INTP型のブログ

苦味があるな?

権力で本当に人がおかしくなるのか

スタンフォード監獄実験の例があるんだからそうなんだろうとしたら話が終わっちゃうので、否定的な意見を信じてあれは無いものとして考えてみたいと思います。

 

まず私の体験談としてざっくばらんに人を集めた時おおよそ100~10000人に一人は手のつけようのないやばいやつが絡んでくると思ってます。法律をもろともせず、とにかく攻撃することを喜びにしてるような人らです

 

で、現代の権力というのはある程度属性に付与するのが一般的で、例えばバブル期の男性だったり、近代社会の女性だったり。過去の一般人と現代のLGBTだったり

 

実際どうであるかについて深掘りするとめんどくさいので、これが事実とした時最初に書いたとおり100~10000を超える人数がその属性にはいると考えられますので、確実に攻撃性の高い人間にもその権力が行き渡ることになります。

 

キチガイに刃物なんて言われますが、攻撃性の高い人間に権力を与えるなんてのはまさにそれで、少数ではあるかも知れませんが、権力を行使して攻撃してくる人間は母数が多ければ多いほど発生してしまうわけです。

 

一般的な人は権力をもらっても攻撃に使うなんてことはなく、せいぜい自衛にしか使わないのですが、そうした攻撃的な人達がいるため周りからは「あの属性は頭がおかしい」と思われ始めます。

 

一般的な人からすれば寝耳に水は批判ですので、「そんなことはない!」と自衛し始めるのですが、キチガイに殴られている人からすればそんなことあるって話になるので、平行線をたどりますし、そういった議論は長く続けば続くほどお互いの属性に対して不愉快さを感じます。

 

不愉快な人間は攻撃ないし否定してしまうのが人間の通りというもので、権力をもらってもなにもしていなかった人たちも攻撃性の高い人ほどではないにしろ、攻撃に近い行為をし始めてしまい、皮肉にも他属性からの批判に正当性をもたせちゃうわけですね。

 

最初に殴り始めたのは権力を持ったキチガイだけなんですが、権力を持たない側は権力を持った全員に殴られたと思ってますし、権力を持たされた一般人は権力を持たない側に何故か突然殴られたと思ってます。

 

そんな流れで権力を持った人間は頭がおかしくなるという言説が広く認知されますし、属性同士で殴り合う環境が作る上がるわけですな。

 

ーーーーーーー

 

じゃあ母数が100もいかない小規模な集団内で上司がうざいのはなぜなのかって言ったら悪い確率を引いたか、実際の母数は意外と大きく上記の流れを企業運営の中で組んでしまってるんじゃないかと思います。

 

タイトルの話に結論を付けるなら、『権力で人がおかしくなるというより属性内にいる少数の攻撃的な人に権力をもたせた結果、お互いの認知にバグが生じて全員が攻撃的になる』って話かと思います。なんで権力ではなく認知の歪みのせいでひとはおかしくなるって話です

 

こういう流れになったときは権力を持つ側の攻撃力のほうが基本的に高いのでその流れが加速し続けて、どこかで「流石におかしい!」と革命家的な人が現れ徐々に逆転していくか、もしくは生殖的にどちらかの属性は弱かったりするので時間の流れで淘汰されて逆転するかって感じになるんじゃないかと。