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苦味があるな?

アメリカ金利とビットコインの逆相関

データ検証したことないけど、まあ多分そうなるでしょの話メモ

 

アメリカの金利が上がったとか下がったとかは一般的に銀行間で貸し出される金利のこと。これを国が決められる制度があるっぽい(銀行間の話だけど、銀行は金利上がった分、消費者層への貸出時の金利上げるので結果国民みんなが影響受ける)

 

金利とは貸し出された資金に対してどれぐらい上乗せする必要があるのかで具体的なパーセンテージとかはここで見れる

 

tradingeconomics.com

 

金利が上がるということは借りた場合のリスクが向上する。例えば金利0%だったら、+0.1%でも利益を出せるなら資金の分だけのお金が取れる。=金借りて投資したときの勝率が高いので、ビットコインのような金融資産の価格が上がりやすいというかボラが大きくなる。つまり金利が低いとボラティリティリスクが高まる

 

また金利が低いと物価が上がるつまりインフレ傾向になる

 

例えばわかりやすく極端に話すけど、家を買いたい人がいる。ローンを組もうと思ったが金利が50%あるとしたら1000万借りたら1500万で返す必要があって、とても嫌なので借りない人が増える。つまり家を買いたい人が少ない = 安くしないと売れない =物の価値が低い状態になる。いわゆるデフレ

 

逆に金利が0%だったらローンを組んでも家を買いたいと思う人が増える。つまり家の需要が増える = 高くしても売れる = 物の価値が高い状態になる。いわゆるインフレ

 

インフレが進むというのは貨幣の購買力が落ちるということ。同じ100円でも昔買えたものが買えなくなるイメージ

 

じゃあインフレが進むと物の価値が上がるから(貨幣の価値が下がるから)貨幣を物に変えねばとなる。

 

だけど、物の価値が上昇すると例えば家なら「今家売ったらクソ儲かるやんけ!」と新しく建設しようとする人達が出てくる。そうすると家の数が増えれば選択肢も増え、その選択肢に入るためには値下げをする必要のある家も出てくるため、価格が降下する可能性がでてくる。

 

インフレが進んだときにお金をモノに変えて、その価値降下の影響を受けないようにすることをインフレヘッジというけど、供給量になんらかの制限がないものはインフレヘッジの対象としては不向き。なぜなら、価値が上がればそれを売りたいから新しく作る量も増えて受給が釣り合う可能性があり、ボラティリティリスクが高い可能性があるから(新しく作られたら受給が釣り合う方向に動くから、そのものの価値は貨幣に対して下がる可能性がある)

 

そこでインフレヘッジの投資対象として有名なゴールドが出てくる。ゴールドは物理的資源であるため供給量が限られているし、インフレヘッジの投資対象として伝統的な面もあり信用度が高いから人気(貨幣自体そもそも信用なので、信用が高いというのは価格に直結するはず)

 

供給が限られていることは家の例で書いた通り、価格が上がったから新しく用意してそれを売ろうということが難しいため、ボラティリティリスクを回避しやすく、インフレヘッジの投資対象として人気がある。

 

ビットコインは2100万枚の発行と限られているため、ゴールドと同じように供給面でインフレヘッジの投資対象として選択可能性があるため、金利が低い状態では価格が上昇しやすい可能性がある(多分)

 

他にも政府債権のようなもの(例えば国債とか)は金利と連動する形で利息が設定されているため(だよね?)、金利が下がると利息が下がり、金利が上がると利息が上がる

 

※厳密には金利が下がっているときに発行される政府債権の利息は下がるなので、金利が下がる前の政府債権は現時点での金利の影響は受けない = 金利が下がったら価格が上がる(なぜなら今の政府債権より高利息だから)

 

金利が下がれば下がるほど政府債権の利息も下がるため、投資対象としての魅力も落ちる。魅力が落ちれば投資家の投資対象が別のものになるため、その結果ビットコインなどのまた別のアセットに資金が回り価格が上昇する可能性がある

 

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要は金利が上がるとビットコインの価格が下る可能性があるし、金利が下がるとビットコインの価格が上がる可能性があるという感じ

 

3行で理由書くと以下

 

- 金利が低いと金借りて儲けるための最低リターンが低くなるから、金借りて投資するやつが増える = アセットの流動性が増える(これはボラが大きくなるという認識が正しい情報かも、なぜなら儲けるためには入れた分最終的に取り出すので上がって下がったり下がって上がったりとボラが大きくなる形になると思うから)

- 金利が下がると金借りてモノ買うやつが増えるので、モノの需要が伸びる。その結果貨幣の購買力が落ちる = インフレするので、インフレヘッジできるところに金が回る、結果ゴールドとかビットコインの価格が上がる

- 政府債権のような安定した投資対象が、金利下がると利息が下がって魅力が落ちるので、その分のお金がビットコインとかに回ってくることで価格が上がる

 

という感じ

 

あくまで今さっき勉強して得た情報を元に書いた内容なので、信憑性はその程度の話です。あくまで勉強用なのでなるほどなーと思った人はきっかけ程度にしてください

 

またモノの価値は金利だけで決まるわけじゃないので、あくまで値動きは可能性でしかないはず。書かなくてもわかると思うけど一応

 

おわり