- デッサン中に問題点が見つかったときは書き直すようにしたら上達した
みたいな話だと思うんだけど、これを単に読み解くと完璧主義発症して何も生み出さないマンになるんだよな。
でも実際に言ってるのはPDCAサイクルを高速化してるに過ぎないんだよな。
一般人が
- 構想
- 制作
- 確認
- 修正
を、一つの作品で行うのに対して、この人はデッサン中に確認フェイズに入ったらそのまま完成させずに修正させてしまったほうがいいという考えで、微妙に完璧主義とは違う。
ただ、一般人が同じことやろうとすると確認→修正のループに陥って一生何も完成させずに終わるんだよな。
例えばこの人は7mmのズレを修正する力があるっぽいけど、素人が真似したら7mmずらした分全体の整合性がおかしくなったりして、また修正するはめになる。
でもまあスキルを磨くという段階であれば、確認フェイズが発生しなくなるまで一生修正し続けるのも手なのかもしれないけど、やるとしたら一定水準のスキルは必要な気がするよなぁ。
対象ユーザーはそういう意味では中・上級者で、初心者が完成させるさせないとか、誰が見ても明らかにデッサンが狂ってるとか、そういうレベルで悩んでるような人が真似する話じゃない気がするわ。
理想論で言えば気づいたそばから修正を繰り返したほうが上達は早いのかもしれないけど、それは運動初心者が最初からオリンピック選手のメニューやれば上達速度は早いよねみたいな話になりそうに見える。