INTP型のブログ

苦味があるな?

個人的幸福を求める時は誰かの犠牲を想像できる人間になりたいよな

例えば近所のコンビニに深夜立ち寄ってもやってるのは生活リズムを夜型にしてくれてる人のおかげだし、休日・祝日関係なく荷物が届くのは毎日のようにトラックを運転してインターホンを押してくれる人のおかげだし、今こうして平日の夜中にダラダラブログを更新できるのはインフラを整えてくれている人たちのおかげだし。

 

犠牲という表現はおかしいかもしれないけど、多くの場合人は「働きたくない」と考える生き物のように見えるし、おそらく誰かの労働の上に成り立つ自分の幸福は犠牲によって構築されていると考えても大差はないと思うんよ。

 

出来得る限り犠牲という要素をマイルドにするために、労働ごとの価値を金銭という形で決めて、対等であるかのように見せかけているけど、本当は今の仕事じゃなくてもっと別のことをやりたかったと考えている人のほうが多いでしょ知らんけど。

 

だから自分がなにか便利を求めたり、より幸福な状況を求めた時、それはおそらく誰かの犠牲の上に成り立っていると考えて、その誰かまで思考が及ぶようにしておきたいと思うんよな。

 

別にだから求めないという話ではなく、そこまでたどり着いたらひたすらに感謝の念を持って、経緯を表しておきたいっていうだけの話。感謝するのも感謝されるのも、そこに正当だと感じられる理由があるなら幸せなものやしな。

ポーカーフェイスの存在から考える本当に相手の心を読む方法

様々なカードゲームやボードゲーム、対人要素を持つ何かは極めれば極めるほどセオリーが確立していき、知識や経験値での差がつきにくくなってきます。

 

では本当の上位層が勝つために必要なことは何なのか?

 

”ポーカー”フェイスなんて言葉もある通り、相手への感情の露出を防ぐというのがめちゃくちゃ重要であり、これは逆説的に相手の現在の感情を読み取るということが勝つためには必要であることを示しているわけです。

 

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よく日常系アニメなんかでババ抜きをしてみたら、ジョーカーに手が触れた瞬間めちゃくちゃ顔がほころんでしまうなんてキャラがいたりするわけですけど、感情というのはそれだけ相手に情報を与えてしまいます。

 

だからポーカーフェイスを貫くんですが、我々は人間ですから何かしらの要素で感情が表に出るものです。

 

その機微に気づくための能力は科学的には”共感力”とされており、つまりは相手の嘘を見抜きたいのであれば共感力を鍛えることこそが本当に必要なことであります。

 

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よく「いま唇を噛みましたね」なんて相手に伝えてまるで表情や仕草によって相手の嘘を見抜いたようアピールする人が居ますけれど、表情に注目した結果嘘が分かったなんてことは実は無いと言われています。

 

これはおそらくですが緊張状態に陥った結果なのか興奮状態に陥った結果なのか、表情からではその差異を読み取ることは個人差がある為難しいという話なのかも知れません。(また笑顔を作るのは言うほど難しいものでもなかったりで、偽りの表情はたやすく作れるということでもあるのかもしれない)

 

そもそも冷静に考えてみると極限の賭け事の中で、何か癖が見つかった時それを相手に伝える必要性って無いんですよね。その癖が出続けている限りは勝てるわけですから。

 

ああいったパフォーマンスじみたアピールは尋問に近く、相手に「私はお前のすべてを見通している」と言う錯覚をさせて緊張状態に陥らせ、ポーカーフェイスを崩す。わかりやすく言えば動揺させるためにやってるだけです。

 

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共感力を鍛えるためにできることとしては、このようなものが挙げられています。

 

  1. ヨガ
  2. 瞑想
  3. 祈り
  4. 自然に触れる
  5. 宇宙の壮大な写真を見る
  6. 自己犠牲をテーマにした作品に触れる
  7. 難解な純文学を読む

 

https://yuchrszk.blogspot.com/2015/02/blog-post_10.html

 

 

個人的には信用しにくい話でもあるんですが、この7つのことを突き詰めていけば嘘を見抜けるようになっていくかも知れません。最近ボードゲームをよくやったりするので、ちょっとやってみようかな。

 

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ちなみに「今すぐ嘘を見抜かせてくれ!はりあっぷ!」って人向けには表情を見ずに声だけに注目してみると相手の嘘(というか本当の感情)を見抜きやすくなるというものがあったりします。

 

https://www.researchgate.net/publication/320319232_Voice-only_communication_enhances_empathic_accuracy

 

イエール大学の研究で、1,800人の男女が対象。全部で5つの実験を行っていて、

 

  1. 相手の顔だけを見て心を読む
  2. 声だけを聞いて心を読む
  3. 顔&声から心を読む

 

という3パターンのうち、どれが最高の方法なのかをチェックしております。

 

詳しい結果やデザインとしては下記ページを読んでください。声だけで判断したほうが相手の感情を圧倒的に読めたってのが結論みたいです。

 

https://yuchrszk.blogspot.com/2017/11/blog-post_5.html

 

※こう考えると通話というのは感情がダイレクトに伝わりやすい媒体なのかもしれませんね(電話している時別のことを同時にやってたら話は別だろうけど)

 

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よくボードゲーム人狼なんかだと、ひたすらに喋ることで

 

  • 自分の感情を隠す
  • 相手のリソース(思考力)を奪う
  • 情報を聞き出せる可能性を増やす
  • 思考を誘導する
  • 記憶を奪う(情報過多により)

 

なんてパワープレイをする人も居たりするんですが、それだけ我々は情報量が増えることによって正しい判断を下せなくなる可能性が高いということなのでしょう。

 

判断に困った、よくわからないと言った時は我々の脳内リソースを一番食っているであろう視覚情報を閉じることも大事なのかも知れません。

 

(こうして考えてみると心眼とか言って目を閉ざしてるキャラって、視覚情報をなくすことで余ったリソースを別部分に割いて超人的力を得ているのかなと思ったり。いやフィクションなんだけどさ)

 

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最後に「共感力を鍛えて攻めを身につけるのはいいけど、動揺しすぎて守りが雑魚すぎる。ポーカーフェイスを身に着けたい」って人向けの情報としては対HSP系の話が面白いと思います。

 

HSPというのは単純に言えば「極端に動揺しやすい人」、情報に対して普通の人より過敏な人と言えるかも知れません。

 

例えば大きな音や人の話し声に集中を削がれてしまったり、昔から照れ屋で内向的、社会に対しての不安も大きいなんて人も相関性の強い属性のようです。

 

要は動揺のしやすさというのは情報への過敏さであらわせる話しで、逆に言えば少しでも情報に対して鈍感になれればいいわけです。

 

くっそ手軽にやるのであればGABAってサプリを一発かましておけば動揺しづらくなりますし、認知療法系を進めていけば根本的解決もできるかも知れません。

 

この辺の話を掘り下げるのはぶっちゃけ面倒なのでここまでで!

考えるだけなら誰でもできる

この精神は考えることが好きだからこそ、大切だと思っているからこそ手放してはいけないものだと思ってるんですよね。

 

言葉通り品質の是非は何にせよ、誰しもが最適だと思う何かを考えることはできるんですよ。

 

人生を楽しく生きたいと考えた時、健康を重視する人もいれば、逆に健康を損なってでも美味しいものを食べたいとする人もいる。

 

もう少しわかりやすい話で言えば年収1000万に到達すると言う目標があったとき、1日20時間アルバイトをして稼ごうとする人もいれば、ネットビジネスや資産運用に手を出す人もいるわけです。

 

結論の正しさはさておき、まさに『考えるだけなら誰でもできる』という話であります。

 

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ここで問題になってくるのは考えた結果というのは当人にとって現時点での最善解だということ。

 

幼い頃考えていたことが、大人になってみるとなんて現実味のないことだったのだろうかと反省する人が多いように、思考結果というのは経験値や知識によって変化しがちです。

 

しかし幼稚園児が考えた末に出した選択も、人生経験を大量に積んだ大人が考えた末に出した結論も、当人にとって高い正しさを持っていたことは確かで等しいわけです。

 

何が言いたいかといえば『考えるだけなら誰でもできる』という言葉には、人よりも多くの時間・データを使って考えようが他人からすればそれは可視化されるものではないため、自分の思考結果と同じ価値しかないと評価されがちという話であります。

 

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考えが誰かの心を動かすために必要なものは背景情報です。

 

例えば権威性、道端のおじさんが急に「Youtube稼げるからやるといいよ!」と言ってきても何いってんだこいつで終わりですよ。

 

しかし仮に実際に運用しているチャンネル、それで取れたアナリティクス情報を見せてもらえたら多少は信じる気にもなるでしょう。

 

スプラトゥーンで「こうすれば勝てるよ!」と見知らぬ子供が言っていても微笑ましい気持ちになるだけで信じられませんが、そのとおりの立ち回りをしてプロ級の腕前を見せてきたらなるほどという気持ちにもなります。

 

我々が自分以外の誰かの考えを肯定するのは

 

  • 統計的立ち位置のデータ
  • 実際にそのとおりにやってみた結果
  • 強い権威性

 

があったときで、逆に言えばそれらがなにもないのであればたとえアインシュタイン級の考えを披露したところで、なんでもないただの戯言でしかありません。(多くの人にとっては)

 

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軽く例を書いておくと「文末にこういう言葉をつけると訴求力が上がります」なんて話をするのであれば

 

  • A/Bテストをした結果を示す(統計的データ)
  • 実際にやってみたらCVRが向上した(目に見えてわかる経験値)
  • 大手広告会社も利用している(権威性)

 

などをくっつければいいわけです。

 

『考えるだけなら誰でもできる』ってことを念頭に置いておかないと、自分の(おそらく)類まれな思考能力から導き出した出力結果が評価されないことに不満を感じてしまうんですよね。本当は信じるに値する何かを作れていない自分がまだまだ未熟なのだと自省すべき場面のはずなのに。

 

推測分野は偏見力だ

例えば人狼など、「確実性を求めるために最適化行動を突き詰めることはできるけれど、最終的判断は推測が必要」みたいなゲームってあるじゃないですか。

 

ポケモンとかもそうですけど、「この場面、おそらく相手の行動は2択。そのうちどちらの行動を取るかは人それぞれだけど……」みたいに推測する場面が出てくる。

 

常に統計的データを元に戦えるならいいですけど、そうもいかないのが現実なわけで、そういった場面で勝つために必要なのは偏見力だと思うんですよね。

 

「受けパ作ってるぐらいだからここは強気択じゃなくてじこさいせい押してくる」とか「もし彼が人狼だとしたらあの場面は強心臓すぎる、声質や普段の立ち振る舞いから考えると考えにくい」とか。

 

確実な答えが言えない場面はどうあがいても複数の選択肢から確実に正解を選ぶことはできないわけですから、経験値による偏見力を高めていくしか無いんですよね。

 

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多分択ゲーが強い人ってこういう能力が優れているのかなと思うんですよ。

 

僕なんかはこれがめちゃくちゃ苦手で、相手の行動パターンや想像される可能性みたいなのを網羅することはできるかもしれないんですけど、それに優先順位を付けていくことが非常に苦手。

 

何故か考えた時、大抵の場合相手に対して「自分だったら」思考を使ってしまうからだと思うんですよね。何かしらの要素によって絞り込まれた、類似性の高い集団だったらこの思考も優位性を持つのかもしれませんけど、大抵の場合は無作為なため自分と相手のブレによって選択肢を見誤るわけです。

 

択ゲーで勝っていくためには抽象的認識をしつつ、「この傾向Aを持つ人は緊張レベルの高い場面は守りの選択肢を取りやすい」みたいな確率的に高い偏見を身に着けていくのが必要なのかなと。

 

よくゲームをしていると最適行動を煮詰めた結果ある程度の上位陣まではいけるんですけど、どのゲームも最終的には読み合いの場面が発生してそこで負けることが多いので、この偏見力を身に着けていきたいなっていう。

独学するより教えてもらったほうが100倍ぐらい早かった件

いや当たり前なのかもしれないけど。

 

いま本業にしていることってすべて独学で、試行錯誤アンド試行錯誤でうまくやってたんですが、地元で珍しくセミナーがあるっていうんで参加してみたら大量に有益な情報が入ってきたやばかったです。

 

多分このまま続けていても気付かなかったと思うことばかりで、やはり単一の視点だけでできることっていうのは限界があるのかなと思ったり。

 

ツイッターなんか見ていると「とにかく今うまく行っている人と会え!」って意見がめちゃくちゃ多かったんですが、そのとおりだったなと思います。

 

自力っていうのにこだわりみたいなのがあったんですけれども、限りある人生。せっかく頑張るなら時間帯効果を高めるためにも、人に聞くってのは大事かもしれないなとこの歳になってようやく理解しました。

 

まあこの考えのせいで20歳前半の頃に詐欺商材に引っかかって借金こさえたりもしたので、良し悪しではあるのでしょうが。

最も生産コストが低くて再現性が高く、しっかり集客できるコンテンツ

結論から書くとこれは2つあると思ってます。

 

1つ目が『共感型コンテンツ』。言い換えるならば『体験型コンテンツ』です。

 

2つ目が『解説型コンテンツ』、『悩み解消型コンテンツ』とも言えます。

 

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Youtubeを始める際、動画の方向性を5つに分けました。

 

  • 企画系
  • トレンド系
  • クリエイティブ系
  • 共感系
  • 解説系

 

※この5要素は相反する特徴ではなく、複数を抑える可能性もあると考えています。

 

それぞれの特徴を考えてみると。

 

企画系

 

メントスコーラのような動画。現時点では存在し無い需要を、知名度によって広めコンテンツ自体の面白さで繰り返し視聴させたり、口コミや急上昇によって認知度を上げる方式。

 

特徴:生産コストが高く、再現性も低い。また集客がブランド力に左右させる、代わりに爆発力が高い。

 

トレンド系

 

→今話題になっているニュースを取り上げて言及するタイプのコンテンツ。刺激の高い情報(ゴシップ系)を取り扱うと初期からアクセスを取りやすいが炎上しやすい、逆にアプリなどのトレンドは好感度高めのYoutuberがすでにやっていたりで差別化が難しい。

 

特徴:生産コストは低め、再現性は高い。ただし作成した動画の寿命が短く、また炎上リスクも高い

 

クリエイティブ系

 

→アニメーションや音楽、映画のPVなど。高い技術力にセンスが問われる。繰り返し視聴してもらいやすいため動画としての力は非常に高い。

 

特徴:生産コストかなり高め、企画自体は考えやすいが(歌ってみたなど)演者や編集者の能力によって差が出やすいため、再現性は低いといえる。

 

共感系

 

Vlogのような形式で『多くの人が抱える悩みに対して共感を示す』ようなコンテンツ。例えば初心者ブロガーに向けて『ブログを初めて1ヶ月経つのですが全然結果でなくてツライです……!』みたいな動画を上げて共感を得るスタイル。

(ガチャ爆死動画なんかが共感系としては有名かも)

 

特徴:生産コストは低め、再現性は高い。共感対象となる演者の好感度が非常に重要となる。

 

解説系

 

→共感系コンテンツが「同じ悩み抱えてます」と伝えるのに対して、解説系コンテンツは「その悩み解決します」という方針。共感系が生徒と生徒の関係性なら、解説系は教師と生徒の関係。

 

特徴:生産コストは低め、再現性は高い。動画自体に価値が発生しがちで、演者の価値が低くなりやすいため、登録者数が得にくい(ブランディングが難しい)

 

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こんな感じで分析をしてみて、生産コスト低いし再現性高いのに集客できるコンテンツって共感系と解説系かなぁと思ったという話でした。

 

実際のところは知らんです。(現在実際に手を動かして検証中)

人間の予測パターン

経験型

 

例えば昔海に入ったらクラゲに刺されて死にかけたので、海に入るのは危険であると予測するようなパターン。

 

他にも一度パチンコで大勝した経験から「いつか勝てるだろう」といくら負けようとも通い続けるのも経験型の未来予測からくる。

 

類似型

 

モンスターエナジーを飲んだら気分が悪くなった、だからレッドブルなど他のドリンクでも具合が悪くなるだろう。みたいなの。

 

経験型に近い。

 

主観統計型

 

自分の観測範囲において、過半数を超える意見や経験が全人類においても似たようなことが言えるだろうと考えるパターン。

 

友人数が少ない場合や、多様性レベルが低い場合に事故を起こしやすい。逆に交友関係が広く、また無作為であるほど信頼性が高まる。

 

悪くなるバイアス

 

一般的に人間はネガティブな情報を吸収しやすいため、ニュースで取り扱われる殺人などの話を高優先度で得てしまう。

 

結果、世の中はどんどん悪くなっていると予測しがちというパターン。主観統計型に近い。

 

過去例が継続するバイアス

 

人間は右肩上がりのグラフを見るとそのまま上がり続けると考え、逆に右肩下がりのグラフを見るとそのまま下がり続けると考えやすい。

 

経験型に近い。

 

過去の選択を曲げられない

 

特に時間を多く割いていたり、資本を多く投入していたりするとより強固になる。

 

例えばギャンブルで大金を投じたら後に引けなくなるケースや、10年以上勉強し続けたからこそその成果を活かして生きていきたいと考えるなど。

 

この時人間の脳内では「そろそろ変わる」という思考が芽生えている様子。過去例が継続するバイアスが存在する割に、自分のポジションが関わってくると逆転したりするという話。

 

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これらが必ずしも悪い結果を生むというわけではなく、今の自分の予測って人間の思考の癖によって捻じ曲げられているのではないかという客観的視点を持てるようにまとめただけです。

 

自戒的ななにか。