INTP型のブログ

苦味があるな?

重宝されるスキル

1.リーダー系

 

人権や倫理観の向上によって管理職の立ち位置のハードルがどんどん上がっているので、人をまとめる能力が高かったり、単純にリーダー格の仕事をしたいという人の需要が伸びる。

 

簡単に言えば絶滅危惧種の動物と、ただの動物。どちらが育てるとなったときにハードルが高いかという話で、管理する対象のもつ権利が高ければ高いほど管理職の忙しさが向上するという話。

 

また特性的に管理職タイプが枯渇する職業も多いので、そういった場所のリーダー系の需要は更に伸びる。

 

例えば後述する技術系はフォーカスが自分に向いているタイプが多く、複数人での活動を前提に戦略を組み立てるのは不得手なことが多いので、それを加味すると獲得難易度の高いジャンルほどリーダーとして立ち回れる人間は少ない傾向にあると考えられる。

 

2.技術系

 

昔で言えば士業の類がここに当てはまる。

 

極まった技術や知識を要すれば食べていける職業も多いけれど、時代の流れでいうとAI技術を駆使して少しずつ難しいことを機械で代替していこうというフェーズなので、超長期的に考えれば弱くなっていくスキルではあると思う。

 

とはいえ超長期的というのは数百年規模だと個人的には考えているので、今これを読んでいる人の生涯で考えるとそこまで危惧しなくても大丈夫だとは思う。多分。

 

3.マーケター系

 

いつの時代も食うに困らないタイプだとは思う。

 

特に先進国はモノも情報も溢れかえっているので、選ぶよりも最適なものをおすすめされたいし、選ぶのだとしたらわかりやすく自分の心に響くものを選びたいと思うもの。

 

マーケター系は特定モノをより強力にアピールする技術なので、物質的・情報的豊かさが失われない限りは重宝するスキル。もっというと隕石が落ちてきて原始時代になったとしても、売り込む能力自体は競合が存在する限り不滅ではある。

 

4.イノベーター系

 

とにかく時代の流れを先取りして、パイオニアとして成功するやつ。

 

これは百発百中というのは無理なので、大きな流れを見極めつつ、その中で次来やすそうなのってどれだろうと抽象的に捉え、それに当てはまるやつにひたすら乗っかり続けるみたいな感じになりそう。

 

こういうトレンド的考え方だけじゃなく、任天堂のような古い技術の掛け合わせで新技術を生み出すなんてのもここに入りそうではある。

 

ちなみにどの本だったか忘れたんだけど、2000年以降生き残り続けている新規企業の殆どは、それまで存在しなかったモノやサービスを扱っているらしい。まあ存在しなかったと言っても、それは新技術という意味ではなく、大抵は切り口が新しいという意味ではあると思うけど。

 

5.投資系

 

次来る企業に金を注ぎ込んだら儲かる。

 

未来予測の多くは当たらないので、リスクヘッジをしつつ多く張るというのが強い……らしい。

 

もちろん株式で言えば買うべきではないと言われる一度に大金を動かすタイプの業種には触れないとか、そういう最低限の考え方はあるだろうけど、大きく言えば多く張るというのが確率的には強い。(大金を動かす業種は一時的に大きな借金を抱えることになるので、不渡りや赤字を出してしまった時の倒産リスクが高い)

 

上がる株式は数倍、数十倍に膨れ上がるものだし、なにより上がる株式を保有していた場合、強く立ち回れるだろうし。

 

6.トレード系

 

輸入とか転売とか。

 

日本は先進国の中でも英語アレルギーみたいな人が多いと思うので、そういう意味では輸入は強いかもしれない。

 

トレード系は言ってしまうと特定の場所に存在しないものを別の場所から持ってくるという形態なので、英語圏の情報を発信するというのもここに当てはまると思う。

 

在庫を抱えるビジネスは資本がないのであれば触らないのが吉なので、それでいうと情報を英語の書籍やサイトから引っ張ってくるというムーブが強いかもしれない。