実際養分指標なのかは知らんですが、
- 友人がRSI見てボロ負けしてなんかすごいことになった
- 強い裁量トレーダーの人が「RSI見てるやつおる?w」って煽ってた
- 機械学習で食わせたら弱かった
の3点から養分指標ってことにします
※結構機械学習で定常性高いからってRSI食わせてるやつ見かけるし、自分もそれで食わせてたけど色々検証したら「弱くね?」ってなった
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どこか羽ばたいていったのであろう元村氏のブログには
「消えるのはヒトが先か、大衆心理(テクニカル)が先か」
と書いてある通り、テクニカル指標は大衆心理をハックしたものだと思っている。
※というか当時は全くわからなかったけど、2016年時点でこの理解度やばいな…EMAに触れてるのもできるトレーダーって感じがしてすごい。
RSIも登場当時は何かしらの心理を反映したものだったはずだし、実際勝てる指標でもあったのだと思うけど、いつから養分指標になったのか
- 市場反映速度向上に伴う
- 有名指標になったことで狩る対象になった
あたりかなぁと思う。
1はランダムウォーク理論にもあるけど、無駄のない市場は情報を価格に織り込む速度が早い = 指標より近い時間軸を見るようにしなければならない
って話になるはず。
データは常に更新し続け、EMA(指数平滑移動平均線)のように、より近いデータを重視する概念がある限りその傾向は加速する。
元村氏もこう言ってるし。
RSIは現代の市場の速度に追いつけていないって話なんじゃないかなと思った。
もう一つは板取引は特定の戦略を損させることが可能なので、それをRSIは受けてるんじゃないかなと思った。
例えばRSI80でエントリして、次の足以降エントリ価格より損失だったら損切り。みたいなルールで売買しているプレイヤーがいたとしたなら、逆にRSI80のときにより大きな資本で買えば逆方向に価格を動かせるので、RSIのプレイヤーが損切りしたあとに利確で確実に勝てる
そしてこうなってくるとRSIは信頼できない指標になるので、買う売るの判断が曖昧になってランダムな指標になっちゃうんじゃないかなと思う
だから有名すぎる指標は狩る対象になり、最終的にランダムな指標になって、市場を反映しているとはいえないモノになるんじゃないかと考えた
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優位性という考え方をするのであれば、戦略のメタがある以上周知されるのはよくないなと思った
また逆に言えば「その戦略は優勢を失っていないか」「その優位性とはどんなものか」っていうのをちゃんと考えたほうがいいのかもなと思った
なお、これはあくまで自分の考察なので、本当にRSIが使えないのかや仮にそうだとしてそれを反映した理論なのかは知りません