フィクションの世界に登場するような魅力的な人間たちに囲まれてみたいという気持ちがあるわけですね。そんなところないのに
それでも諦めがつかないので大きなことを成し遂げたらきっと違う世界があるはずと色々もがくわけですが、能力を得るというのは難しく今手元にある仕事を処理するので精一杯。
そんな日々を送っているとふと、目標に進めていないのではないか。理想的な人生から乖離しているのではないか。もっと頑張れ、もっと努力しろと心の内から焦らせられるわけです。
しかして、そんなことを言われても自分のキャパが急激に伸びるわけではありませんから、できないものはできない。新しい能力を得るトレーニングに邁進できないわけです。
そもそも大きなことを成し遂げたいという漠然とした目標を達成できる能力って何よという自問自答から始まっちゃいますからね、意味がなさすぎる。
------
学生の頃モラトリアムの権化として小説を書いて遊んでたんですよ、ワイスレっていう文章評価スレがあってそこによく投稿していました。
ただスポーツ推薦で大学進学していたので部活動に忙しく、10万文字程度の小説を書き上げて賞に応募するみたいなことはしていませんでした、言い訳なんですけどね。
なんで言い訳と自覚できてるかというと恐ろしいことに同じ部活に所属していた先輩は合宿中だろうとパソコンいじっていて、変な人扱いされてたんですけど、実は小説書いてたんですよね。
合宿なんて心底疲れる行為してるのに小説書いて、しかも特定が怖いので濁しますけどあるレーベルの最も位の高い賞とっちゃったんですよね、今クソビビるほど売れっ子で、そういう人を間近に見ているからこそなおさら自分の無力感みたいなものと合わさって、焦りが心の底から染み出してくるんです。
たしか年齢にして23歳だったはず浪人してたし、僕はもうその年齢を超えていて、ああ無能だったんだなと突きつけられている。
話が構造化できていませんが、色んな思いが絡み合って焦燥感が凄いんです。
多分いま一番この焦りの感情をすばやく消化できるものがあるとするなら小説を書くことなんでしょうが、仕事で文章書いた後にまた書くの億劫というかキャパオーバーというか。これまた言い訳なんですよね、優秀な先輩なら弱音を吐かず誰にも頼らず成し遂げるでしょうから。
こうやって愚痴をこぼせば多少は心理的負担が緩和されるので、書いた次第。
1ミリでも前へ進んでいきましょう。