INTP型のブログ

苦味があるな?

インターネットで荒らしをどうやって対策するのか

結論から言うとゼロにすることは不可能と考えて良さそうです。

 

その上で数を減らしたり、効果的な対策はどれなのかについて書いていきたいなという記事です。

 

1.荒らしはネット利用者の0.47%

 

ネット炎上に積極的に参加している人は0.47%で、ネット炎上に参加したことがある人は1.1%だったというデータがあったりします。

 

https://yuchrszk.blogspot.com/2016/05/047.html

 

2.荒らしの性格特性

 

ネットで荒らし行為をする人の性格特性として、

 

  • マキャベリアン=他人を操ったりダマそうとする性向
  • ナルシシズム=自己チューで自分が大好き
  • 精神病質=他人への共感や後悔の感情がない
  • サディズム=他人を苦しめるのが楽しくてしょうがない

 

https://yuchrszk.blogspot.com/2014/02/s.html

  

 の4特性が挙げられていました。

 

※ちなみにこっちのデータでは荒らしの割合はネットユーザーの5.6%ぐらいと出ている。基準が違うっぽいね

 

注釈として書いておくとナルシシズムは他人との比較を行うことで自己愛を深める場合が多いため、荒らし行為につながるようです。

 

3.有効な荒らし対策

 

上4特性を持つ、ネット上に潜在的に存在する荒らしユーザーからの攻撃を避けることは、母数が増えるほど避けることが不可能になってきます。

 

少ない数字である0.47%をとっても、1000人いたら4,5人は荒らしがいるわけで中々なもの。

 

こういったタイプへの対策として承認制やIP制は効果が薄く、むしろ火を付けるだけなんだとか。

 

ただ効果的側面をもあって何かというと、その日の気分や周りの空気感に流されて攻撃してしまうタイプの人には有効なようです。

 

  1. サイコパスやサディストが荒らしの先陣を切る
  2. たまたま嫌なことがあった人がそれを見る
  3. 内なる荒らし心が発動!

 

誰もが「ネット荒らし」になり得る時代 | パレオな男

 

いわゆる割れ窓理論的な現象がネットリンチの場面でも発生してしまうようなので、例えば自分が管理権を持つコメント欄であれば削除や非表示、ブロックの対策を。

 

SNSであれば返信の非表示機能やブロックによって対策するのも全体の数を減らす上では有効かもしれません。(ただし先陣を切る荒らし好きはアカウントを作ってしつこく粘着してくることかとは思います)

 

ネット上では常に火花がバチバチ散っているので、おそらく同ジャンルで似たような場が発生すればそちらに移動することかと思いますので、1週間ほど放置して熱が冷めるのを待つのが炎上対策としては有効なんじゃないかなーと思いました。

 

4.最もやばいのは欲している反応を返すこと

 

例えばマキャベリアンな荒らしはあなたのことを攻撃することで自分の発言の優位性や信憑性を高める目的があると考えられるので、どんなに言葉を尽くしても一部を切り取って更に炎上の種にすること請け合い。

 

ですのでどう切り取っても失言となりえないことを心がけたりする必要があります。(まあいくらでもいちゃもんはつけられるので、例えば「こんな大変なときに日常ツイートするな!」など)

 

サディズムは叩いて泣かれるのが一番嬉しいので、傷ついたアピールによって火が付きます。ナルシシズムはあんましわからんです、多分ケースとしては下を見て安心するために攻撃するってとこだとは思いますが。

 

精神病質はそもそも人間が攻撃をためらうのって罪悪感によるところが大きいって話なので、これが他特性とくっつくと手がつけられなくなるって感じじゃないでしょうか。これ単体だと対策の立てようがない気がする。

 

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というわけで荒らしの対策としては、やばいやつが増えてきたと思ったらそいつらの発言を削除したりブロックしたりで消す。それでも無理になってきたらほとぼりが冷めるまで消えるってのが適切なんじゃないかなーと思いました。

 

一人ひとりをボコボコにぶっ倒す見せしめ系も有効な感じはしますけど、実生活にまで影響を与えないと効果は薄そう。ネガティブな反応を求める人は、そもそも反応であれば何でもいいから欲しい状態に陥っているケースも多いので、返信もらうために過激な発言を繰り返すってのもありますし。

 

かといって裁判沙汰に発展させたらそれはそれで大変だし、なにより恨みを買いそうで怖いよねっていう。

 

最近はやり返すべき理論も多く見ますが、本当にそうなのかと思うところもあるわけでございます。正しいのかもしれんけど、わからん