INTP型のブログ

苦味があるな?

未経験からwebエンジニアになって1年が経ちました

そんな感じの振り返りをします。

 

技術は間違いなく伸びた

 

自分の実力を過信している部分もあるかもしれないけれど、web系の開発でよく出てくるようなシステムであれば多分こんな感じで作ればいいだろうなという当たりがつくようになったし、自己開発で突き詰めたシステムじゃなくていいなら間違いなく作れるぐらいにはなった。

 

ただ上流工程が出来るかと言われたら難しく、要件定義やアーキテクチャ設計は全く触れていないのでそこらへんはどうしてもふわふわしたものになってしまうように思う。

 

1年前よりは間違いなく技術は伸びているので、それは良しと考えたい

 

運も良かったように思う

 

未経験からの就職活動は、もともと大卒後職歴なしでアフィリエイター5,6年ということもありかなり厳しいことを想定していたけれど、意外とすんなり行けた。手取りは15万という厳しいものだったけれど。

 

ネット上をみるに議事録取らされるだけ。会議室の予約やるだけ。みたいなことがおきうる業界と聞いていて、その心配もしていたけれど杞憂に終わってくれた。

 

まず触れたのがモダンとは言い難いVB.netを使ったものだったのは少し残念ではあったけど、あれもあれで今にして思えば静的型付けの理解度が上がったり、生のSQLをゴリゴリ書く体験もできたし良かったのかもしれない。※VB.netを批判したいわけではないけど、個人開発では開発体験のことも考えるとあまり採用したくない言語だったので残念に感じた。

 

それからSESとして現場に出るにあたってもNuxt + Laravelと、比較的モダンな環境にあたったし、開発スキルが自分より高いメンバーと働けてスキルを磨けた点も満足言った。

 

何より運が良かったと思うのは、同社内に働いていた凄腕エンジニアの方の存在で、非常に短期間にはなってしまったけれど、彼からの教えはとても血肉になったように思う。(その人は入って割りとすぐ独立した)

 

なにせ現場の自己開発で使っているシステムは、かなり改造しているとは言え、その人から教えてもらったものが土台にある。クラスなどの初心者キラーなポイントもその人のおかげですんなり乗り越えられていたりしていて、これも運が良かったと思う点だったりする。

 

ただこのままではだめだなとも思う

 

弊社長はかなりオープンな人なので、自分がどれぐらいの金額で現場に出ているかみたいな話もしたりする。

 

現状60万/月ということで、それにともなって給与も増額されたりはした(額面で25万ぐらいになった)。

 

ただ社長の想定としては5割が限度ということだった。

 

主観ではあるけれど、webエンジニアとしての価値を高めるためにはいかに上流工程に関わっていけるかと実務経験年数が重要なように感じていて、SESのスタイルのままでは色々厳しいように思ったりした。

 

SESで上流工程に関わっていけるほどの信頼値を実績として積むというのは、その前に実務経験年数が必要なように思うし、となったらあとどれぐらいかかるんだ……とも思う。

 

そもそもの話として、仙台で働いている都合上、案件のベースは仙台になってしまう。仙台のSES相場はせいぜい60万程度と弊社長は語っており、給与がその半額ベースであることを考えると、現時点でほぼ天井に近い。給与は上げたら下げにくいのもあり、一度や二度80万/月の案件取れたから半分の40万というを出せるかと言われたら出しにくいだろうし。

 

webエンジニア自体は楽しいけれど、単純な費用対効果で考えるなら休日も勉強してこれから5年以上はおそらく給与が上がることがない。というのはあまり良いとは言い難いと思う。

 

給与を上げるために社内プロジェクトを別途立ち上げて成功させる。なんて話は「なんかやってほしい」と言いながら制度の整備をする気が一ミリもない環境だと、正直厳しさを感じざるを得ない。社長の興味 + 社長の期待値 + 事業の成功と贅肉みたいな要素が増えるし

 

となれば無難に転職が選択肢として上がるけど、だったらやっぱり独立したいよなぁとは思う。しかも請負開発ではなく自社開発で

 

ベストを目指してやるべきことをやっていくしかないようには思う。

 

未経験からwebエンジニアになるには

 

現場に出るのが一番だとは思った。

 

情報量が違うし、何より実務という名の勉強に対して給与が明確に発生するのが大きい。

 

そのためには「知っている人」感を出すのが大事かなと思った。

 

git, docker, laravel or Django or rails, vue or react ...etc

 

この辺知っているないし、それを触ってなにか作ったことがあるなら行けそうな気がしなくもない。ちなみに自分の場合はgit, docker, reactぐらいだった。db, apiあたりは一ミリも知らなかったので、そういう意味でも運が良かったと思う。

 

とはいえ、チームメンバーにあまりに何もわからない人間が入ってくるのは確かにストレスではあるので、愛想と素早いスキル習得は重要かもなぁと思う。

 

まあ正直、当時の自分は「周りの迷惑なんて知らんがな、俺の人生が一番大事やし」と思っていたので、自分の人生に必要なことを粛々とやればいいじゃないかなーと思う。と言うか今の自分に対してもそう思う。

 

どうせ生きてるだけで誰かの迷惑にはなってるだろうしの精神

 

※あと、余計なお世話かもしれないけど、大企業クラスの規模のSES企業だけはやめたほうがいいように思った。営業側の力が強すぎる傾向にあって、居心地カスな気配がある、未経験上がりは特に

 

これから

 

半年前は「webエンジニアで満足しちゃだめだ、機械学習もやるぜ!」みたいなこと言ってたような気がする。

 

機械学習自体はまだお金にする方法は考えているし、アイデア自体はあるけれど、どうしてもGPUを動かす都合上コストが嵩んでしまうので、資金に余裕ができないと触りにくい部分があったりする。

 

ので、当面は1年間で培ってきたweb技術を中心に頑張りたいと思う。

 

実際問題、その芽は出てきていると思っていて、2022年9月の振り返りと考えでも書いたけど、多少は利益が出るようになってきた。

 

あとはこれを大きな規模に出来ればいろんな問題をクリアできると思っているので、必要だと思うことを粛々とこなしていきたいように思う。

 

おわり