毎度おなじみパレオさんところでこんな記事が上がっておりました。
今週半ばの小ネタ:好きな悪役、恋愛関係とハグ、わがままな性格が治らない理由 | パレオな男
この中のうち面白いのが『わがままな人のわがままが治らない理由とは?』の部分です。
チューリッヒ大学などのチームによるもので、3,190人を対象に5つの実験を行い、「つねに『わがままな人』は他の人とどう違うのか?」を確かめてくれております。
どんな実験だったかというと、
- 参加者にお金をわして「この中からボランティアに寄付する額を決めてください。残ったお金は自分のものにしてOKです」と伝える
- その後、みんなに「いくら寄付したかを思い出してください。正確な金額を思い出せたら追加でお金をあげますよ」と指示する
これによると事前の性格テストで「利己的だ!」と判断された人ほど、実際の金額よりも「俺は沢山のお金を寄付した」と答えたそうです。
要はわがまま気まま、自分のやりたいようにやるを心情にしているようなタイプほど、自己のセルフイメージを過剰に道徳的だと感じるという話で、つまりはDV夫にどんだけ尽くしたところで相手からすると「言うて俺も同じぐらい尽くしてるしトントン、もしくは俺のほうが頑張ってるくらいだな」と思われてる可能性が高いということ。
となれば「いつかは私の努力に報いて、自分の態度やらやり方を改めてくれるはず…!」と思っていても、相手からすればどこ吹く風。主観的に見れば同じ状態なのだからまったくもって何かを改めるきっかけにはならんわけです。
常々思っていた、ダークトライアドと呼ばれる3つの性格であるナルシスト・サイコパス・マキャベリスト。一緒くたにされてますが、マキャベリストだけ極悪がすぎるだろと感じていた偏見が強化された次第であります。