INTP型のブログ

苦味があるな?

歪みを取るという感覚

トレードのこと全くわからないけど、最近少しだけ分かったことがある。

 

トレードの話を見ていくと、よく「歪みを取る」という表現がなされていることがあるのだけど、この歪みというのが少しずつ分かってきた気がする

 

値付けのシステムはおそらく複雑怪奇なものだと思うのだけど、仮想通貨の新しい通貨を触っていくうちに、大まかには発行通貨量とどれだけのお金が入っているかで決まっているように見える。

 

結局の所、たくさん買われれば上がるし、たくさん売られれば下がるという単純なシステムが根幹に有るように思える。

 

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これは最近遊んでた3OMBという通貨で、背景には色んなアルゴリズムがあったりするんだけど、大きく買われたら上がるし、大きく買われたら下がるというのは根本的には同じだった

 

全体的な傾向として、仕様的にも2$近辺を目指して下がり続けるのだけど、色んな目的があって数百ドルの買いや数万ドルの買いが入る

 

そうするとその上がりを得ようとして、すぐさま売りが入ったり、その上がり幅を見て乗り遅れたくないと買う人達を待ってから売られたりする。(もしくは自分のようにそういった人たちを狩りたい人たちの参入によって上がる)

 

売られれば下がるわけだから、買ったことで相場を上げた人たちは自分が買った価格より低い価格で売るか、もしくは長期的に見てまた自分のような誰か達が価格を釣り上げてくれることを祈って塩漬けするしか無い

 

頭ではなんとなく理解できていた話ではあるけれど、想像以上に相場はゼロサムゲームというか対人戦的色合いの強いゲームなのだなと感じた。

 

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歪みを取るというのはこうした対人戦ゲームにおける、強いムーブを分かっていない人間を狩る行為に近いように思う。

 

例えば全体的に下がり気味の相場では、みんなが含み損を出している通貨をなるべく高い価格で売りたいと保有し続けていたりするので、大きめの買いで値が大きく動くとこれ幸いと売りが集中して上がった以上に下がりが加速したりする(ようにみえる)。加速した下げは多くの人の心を動揺させて、より売りを生んで下げ続ける

 

このシーンにおける歪みはそんな売りたい人間たちの存在を考えずに大きめの買いを入れた人間だと言える。(当然価格を釣り上げた彼か彼女は、おそらく自分が買ったよりも低い価格で売る羽目になる。そして相場の暴落に貢献する)

 

しかし実際には相場の裏にどんな人間がいるのか、みんなはどうしたいのかなんて分かる話ではないので、大きめの買いを見て値上がった相場を見て「ここからトレンド転換だ!」と沢山の人の買いが集中して上昇に転じるかもしれない

 

テクニカル分析はそういう相場の裏側の心情をパターン的に読むためのものなんだなと思った。FPSで言えば、グレを投げられたら相手は基本的に引くから、それに合わせて詰めて有利なポジションを確保していく。みたいな、そういう定石づくりのためのものなんだろうなと思った。(無論、グレ投げられたから敢えて詰めてくる敵もいたりするわけで、常勝というのは難しいんだろうなというのもわかる)

 

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偉そうにペラペラ喋ったけど、トレード全然わからんのは確か

 

感覚で詰めるよりはとにかく知識を詰め込まなきゃいけないフェーズなので、こういう与太話を書く時間は本当は無いのだけど、なんとなくそういう感じかなーという感覚をどうせだから残しておこうというあれ