INTP型のブログ

苦味があるな?

魅力的なキャラクターの描き方

というのを考えてみた時、一番再現性が高いのは「現実の人間たちが魅力的に評価される要素をキャラクターに落とし込む」ことではないかと思うのです。

 

というわけで色々調べてみました。

 

かっこいい人の性格特徴

 

かっこいいと評価されるキャラクターは当然魅力的だと言えるわけですが、そんな人たちの性格を分析したデータが有りました。

 

まわりから「かっこいい!」と思われる人は何が違うのか?の科学 | パレオな男

 

かっこいい性格特徴はおおまかに2つ、

 

名声クール:気遣い、大きな目標、温かさ、優しい、カリスマ性、魅力的、自信、流行り

反抗クール:言うことを聞かない、皮肉、攻撃的、冷めた、大胆な、風変わり、わがまま

 

で、それぞれをビッグファイブの分析に落とし込むと

 

名声クールを持つ人
・外向性がやたらと高い
・好奇心も非常に高い
・誠実性、協調性、メンタルの安定性がいずれも高い
・自尊心がとても高い

 

反抗クールを持つ人
・名声クールほどではないが、やはり外向性は高い
・好奇心と感情の安定も非常に高い
・誠実性と協調性は高くないが、低くもない
・自尊心も高いが、名声クールほどではない

 

のようになったとか。

 

具体的に表現するなら名声クールは「色んな人と率先して関わり、未経験なことに対しての興味も強い。責任感も強く、みんなと協力する姿勢も強い。またメンタルが安定しており、自信があるためハキハキと喋る」って感じ。

 

反抗クールは名声クールより全体的に低くわがままだったりもします。いうなれば名声クールが正義のカリスマで、反抗クールは悪のカリスマという感じですね。

 

モテる性格ランキング

 

もっともモテるのに必要な性格ランキング | パレオな男

 

こちらのデータによると、

 

  1. ユーモアのセンス
  2. 親切さ・共感力
  3. 楽しいことを好む性格
  4. 健康
  5. 遊び心
  6. 知性
  7. 社交的な性格
  8. 寛大さ
  9. 子供が欲しいかどうか
  10. 身体的な魅力
  11. 学校の成績
  12. 両親の遺産
  13. 家事のうまさ
  14. 金を稼ぐ能力
  15. 創造性
  16. 信仰心

 

のようになったとか。

 

上位3つの性格をキャラクターに落とし込めると魅力的にうつりやすいのではと思います。

 

ユーモアとは

 

これは前に「文章表現においての面白い考察」で色々書いたのでよければそっちをチェックしてみてください。

 

一言で言うなら意外性がユーモアに当たるのだと思います。

 

直近のエピソードだと「無人島に持っていくなら?」という質問に「さかなくん」と答えた人を見た時ユーモアを感じました。(普通ナイフや帰るためのヘリなどが出てくる中、さかなくんは意外であったため面白いと感じたのではと考えた)

 

要は普通の思考回路では取らなそうな言動や行動をするとユーモラスといえるのではということです。(ただ許容ラインをすぎると変人・奇人で嫌われるため、いかに超えちゃいけないラインを見定めるかが重要だと思われる)

 

※ギャップによる好評価も意外性からきているといえるので、ユーモアな性格の一要素なのだろう

 

印象の良い顔

 

他人への印象がいい顔に必要な4つの条件とは? | パレオな男

 

こちらによると

 

・ベビーフェイス(大きな目や丸い頭、いわゆる童顔)

・ファミリアティ(馴染みやすさ、見慣れた顔)

・フィットネス(健康的、顔色がいいなど)

・エモーショナルリセンブラス(デフォルトの表情が怖かったら怖い、優しかったら優しく見える、鶴瓶師匠が優しく見える理論)

 

このうちベビーフェイスの描写はしやすいですし、ファミリアティも例えば「頑固親父のような顔をしている」といえば想像がしやすいため馴染みやすさを演出できるかもしれません。

 

男は衝動的、女は神経症だとモテる

 

「男は衝動的なほうがモテて、女は神経症なほうがモテる!」との研究結果 | パレオな男

 

こちらのデータによると

 

神経症的な性格、または衝動的な性格の人ほど異性からモテており子どもの数も平均より多かった
強迫症の傾向が強い男性は、同じ性格の女性にくらべて長続きするパートナーと出会う確率がある
神経症の傾向が強い女性は、長続きするパートナーと出会う確率が平均より34%増え、子どもを生む確率も74%多い

 

という傾向があったとか。

 

衝動的男はいわゆる不良系、神経症な女子は自信なさげなおとなしいキャラが一般例でしょうか。

 

衝動的な性格要素は「わがまま・軽率・反抗的」であるため、行動が非常識で我が道を行くって感じ。

 

神経症は不安とも言いかえられるのでさきほど言ったように「自信なさげ・おどおど・おとなしい」などが当てはまるかと。

 

なおもっというと神経症傾向のある人物は感情の起伏が激しい傾向にもあるため、喜びと悲しみ(というかネガティブな感情)が極端だったりするのも良いかと思います。(最近でパッと思いつくのはこのすばのアクアとか、昔ながらの作品から持ってくるならエヴァのアスカや涼宮ハルヒ狼と香辛料のホロなんかが当てはまりそう)

 

現実だとこういった性格要素は負の面も大きかったりしますが、創作の世界であれば正の面だけを演出することが容易いため、個人的にかなり使いやすそうに見えます。

 

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他にも探せば腐るほど魅力的に見える人間の要素というものは出てくると思うので、「どうやったらキャラが魅力的になるんだ…」と悩んだ時、思い返せたらいいなと。

 

個人的に結構いい考えだと思うので、そのうち試してみて実際どうなのか自分なりに検証してみたいなと思います。