INTP型のブログ

苦味があるな?

NFTとメタバースと経済圏

まずメタバースから触れていくと、これは単に仮想空間に構成された3次元空間のことなので、今流行りのAPEXにしろフォートナイトにしろVRchatにしろ、全部メタバースといえる。

 

ここにNFTが加わってくる。

 

NFTは複製不可なトークンのことで、メタバースにNFTの概念が組み込まれると、APEXで例えるなら『マップAのAエリアの権利書』みたいなのをNFTとして発行して取引したりできる。あとは普通にスキンとかをNFTとして発行するとか

 

ここに経済圏(エコシステム)が加わるというのは、ビジネスとしてとてつもなく大きいことである。というのが、NFTやメタバース人気の理由だと思う。

 

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メタバース・NFT・経済圏というのは、現実世界で例えるなら

 

  • 世界:ネットワーク
  • 日本:メタバース
  • 国内のもの:NFT

 

と捉えられるし、もう一つレイヤーを落とすと

 

 

とも言える。

 

端的に言えば、メタバースやNFTというのは、国作りという最強の金のなる木を仮想空間に作り出そうというビジネスであり、さらに言えば有力な通貨発行権の握り合いとも言える。

 

例えば日本は日本円という通貨を通じて経済圏をコントロールすることができる。これは日本というメタバース空間に対して日本円という仮想通貨を発行しているというのと同じこと。

 

現状のNFT・メタバースの流行というのは仮想空間に国を作ろうという動きにほかならない。メタバースの空間で使える仮想通貨を発行し、それらを通じてNFTをやり取りする。メタバースの世界では特定の行動をすることで仮想通貨を手に入れることができる。

 

これはまさに国である。

 

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そもそもの話、なぜデジタルコンテンツにここまでのお金が動くのか?

 

というのは、すでに老人の感覚なのではないだろうかと思う。最近ではウマ娘が人気を博したり、フォートナイトは毎月スキンの売上だけで数百億が発生していると言われる。

 

デジタルファッションなどと、実際には着飾れない仮想空間の衣服が取り扱われる感覚についていけないというのは、フォートナイトのスキンに課金する人の気持ちがわからないのに近い状態なのかもしれない。

 

ゲーム文化の台頭によって、すでにこうした仮想空間へのお金の発生というのは土台ができていたのかもしれない。そう思う

 

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要は、『みんなこの仮想空間国作りチャレンジに我先にと心血を注いでいる』っていうのがNFTとかメタバース人気の裏側なんじゃないかなーと思うって話でした。

 

VRchatに人集まったり、そもそも色んなSNSに人集まったり。ネット上に人が集まる土台みたいなのはできてて、そこにNFTが登場したら現実世界と同じく「グッチのバッグ買ったんだ~」みたいなブランド自慢みたいなのが起きるのではと思うし、そうなると見栄の張り合いも起きそうだよねとも思うわけで。

 

仮想世界は確かに仮想だし現実じゃないんだけど、そんなトートロジーな批判でみんなの心を現実世界に向けさせるのは難しい時代になってるじゃないかなーと思います。仮想空間でのコミュニケーション増え過ぎだしね。今一番お金動いてるのはGAFAとか見る限り第一次産業とかじゃなさそうだから、仮想空間でそのお金の流れを再現するのも無理なさそうに思うし。

 

お金の流れというのは人のつながりから発生するものなわけで、ネットワーク上でこれだけのコミュニケーションが発生している以上、仮想空間での国作りというのは夢想とはいえなさそうに思います。

 

一個人としてこの流れにどう向き合うのかといえば、これから仮想空間に沢山の国ができていくわけで、となればその国の中で値の上がりそうなNFTを買ったり、名を挙げそうな国の中で活動したり。っていうのが主になるんじゃないかなーと思います。

 

基本的に現実世界の移し替えだから、コミュニケーションが取れるものと考えると、おそらくゲームだろうなと思ったりはするので、来年はBCGに注目していきたいなと思う所存でございました。

 

おわり

 

PS.文章書いてないし読んでなさすぎるので、どうやって書けばいいのかわかんなさすぎた