経験型
例えば昔海に入ったらクラゲに刺されて死にかけたので、海に入るのは危険であると予測するようなパターン。
他にも一度パチンコで大勝した経験から「いつか勝てるだろう」といくら負けようとも通い続けるのも経験型の未来予測からくる。
類似型
モンスターエナジーを飲んだら気分が悪くなった、だからレッドブルなど他のドリンクでも具合が悪くなるだろう。みたいなの。
経験型に近い。
主観統計型
自分の観測範囲において、過半数を超える意見や経験が全人類においても似たようなことが言えるだろうと考えるパターン。
友人数が少ない場合や、多様性レベルが低い場合に事故を起こしやすい。逆に交友関係が広く、また無作為であるほど信頼性が高まる。
悪くなるバイアス
一般的に人間はネガティブな情報を吸収しやすいため、ニュースで取り扱われる殺人などの話を高優先度で得てしまう。
結果、世の中はどんどん悪くなっていると予測しがちというパターン。主観統計型に近い。
過去例が継続するバイアス
人間は右肩上がりのグラフを見るとそのまま上がり続けると考え、逆に右肩下がりのグラフを見るとそのまま下がり続けると考えやすい。
経験型に近い。
過去の選択を曲げられない
特に時間を多く割いていたり、資本を多く投入していたりするとより強固になる。
例えばギャンブルで大金を投じたら後に引けなくなるケースや、10年以上勉強し続けたからこそその成果を活かして生きていきたいと考えるなど。
この時人間の脳内では「そろそろ変わる」という思考が芽生えている様子。過去例が継続するバイアスが存在する割に、自分のポジションが関わってくると逆転したりするという話。
---
これらが必ずしも悪い結果を生むというわけではなく、今の自分の予測って人間の思考の癖によって捻じ曲げられているのではないかという客観的視点を持てるようにまとめただけです。
自戒的ななにか。