INTP型のブログ

苦味があるな?

みず

スーパーへ向かう。
人間の身体は約60%水分で構築されている。だから私はまず水を買うことにする
飲料のコーナーには様々な色合いの水が売られているが、これは無色透明な水を選ぶべきだ
なぜなら水は本来無色透明であり、色がついているということは混ぜ物が含まれているからだ
混ぜ物があるということは水分の比率が少なくなる。肉体の水分を補充したいがため水を買うというのに、効率の悪いものを選ぶべきではない
どこの誰が好き好んで泥水を買うだろうか?真に買うべきは無色透明な水で間違いない
小癪なスーパーは、あえて高い価格を付けることでイコール高価値なものと印象作りに励んでいるようだが、情報強者にとってそれを見抜くのは造作ない
500mlの水は約60円だ
私はこれを毎日4本買い、飲み終わった空をスーパーのデカくて黒い箱に入れる
一つずつ入れるのは手間だが、そのたび中からミシミシと音をだして私を楽しませてくれる。そう、今流行りのASMRというやつだ
しかし私は情報強者。現状の最適解に甘えず、常に試行錯誤と情報収集を怠らない
驚かないでほしい
スーパーには2000mlの水が80円ほどで売られているのだ
500mlの水を4つということは、2000ml買うということ。当然払うお金も4倍だ
単純計算、2000mlの水は500mlの水を4本買うより150円ほど得ということになる
このような値付けからは一種の"狂い"を感じさせられるが、そもそも飲料コーナーは魔境。混ぜ物ありの水のほうが高いのだから、こういうこともあるだろう
情報強者はこうして優位性(エッジ)を手に入れるのだ。冷静な判断、現状に甘えぬ努力。これが私が150円/日お得に生きられる理由だ



私はひとつ重大な見落としをしていたようだ
2000mlの飲み空は大きすぎて、黒くて大きなASMR装置が使えない
これもひとつの見落としだが、重大な見落としではなかった
なぜならほかの客が捨てるところを横から眺めておけば、ASMRを楽しめるからだ。音は無料だ
そうして眺めていると、奴らなにやらカードをかざして去っていく
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
そして私は知ってしまった。この装置が飲み空を捨てるとポイントという名のお金生成装置ということを





飽きた