自分で言うことではないんですけど、大学生の頃「酒が強い」で認識されてた人間なんですよ。
ただ、卒業後はいくつかきっかけあって飲まなくなっていて、結婚式にいくと「ニゲェは飲みすぎないように!」とかネタにされたりするんですが、実際には全く飲まないのでなんか微妙な空気になったりしてました。
そもそもなんで飲みまくってたのか
当時は普通に好きだから飲んでたつもりだし、実際それもあったとは思うんですが、飲めるキャラというのがウケるし気分がよかったから飲んでたのかなとか今は思ったりします。
煽られてピッチャーをイッキして周りから凄いと言われて格が付くみたいなのが好きだったのかも。
元々家計的に酒に強い家柄だったのもあり、特になにもしなくても酒が飲める方だったのも、影響したような気がします。
飲みの多い世界では飲酒量の多い人間は一目置かれる部分あるんですよね、くだらないですけど
酒を飲まなくなった理由
時間の無駄すぎ
酒飲むとそのあと頭回らなくなるので、時間の無駄すぎるなと思いました。コミュニケートに価値を作れるならありかも…?
健康に問題ありすぎ
幼馴染みの母親が秋田出身の人で、地域柄酒豪の傾向があるらしく、その人も酒豪でブイブイ言わせてたらしいんですが、何年か前に飲み過ぎがたたって人工肛門になったんですよ。
それを聞いて、同じく酒飲みの母親が酒やめて「酒強かろうが弱かろうが、内蔵は等しく死ぬ」と言ってたのを聞いて、確かにと思いわざわざ飲むものでもないなと思いました。
自分より圧倒的に酒強い人にあった
MENSAの飲み会で「ニゲェさんすごい飲めますね!」と、それきっかけで差し飲みをするようになった人がいたんですが、酒を本当に飲まなくなったのはこの人の影響が一番大きいような気がします。
自分自身その頃は全盛期程ではないにせよ8割り近い飲酒量は出せてたし(お、いっちょ飲み比べますか)みたいな気持ちも少しあったんですが、その人がやばすぎてそんな気は一瞬で消えました。
その人の行きつけの肉バルに行って飲み放題2時間プラン、かけつけ350mlのビールを一飲み。お互いにおかわりを頼み(ほう、やるね…)とか思っていたら…
本当に止まらないんですよ。排水溝に流してんのかってぐらいどんどんビールが消えていく。
最終的にはいまだに覚えてますが19杯のビールと3杯のウーロン茶を飲んでいました、その人。350×19で6650ml
トイレいってるとはいえ、身長190近い大柄とはいえ物理的におかしくね…?という
ちなみに僕も食らいついて13杯ほど
正直ここまでならまあ常識の範囲内と言えなくもないんですが、こっからもう二件いくんですよ
しかもその人二件目でも平然と二桁のビール飲むんですよ。三件目は流石に5杯前後ぐらいだけど
僕もくだらないですが、酒が強いというプライドがあって食らいついたんですよ。
そしたら、気づいたら玄関で汚れて寝てて、しかも死ぬほど体調が悪い。
ベッドに潜り込んでも動悸がすごいしとにかく気持ち悪い。水を飲んでも胃が受け付けなくてそのまま吐き出す
二日酔いになったことは何度もありましたけど、記憶が消し飛んだことも本当に死ぬんじゃないかと思うほど気持ち悪くなったこともなくて(比喩じゃなくて本当に死ぬと思ったし未だに一歩間違えたら死んでた気がする)、心のそこから二度と酒をのみたくないと思ったんですよね。
それでも懲りずにその人の誘いを断らずに何度も似たような経験をしていたら、アルコールがひどく嫌なものに感じるようになっていて、本当に最低限の付き合いでしか飲まなくなりました。(ちなみにその人と飲むのが最終的にトラウマっぽくなって誘い断るようになった)
飲まなくなってから
大学時代を知ってる人からは「つまらん」と言われることもあるし、高校時代の友人からは「ニゲェはほんと酒弱いなw」みたいに煽られたりするようになりました。
結局体育会系で人生歩んできたので、酒評価みたいなことしてくる人も多くてそんな感じになります
普通に煽られるとムカつくし、昔みたいに馬鹿みたいな飲み方したろかなみたいな気持ちになったりもしますが、健康を害してまですることではないですよねという。
それにたかだか3,4リットル度数5%の酒を開けた程度でどやられてもみたいな気持ちもあります。
ガチ酒豪は楽しく笑顔で絶望的な量を飲んで「あ、自分に会わせる必要ないですよ!」とか言ってきて、人体違うわってなるからねほんと。言葉で100語ってもそう簡単に凄さが伝わるものではないとは思うけど…
そんな感じの話でした。
正直酒関係で弱いみたいなこと言われると「いや普通にこの程度だったら俺のが強いが?」と内心思う程度には、そこにアイデンティティ残ってる部分あるんですけどね。
頭では酒を大量に飲んでもしょうがないとわかっているのでセーブするんですが……
この辺心というか感情が関わってくるので難しいっすね。周りや自分が一時楽しむために健康を犠牲にするのはやはり違うと思いますが、まあ感情は「でも舐めてるあいつを黙らせたいじゃん!」みたいな気持ちもあったり…
なんかよくわからん感じになってきましたが、そんな感じの話でした。おわり