INTP型のブログ

苦味があるな?

最近読んだ本

リンク貼るのめんどいので気になるのあったら自分で見つけてください

 

日給300万円のSS級トレーダーが明かすbotterのリアル

 

botter = 自動売買トレーダーのこと。この本読んで初めて知った

 

システムトレードがこれを指すんだと思ってたけど、ルールに則ってトレードすることもシステムトレードと表現することがあるっぽいので、多分botterが適切なんだろうなと思う

 

mlbot(machine learning bot)を使って種銭20万から資産億超えを1年で達成した天才の自伝みたいな感じ。実際にどうやってトレードルールをテストするのかや、機械学習を組み込む方法、そもそもどういった仕様でmlbotを組んだほうがいいのかなど。指針をたてる上でめちゃくちゃ役立った

 

そもそもこの本がなかったらmlbotやろうと思いもしなかったと思うので良い出会いだったと思う。

 

ちなみにrichmanbtc氏がgithubで公開しているチュートリアルと実用的部分はほぼかぶってるので、色々すっ飛ばしてそこだけやってもいいとは思う。モチベ高めるという意味では本のほうが良いと思った

 

システムトレード 基本と原則

 

ぶっちゃけあんまり内容覚えてないけど、良書の類だと思う。

 

  • 資産管理
  • 変数が多くなることの危険性

 

みたいなところが頭に残ってるかなという感じ。

 

テクニカル指標とかをボロカスに叩いてるけど、知る限り有効な指標もあるように感じるので、あんまりこだわりすぎないほうがいいとは思った。ただ変数が多くなる指標を使うべきではないというのは頷けた

 

結局『操作可能な変数が増える = 過去データにフィッティングさせやすくなる』ということなので、少ないに越したことはないはず。

 

内容通り今思い返すと基本って感じがする。

 

アルゴリズム取引の正体

 

アルゴリズム取引全然知らない人間からするとめっちゃ助かる本だった。

 

逆にmmbotとかアビトラ、best bid, best askとか聞いてピンとくる人には必要ないかも。用語集的な本なので

 

自分みたいに機械学習ファイナンスも知識ゼロみたいな人にはおすすめ。断片的にしか知識ない人にもおすすめという印象

 

ファイナンス機械学習

 

クソムズ本。

 

ただ日本語で書かれたmlbotに関する本はこのシリーズしかないのでこれ読むしか無い。

 

流し見したデータでしか無いけど生涯で1000億円は稼いだトレーダーの本らしい。

 

mlbotを作る上での注意点みたいなものがめちゃめちゃ載っているし、使い方も具体的に載っているのでかなりの良書。

 

ただし内容がムズすぎて未だにほとんど理解できてない。断片的に使えそうなところを回収している感じ、それでも役に立つんだから凄い本だなと思う。

 

これとrichmanbtc氏のチュートリアルがなかったらmlbot完成まで漕ぎ着けられなかった自信ある。

 

Kaggleで勝つデータ分析の技術

 

結構始めた最初の頃に買ったのだけど、そのときは内容全然わからず積読してた。

 

読めるようになってからは話に聞く通り実践的手法が多く有用だなと思った。

 

ただrichmanbtc氏がこの本から得たノウハウをポロリしまくっている印象なので、正直richmanbtc氏のnoteやらコードやら読みまくっていた自分からするとそこまで新しい発見はなかったりする。

 

時系列データに対しての特徴量の話も出てたけど、実際試してみた印象としてはあまり強いとは感じなかった。ドメイン知識(分析対象となるデータへの知識)をベースにして特徴量考えたほうがやっぱり強いかなと思った。

 

ラリー・ウィリアムズの短期売買法

 

なんかいいらしいと聞いて買ってみた。

 

クソ高かった割に今生きている情報ゼロなので別に買わなくていいと思った。

 

まあ今読み返したらなんかまた違った発見あるかもしれないけど、印象薄い本だなという感じ

 

東京大学のデータサイエンティスト育成講座

 

今手元の本漁ってたら出てきた、途中まで読んで積んでたの思い出した。

 

始めたての頃に「初心者にはこの本おすすめだよ!」みたいな口コミ見て買ったけど、なんか読み進められなかった、俺の嫌いなタイプの本だった

 

なんというか『教科書!』って感じの本嫌いなんだよな。モチベーションが上がらない、本能が拒否してしまう。練習問題とかいらんから実際に使ってみたみたいな内容が読みたい

 

練習とかしたくないんだよな。別に作りたいものはもうすでにあるんだから、本読みながら実際にそれをよりよく作りたいわけ、だから実務的にはどれをどう使うべきなのかって具体的話が聞きたい。練習問題とか聞くとFuckという気持ちになってしまう

 

ただ改めて見ると面白そうな内容がちらほら見えるので、今なら読んでみてもいいかなと思った。

 

自分とは逆で、しっかり基礎固めたいタイプの人にはおすすめかもしれない。

 

Pythonで始める機械学習の本

 

最近読んだ。

 

割と基本的な内容だったので、現段階だとだいたい把握している内容って感じだった。復習にはなったかなと言うぐらい

 

ただ教師なし学習とかはいずれやってみたいなとは思うので、そのときにまた火を吹くであろうという感じ

 

ファイナンス機械学習ムズすぎワロタw』ってなって挫折してしまった場合は、一旦この本を経由してから戻ってみるのもいいかもしれない。自分はわからない用語リストみたいなの作ってすべてググって力技で読んだ

 

図解でわかる ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて

 

最高に面白かった。この本勧めたいから記事書いたまである

 

2005年初版の本だけど、多分現代でも通用する話だと思う。マーケットの本質がわかる気がする

 

ランダムウォークには批判もあって、例えば途中で上げたラリー・ウィリアムズとか「ランダムウォークとか本気で言ってんのかよww」(意訳)みたいなスタンスの人だったけど、この本の「完璧にランダムウォークではないが、基本的にはランダムウォーク」というスタンスは正しいと思う

 

実際、強い裁量トレーダーのスタンスもよく聞くと前提にこの本と同じスタンスがあるように感じた。予測できる部分だけで戦うとかまさにそういう話だと思う

 

ファイナンス系の前提知識ゼロでも読めるような作りになっていて、かつ読みやすく仕上げられているので、相場に興味ある人はとりあえずこれ読んでみるのおすすめ