恐ろしい目にあった……(-3万円)
もう昔話で、まさか起きるはずがないと言われていたSFDが発生している今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。僕はちょい利益からの爆損で枕を涙で濡らしていました……
SFDとは
bitflyer FXの仕様で、現物との乖離が進みまくると発動するやつです。
ここで僕は雑に
「へーじゃあ、乖離率5%以上で売りエントリして、5%下回ったら買えばいいじゃん」
と思ったわけで、実際問題それで少なからずの利益を得られました。
ただ、煮詰まってくると5%乖離ライン、+-1円に板が集中し、ボットじゃないと対応できないレベルになりました。
厳密なラインは調査した限り以下です。
lightning現物 * 1.05
端数切り上げ = 5%ライン(SFD発生あり)
端数切り下げ = 4.9%ライン(SFD発生なし)
この1円サンドイッチをしている様子を眺め、じゃあ僕も参加しようかなと最近忙しい本業のさなか30分くらいで簡単に組んだんですが、流石に無理で負けました。(1敗)
現物変動に合わせて指値位置を高速で変更しなければ、SFD発生しないラインで売りが約定し、逆にSFD発生するラインで買いが約定してしまうため、付け焼き刃であそこに手を出すのは無理でした。
速度面の問題もあるしAPIの制限が1分100回までとかいうクソ雑魚頻度ということもあり、丁寧にロジックを組んだ上でインフラ構築をしないとあそこで戦うのは無理そうだと感じました。
で、ここでもう一つ考えたのが「FXでショート入れて、現物同数買っておけば、最終的に乖離ゼロになると仮定したらその時点の乖離率分の利益取れるじゃん」でした。
ウキウキで5%近辺でそれをやったのが昨日。
そして今日。
えぇ……
SFD体験がなかったので歴史に学んだ上でとっととポジション作ったのですが、どうも今回は板が薄いせいで、乖離を促進させている勢力が止まらずガンガン乖離が進み続けてるようでした。
ただまあそれでも0%になること前提なら我慢しても良いところではあるのですが、もう一つの問題としてスワップポイントというのがあります。
ざっくりいうとlightning FXにおいて、建玉保有し続けると手数料が発生するというもので、詳細は以下です。
単純に考えるなら、乖離5%がゼロになるとして考えたとき、5 / 0.04 = 125日。ぐらい耐えられるのですが、前日終値なので価格が上がり続ける限り得られる利益はヘッジ時点の差分と考えられるはずなので、その期限はより早くなることが予想できます(乖離が収束しない => 乖離が進む = FXの価格が上昇する、なので)
それでもちょっと我慢してたんですが、アホだったので証拠金維持率100%下回りそうになりまして、早々にポジション解消して結果3万円ぐらい負けたというわけでした。ワロタ……
儲かりそうなイベントだと飛びつくのはほんと良くないなと反省しました。そして僕が裁量クソ雑魚なことも思い出しました、南無、、
今後予想
ポジション解消したし、客観的に物を考えられるかなという。
要は今の状態は乖離を進めている存在がいるから起きていることなので、乖離収まる派と乖離進めたい派で対立しているような構造にあると思います。(SFDサンドイッチ勢力は乖離を長引かせる存在だと思うので、乖離収まる派と敵対関係にあるはず)
乖離が収まる派閥は、単純にSFD利益を徴収できれば良いわけなので、5%,10%,15%,20%で段階的にショートポジションをとればいいわけです。そうすれば最終的に乖離が解消されたときにSFD分の利益を取れますし、ヘッジしてたら乖離してた分だけそれが利益になります。
ただしスワップポイントがあるので、非常に長い期間建玉を維持させられ続けると爆散します。また想定より乖離が進んだ結果、資金不足で強制ロスカットでポジションを解消するリスクがあります。
乖離を進めたい派閥は、その乖離が収まる派閥との我慢比べで、乖離が進むほどロングポジションが利益を生むため乖離が進む構造を作りたいです。ロングポジションを立てることもそうですし、甘い見積もりでショートポジションを取った人間を資金不足でポジション解消させるかたちで買いを入れさせたりします。
正直乖離を進めたい派閥の勝ち筋あんまり理解できてないんであれですが、どっか目標点があってそこまでいったら一気にポジション解消して利確するとかなんですかね?
なんにせよポイントはショート入れてる人間がスワップポイントや乖離促進で焼け死ぬかその前に乖離が収束するかが重要な気がしました。
つまり、乖離が収束する要素が存在するのかどうかが大事なわけですが、現物が上がる材料もFXが下がる材料も今のところ自分には見えないですし、売り板が割りと感覚広いし薄い印象を受けるのでもうちょっと乖離続いたりするんじゃないかなーとか思ったりしました。
おわり