーっていう領域にAuthorization: Bearerなんたらかんたらみたいなの書く認証用のやつとか、GETリクエストがどうとかPOSTリクエストがどうとか、決まり事がめっちゃあります。

 

それのLLMと何らかの機能の繋がりを表現する方法をガッツリ決めたのがMCPって感じ

 

https://modelcontextprotocol.io/introduction

 

OpenAIがfunction callingみたいなのを作ったりしましたが、あれよりもっと厳格だし実装やってみた感じ利便性が高いなという印象がありました。

 

このMCPを使うと、例えばMCPサーバ(要はLLM単体ではできないことをやるための処理を設けた機構みたいなやつ)を立ち上げて、そことやり取りすることでgoogleカレンダーを更新するみたいなことができます。

 

そうなるとAIエージェントに「今日は筋トレしたいし、話題の飲食店にいきたいし、夜は会食があるんだよね。そのための予定をgoogleカレンダーに入れてくれない?」みたいに言えばいい感じに予定を組んでくれる

 

これは妄想話ではなく現時点で可能な話で、まだ試してないけどおそらくこの辺をMCPサーバとして用意すればいけます

 

GitHub - MarkusPfundstein/mcp-gsuite: MCP Server to interact with Google Gsuite prodcuts

 

(個人的にgoogle認証通すようなやつを適当に動かすのは怖いので触ってはないです)

 

playwrightのmcpmicrosoftが出したりしていて、WebアプリケーションをTDDで開発するのはかなり現実味をおびてきているのかなという気もします

 

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さらに言えば、役割をそれぞれ分けたエージェントをk8sで管理して、githubベースで進捗管理しつつ開発を進めていくというのもだいぶ現実味を帯びてきているなぁという気がします(管理職AI、コーダーAI、レビュアーAI、テスターAIみたいなのをGithubの機能ベースで統合して動かしていくみたいな)

 

コードの可読性担保、人間が読みやすい形を維持したいみたいなのがあったり、結局は成果物の責任は人間が取る以上手放しで進みきってほしくはないという部分ありますが、ある意味この辺もPMと同じく部下を信じて(都度状況は確認しつつ)責任を取る立場を人間がやらざるを得ないような気もします。

 

AIエージェントが強力になればなるほど現場でプログラマーやれるのは希少種になるというか、人類皆マネージャーみたいな状態がトレンドになるのではみたいな気持ちあります