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苦味があるな?

頭の回転が速いを考える

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知性を流動性知能と結晶性知能で二分して考えたときに、冒頭の記事は後者の知能によるレスポンスの速さを回答した言葉なんですよね

 

例えばですけど、小学生に上がりたて、事前学習ゼロ同士でも差が生まれるはず。

 

その事前学習ゼロ同士での差が流動性知能であって、一般的な頭の回転の速さはこっちを指すのではないかと思った話でした

 

ちな、基本的に出力みたいな部分で考えると結晶性知能 > 流動性知能であるとは考えていて、要は知識ゼロで頭の回転が速いみたいなヤツを用意しても、事前に答えを知ってるやつには勝てないという話です。

 

実際、年齢層が上になるほど幸福度とは結晶性知能の習熟度が相関すると言われていて、人生を豊かにするのは勉強だよねという話になる気がします。

 

よく巨人の肩の上みたいな話がありますが、流動性知能が外れ値で大きく人類を上回ったとしても、歴史の中で積み上がってきた形態的知識には勝てないという話なのかなと思います。

 

流動性知能の高い人間が輝くシーンは全員が結晶性知能の優位性を持たない瞬間だとも言えて、平時では考えられないトラブルとかの瞬間なんですよね。

 

事前に想定していないトラブルが発生したときになんかうまく切り抜けてしまうみたいなタイプこそ頭の回転が速いタイプだと思っていて、それは流動性知能が高いタイプなんだろうなと個人的には思ったりしました。