INTP型のブログ

苦味があるな?

読んで良かった本、知識を実際に利用してるやつ

いつもどおりリンクはないのでググってください、類似タイトルの別物買わないよう気をつけてね

 

最高の体調

 

敬愛するパレオの兄貴が書いた本

 

健康に関する知識を論文付きで解説してくれるため信頼でき、実行に移すまでの心理障壁が低い。

 

体内炎症という概念から腸で精神状態がほぼほぼ決まる理由なんかが概ね理解できるし、納得もできるのでそれを改善しようと動ける良本

 

孤独が人間にとって最大のメンタルに悪影響を与える要素と言えそうなので、基本孤独な自分はめちゃめちゃ精神的に悪い状態にあることが分かり、人間関係以外の部分だけでも詰められたことで、クソ強メンタルで仕事ができるようになった。

 

超ストレス解消法

 

ストレスを解消するための方法がひたすら載っている本、同じくパレオの兄貴が書いてる。

 

一般的なストレス解消法はアドレナリンを分泌させることにより気を紛らわせているだけのことが多く、言ってしまえば痛み止めでストレスに気づかなくさせるようにしているだけ。そのためアドレナリンが切れるとすぐにまたストレスの悪影響を受けてしまう、その点ここに書いてある手法はそういった痛み止め的な手法じゃないので優秀

 

なおストレスが溜まる→セルフコントロール能力を司る前頭葉の機能が低下する。というプロセスにより、自分がやるべきことや、やってはいけないことをコントロールできなくなる。やる必要がないことや、やってはいけないことに時間を割くようになり、自己嫌悪。更にストレスが溜まるという負のループに陥り人生が終わるので、正しいストレス解消法を理解しておくことは重要

 

最高の体調と同じく自分の人生を根本的に修正してくれた本っす

 

小説家という職業

 

全てがFになるで有名な森博嗣さんが書いたエッセイ本。

 

内容は一般的なクリエイター思想から乖離した、「小説家だってビジネスだぞ」という視点から書かれてる。

 

また森博嗣さんなりの小説の書き方を載っており、これもまた痛快。個人的にはどんぴしゃりの方法だったらしく、今まで書けて1万文字程度だった人間が、8~9万文字の長編小説を推敲含め1ヶ月で書き上げることが出来た。

 

繰り返すけど一般的なクリエイター思想からは乖離しているので合わない人はとことん合わないと思う。

 

LIFE SHIFT

 

平均寿命が100年超えてくるんだから、資産形成の考え方変えようぜって本

 

単純に平均寿命の推移自体が知らないことだったのでそこを知れただけでも良し。また有形資産と無形資産にも触れていて、特に重要である無形資産を細分化し、それぞれの重要性を説いてたのもグッドだった。だいたい知ってるって感じだったけども

 

学生の頃に読んでたらめっちゃ捗ったかもなと思った本、現状だと「従来どおりの生き方でいいっしょ!w」って言っているやつを、本からの情報という権威付けをしてボコボコにする時に使えるなという感じ

 

すでに重要だと思っていることを再認識することで行動を改められたなと思うので有益という判断をした

 

お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが~略

 

確定申告に関する本

 

めちゃめちゃライトでありながら、実用性が高かったので自営業歴の短い自分としては非常に助かった。

 

当初「経費に乗るかどうかの判断ってどうすればいいんだ……」と悩んでいたところに、「自分で乗ると思ったらよし! そこまで不安にならなくてもよし!」という知見を得られたのが非常に良かった

 

これからの時代、LIFE SHIFTの話も合わせると一点突破は難しいので副業は不可欠。副業をしたらついてくるのが確定申告なので、その時が来たらこの本に頼るといいっすよ

 

GoogleAdsense マネタイズの強化書

 

アフィリエイト系の本

 

木で行ったら幹の部分をしっかり回収している感じ、詰めが甘かったところを詰められたので良かった。(サイト構造の部分とか)

 

この本の真骨頂はChapter4に書いてあるアドセンスのガチ運用に関する部分だと思う。基本的にノウハウ本はクリティカルな部分が書かれない傾向にあるのだけど、数値的に回収されていてアドセンス運用素人としてはおお!ってなった

 

最新のネーミング強化書

 

ネーミングの時に使える本

 

ネーミングをする企業が書いている本で、説得力が非常に高い。

 

ただ手法自体は「企業でやるからこそ工程をめっちゃ厳格にして、しっかりやりました感作ってるんだろな」と感じる程度には回りくどい。商品特性からペルソナ決めて、商品ジャンルから共起語だして、そっから発想力でいろいろくっつけていくって話を、凄い緻密にやっている感じ

 

イデア業は低労力と思われがちだからこその、対応策なんだろうなと思うと感心した。大変なことやってるんだと見せる力も大事なんだろうなという、いや実際大変なんだけど

 

ちなみにネーミングに関しては韻に関しても学んでおくと面白いと思う、頭韻法とかそのへん

 

ネーミング辞典

 

特定の言葉が8カ国語で掲載されている本

 

索引が優秀で翻訳言語も含んで全て載っているため、頭韻踏みたい時とか捗る

 

ネットで女性に売る

 

女性向けマーケティングについての本

 

女性向けのマーケティングをする時の指針みたいなのがわかってよかったかなと思う。ただ内容は現代思想的に怒られそうなのであんまり勧められない、なのでレビュー終わり

 

ザ・コピーライティング

 

コピーライティング業界で神レベルに崇められているジョン・ケープルズが書いた本。どんくらい凄いかって言うとケープルズ賞とかいうのがあるぐらい

 

パパっと読むと具体例の部分が目に引っかかる構造になっているので、なんか胡散臭い本みたいに見えるかもなのだが、この本の重要なところは基本思想の部分で、実務に転用していく上で捗り助かった

 

帯に価格の10倍以上の価値があると書かれているんだけど、実際コピーライティングをビジネスの中に活かせる立場にある人はそんぐらい価値がある本だと思う

ネーミング辞典が結構使えた

ネーミング辞典第三版ってやつ。

 

日本語含む8カ国語で様々な言葉を翻訳して載っけている本なんですけど、これの何がいいって索引がめちゃめちゃ優秀な所。

 

クリエイターのためのネーミング辞典ってのも合わせて買ったんだけど、こっちは日本語のみ索引が入っていて、ネーミング辞典第三版の方は8カ国語全てを索引でヒットさせられるんですよ。

 

最近買った本の中でもいい買い物した感のあるやつすなー。

 

---

 

ちなみになんで索引が充実していると強いかっていうと

 

  • 頭韻
  • 脚韻
  • 音の繰り返し

 

なんかを名前に取り入れようと思った時に使いやすいからっすね。

 

頭韻はマリリンモンローみたいにイニシャルを揃えるやつ、他にはコカコーラとか。多分これが一番ポピュラーなやつで、頭韻法なんて名前も付くぐらい印象に残しやすい技術。

 

脚韻はいくよくるよとかヤミラミみたいに、言葉尻が同じやつ。発音すると違和感があるんだけど、だからこそ印象に残りやすいよねっていう。

 

音の繰り返しはすももももももみたいなのとかハンターハンター幽遊白書など。

 

---

 

名は体を表すなんて言いますけど、逆説的に名前はそれについて伝える努力をする必要があるんすよね。

 

この辺はコピーライティングの世界に通ずるものがあると思うんですけど、ほとんどの人はひと目に入った情報でふるいを掛けるから、名前でだってアピールしていかないといけないんでしょう。

 

意味を伝える + 興味をそそるっていうのが成功したら中々な爆発力を生むというのは、「ネピアモイスチャーティッシュ」で全然売れなかったのに「鼻セレブ」にした途端爆発的ヒットになったってのからも分かる話すな。

 

鼻セレブみたいな発想系は難易度が非常に高いので、興味をそそるの部分を頭韻やら脚韻やらでカバーしたほうが楽だし、そのために買ったネーミング辞典がとても良かったという話でした。韻を踏もうと思ったとき索引の充実具合はほんと助かるーって感じすわ

Ne持ちは鬱になりやすいだろう科学的根拠が出たよー

ch.nicovideo.jp

 

こちらもクリエイティビティに関する論文(R)でして、「創造性が高い人は本当に気分屋なのか?」って問題を調べてくれております。俗にクリエイティブな人はすぐに落ち込んだり、逆に急にテンションが上がるようなイメージがありますが、これは正しいのか、と。

 

 

研究チームは先行研究から36件を選んでメタ分析を実行。創造性とメンタルの関係性をチェックしたところ、

 

  • 創造性が高い人ほどメンタルを病む傾向があった!

 

って相関が確認されたんですよ。どうも良い文章や斬新な絵画を作る人ほど鬱や不安障害に襲われやすいらしいんですな。全体的な相関は中から大ぐらいなんで、これはわりと間違いなさそうであります。

 

有料記事の内容を一部だすのどうかという気もするけど、引用の範囲内だからセーフ。

 

ここでいう創造性っていうのはアイデア力、いわゆる拡散的思考ってやつでMBTIでいうとNeの領分のことすな。

 

どうしてメンタルを病みやすいかっていうのの機序は明確にできてないみたいなんですけど、個人的には発想力が豊か過ぎる分ネガティブになりやすいとか。単純に脳を使うほど脳は疲れるわけで、疲弊したらそれだけ気分も落ち込むっていう理由だったりするのかもと思ったり。

 

なんにせよ「自分は想像力が豊かだ!」と思う人はメンタルを健全に保つってのをしっかりやってかないと、他人に迷惑をかけることも増えるだろうし、単純に人生も楽しくならんよねと思います。

 

---

 

この研究でわかってるのは「創造性が高いと心を病む」って話なんで、必ずしもクリエイティブな行為をしたら病むって話じゃないんでしょうが、経験則的には創造力を必要とする仕事をしている人ほど心を病みがちな気がするんですよね。

 

あれは単純にそれを仕事にできる人は創造性が高いという話なのか、それとも仕事を通して能力が鍛えられて心が病んでいくということなのか……。ここの関係性知りたいっすなー。

 

※なお心を病むと創造性が高まるということではないです。

 

 

問いかける文章の凄さ

文章のテクニックは色々ありますけど、共通して言えるのは心を動かすって部分です。

 

感動という言葉はそのまま感情が動いているということで、感情が動くというのは人にとって大きく印象に残る出来事になります。

 

感情が動けば印象に残る、ということは良くも悪くもそれについて語りたくなるものです。凄まじい体験というのは善悪問わず共有したくなるものですから。

 

---

 

心を動かすというのは広告の世界においても重要なことです。

 

人間は理性的であるほど合理的な選択をしようとします。合理的、というのはリスクを想像するということでもあります。

 

損をするかもしれない、失敗するかもしれない。ネガティブな情報に目を向けて、その上でリターンにも目を向けられる思考の持ち主であれば良いのですが、ほとんどの人はネガティブな情報を頭に思い浮かべた時点で行動をやめようとします。

 

だからこそモノを売る、なにか行動を起こしてもらうと思ったら衝動的、つまりは反理性的であってほしいわけです。

 

理性的ではないというのは感情的であるということで、感情的にさせるには感情を認識させるのが一番。ここで心を動かす必要性ってのが見えてくるわけですね。

 

---

 

心を動かす文章のテクニックというのは沢山ありますが、そのうちの一つが問いかけるというものです。

 

文章というのは一方通行であるというのが普通の認識です、だからこそ問いかけられると意表を突かれて、感情が動いてしまう。だから問いかけるというのは心を動かすテクニックとして使われているわけですね。

 

例えばですけど

 

 

 

せっかく書いた文章なのにスクロールするの早いですね、あなた。

 

 

 

なんて急に書かれるとドキッとしちゃうものなんですよ。え? そうでもなかった?

 

ならゲームなんかで次元の壁を超えてくる演出なんかされるとビックリしません? 小説なんかでもいいですよ、作中の人物が本を読んでいるあなたに対して問いかけてくる。これはどうしても意表を突かれる演出ですから、心が動いてしまうものです。(類似作品を見まくっていると慣れてなんとも思わなくなるかもですが)

 

今回僕がやったみたいに過剰な演出をすべきとは思いませんが、文中に”あなた”というワードを盛り込むだけで読者の意識を変えられたりしますから、面白いよねって話でした。

ベネフィットってどこまで明確にするのかって話

ベネフィットを具体的にするのは大事なことなんですけど、どこまで具体的にするべきなのかって話に悩む人は多いかもしれんす。

 

ベネフィットを具体的にする時は大体字がうまくなるよ→それになんの意味が→字が綺麗だねって言われるようになるよ→それになんの意味が→

 

みたいに掘り下げていくんだけど、これを無限に続けると大体幸せになるからみたいになってくるんですよね。(上の例だったら矢印に続いて、嫌な思いしなくなるよ→ストレスが減るよ→それって幸せじゃん。みたいな)

 

ここで思い返すべきはベネフィットを具体的にするのは訴求力を高めるため、って部分。ただメリットを上げるだけだと、人間は深掘りする能力がしょぼいので「それって俺になんのメリットがあんの?」となってしまうわけです。かといって掘り下げすぎると幸せになるとかいう逆に抽象的になってしまうというジレンマがあるわけすな

 

---

 

ベネフィットを具体的にするのは訴求力を高めるためですから、訴求力の高い情報を扱える段階で止めるべきと言えます。

 

訴求力の高い情報は

 

 

・性

・欲(金)

・不安

・自尊心・義務感

 

に関わるあたりですね。

 

性は肉欲、愛、友情なんか。

 

欲は金ベースで収入増や節約、安さ。

 

不安はみんなと同じでいたいという気持ちや、老後への不安感。健康でいられるかなど。

 

自尊心は「立派な社会人ならスーツにこだわれ!」みたいなの。プロ意識があるからこそ欲しくなるそんなやつ、プログラマーならプログラマー向けキーボードとか

 

---

 

ベネフィットは上のあたりまで来たら止めるとよろしいかと思います。

 

「字がうまくなる方法」であれば字が綺麗だとモテるよ(性)とか、みんなにバカにされなくなるよ(不安)とか、大人としてふさわしい文字がかけるよ(自尊心)とか。この辺で掘り下げを止めるといいよねっていう話でした

言葉を工夫し人を動かす、コピーライティングの基本

今度人に教えるのでまとめ。

 

コピーライティングは3つの要素からなる

 

・見出し(タイトル含む)

・文章

・ビジュアル

 

特に重要なのが見出しで広告効果の50~75%を担っているとされている。

 

見出しを書く上で重要な五要素

 

コピーライティングの神と呼ばれてるジョン・ケープルズ(ケープルズ賞なんてのがあるぐらい)が「この辺抑えたらいいよ」といってくれたやつ。

 

・得になる情報を盛り込む

・新情報

・好奇心を煽り、上2つと組み合わせる

・マイナス面を書かない(視点をプラスにする)

・簡単であると主張する(必ず根拠も盛り込む)

 

初回から5つ全部盛り込むのは難しいし、場合によっては新情報や好奇心煽り、簡単さをアピールするというのは出来なかったりするので、絶対取り入れるべきなのは得になる情報とマイナス面を書かないという点

 

優秀なマーケターなら気付くと思うけど得になる情報や新情報と行った視点は対象ユーザー(ペルソナ)に依存する

 

だからコピーライティングでは見出しが重要→見出しの必須要素を埋めるにはペルソナを考える必要があるという理論で、ペルソナについても理解しておく必要がでてくる。

 

ペルソナの考え方

 

基本的に属性は絞り込むべきである(優れたマーケターと言える秋元康氏も、とにかくターゲットユーザーを絞り込みまくる必要があると主張している)

 

例えば赤いボールペンを売るとする。

 

一般的な人であれば「赤いボールペンを欲しがる人」で広告を作る。その場合の見出しはせいぜい「スラスラ書ける赤いボールペン登場」とかだ。しかしこれでは属性が広すぎるため、競合が多い。言ってしまえばみんなスラスラ書けると主張しているから、消費者からすればそれである必要が無い

 

ペルソナについて理解が深い人ならここで「赤いボールペンを欲しがる人はどんな人か」を想像する。受験期の学生や学校の教師、塾講師なんかも当てはまるだろう。同時にどんな悩み(ニーズ)を持って赤いボールペンを探すのかも考慮する

 

そうしてペルソナを絞れたらそれぞれが全体市場規模に対してどれぐらいの規模か、同じ市場を狙っている競合はどれぐらいいるか、どれぐらい強いか。また最も重要な自社の赤いボールペンの性質を考慮してペルソナを想定する。考慮した結果は例えば「丸付けをし続けて手首がつらい学校教師」とかになるはずだ

 

ペルソナの重要性を理解できない人であれば市場規模を広く拾える「赤いボールペンを欲しがる人」の方が数の暴力で件数を増やしやすいのではと思われるかもしれないが、どのような絞り方にもよるが基本的に属性を絞ったほうが広告パフォーマンスは向上するため良い(なぜなら広告を出すにもコストが掛かり、閲覧数に対しての購入率は常に重要だからだ。そして何より悩みにマッチした商品であるほど顧客満足度は上がり、リピーターも増える。それは広告主としては一番嬉しい話なのだ)

 

普通に考えてあなたが教師だったとしたら「スラスラ書ける赤いボールペン」と「教師のために作り出した、ノンストレスな赤いボールペン」どちらに興味を惹かれるかは自明のはず。より自分のもつ属性と一致度が高いほど購入率(いわゆるCVR)は向上するのだ。

 

---

 

ペルソナの話は一度ここで終了し、話を見出しに戻す。

 

ペルソナづくりはあくまでより逸脱な見出しを作るためであり、優れた見出しこそが広告パフォーマンスを左右する。なぜか? それはおそらくあなたが検索結果の記事のどれを読むかを、本屋でどの本を購入するか決めるときを思い出せばわかるはず。あなたはタイトルだけで数多あるコンテンツを片手で数えられるレベルへふるいにかけているはずだ

 

得になる情報を見出しに優れた形で盛り込む方法

 

ただ得になる情報と書くと「字がうまくなる方法」みたいなコピーを想像するかもしれない、間違いではないがそれでは訴求力が弱い

 

この問題を単純に訴求力の強い情報(例えば金や性に関わる話)を盛り込むことで解決するのも悪くないが、ここで教えたいのは「ベネフィットを明確にすべし」ということだ。

 

ベネフィットを明確にするというのは「字がうまくなる方法」であれば、字がうまくなることでペルソナはどんな体験をするのかという話である。

 

字がうまくなるということは、その人は字が下手ということだ。字が下手であれば文字を書く場面が嫌になる、なんなら恥ずかしい思いもするかもしれない。字がうまくなったらそんな悩みが解消される体験を得る、これがベネフィットだ。

 

つまり「字がうまくなる方法」をより優れたコピーにするのであれば「字が綺麗だねと言われるようになる方法」とかになるだろう。(より強いと思われるのは体験談化した「字きれいだね、人生で初めてそう言われました」とかかもしれないが、小技を入れまくると混乱しそうだよねとベターな案を書いた。のにこうやって追記した悪いところじゃん)

 

---

 

---

 

---

 

他4つについても掘り下げようと思ったけど混乱招くだろうし、正直ベネフィットを明確にするってところができていればいいので終わり。

 

こっからはちょっと話それるけどアフィリエイトやりたいって人に教えるので、「ペルソナを下手に絞ると対象ユーザーが居なくなって検索流入がゼロになる」問題と、「コピーライティングを意識しすぎると、検索キーワードを意識したライティングができなくなる」問題をフォローしておく。

 

ペルソナを絞る時は想像ではなく市場と相談せよ

 

アフィリエイトHOWTOサイトなんかでも最近は「ペルソナを絞りましょう!」と書かれていたりするし、実際それは有効なのだけど素人にそれを教えると「空想上のペルソナ」を作り出したりするのがとても危険なのだ。

 

極端な例だが「音声入力デバイスを引きこもりに売ろうとしたりする」のだ。引きこもりであれば人と会話する機会が少ないので声はあまり出したくないだろうし、何より家族の目もある。PCの類を利用していそうではあるが、音声入力デバイスを欲しがるそうとは思えない

 

しかしこういった「空想上のペルソナ問題」の難しいところは決して対象ユーザーはゼロではないだろうということだ。音声入力デバイスを欲しがる市場割合的には少数だろうと属性を鑑みるに分かりそうなものだが、それでもゼロではない。ゼロではないからこそ完全否定できないし、一縷の望みをかけて挑戦し、そして大抵は失敗するのだ。

 

だから常に我々は実際のデータを元にペルソナを絞り込む必要がある。

 

基本的にこういった市場データはマーケターにとっての宝であるから、具体的なデータは出てこないし、これを書いている俺も出したくはない。だから常に情報弱者に当たる初心者は経験不足も相まってペルソナ想定に苦労するのだが、ありがたいことに一応当たりをつけられるツールがある。検索ボリュームを調べられるツールだ

 

https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

 

アドワーズかAhrefsがポピュラーだと思うが、どちらも現在は金を入れないとほぼ使えない。ので上記無料ツールを使うと良い、精度が微妙な部分もあったりするが、大体合ってるし、需要規模がどれぐらいか推測するには十分だ。

 

ちなみにこれは例だが、MBTI:14,800。MBTI 診断:5400。だから診断希望のユーザーは全体の半分以下というわけではない。なぜならMBTI単一で調べる診断希望者も多いからだ

 

具体的な推測方法はMBTI診断:5400、MBTI キャラ:1600、MBTI 相性:1000といったサジェストのボリューム数を比較して、そこから推測していくことになる。MBTIで調べる層は診断希望のユーザーが多く、他にはキャラクター性格診断や相性診断があるというのがわかる感じだ

 

難しいのは検索意図が同じ別キーワードがあるという点だ、MBTI診断:5400とMBTI テスト:1000は同ニーズだが、別ワードである。こういったものも加味して推測を立てていかないと、合算したら意外と規模の大きい属性であったというパターンも有るため注意したほうが良い。

 

ここで言いたいのはサジェストを利用して上位概念に対しての割合を見ていくという話だ。だからMBTI診断のサイトを作ると仮定した時、その段階ではライバルが強いというのであれば、更にMBTI診断のサジェストを調べ属性を絞り込んでいく必要がある。

 

---

 

残念なお知らせだが上記の絞り込み方は誰もがやっている。だから検索キーワードベースでやるのは限界があったりする。

 

優秀な属性の絞り方である男性向け女性向けの判断も検索キーワードからでは難しいし、年齢層もわからない。

 

ただそれは初心者の場合であり、知見や様々な手法を知っている優れたマーケターであれば、どういった属性が多く、どこに向けて絞り込むとより多く、より強く戦えるかがわかってしまったりする。例えばMBTI診断であれば占いと類似性があり、占いは女性が好むコンテンツだ。だから女性の方が診断希望者は多いと推測できたりするし、SNSでMBTIについて投稿しているユーザーの性別割合を調べて知ることも出来たりする。

 

職業や現在の状況(不幸か幸か)、何を求めてMBTI診断にたどり着いたのか。属性の絞り方は無限にあり、だからこそ空想上のペルソナを生み出しやすい。更にいえば上級者と初心者でなぜ差がつくのかの話でもある

 

ペルソナ想定は基本であり上級者向けのテクニックでもあるのだ。

 

※結論は見出しの通り市場と相談しろであり、具体的には検索ボリュームを調べろだ。そうすれば需要ゼロにコンテンツを提供することが減り、徒労なくなる→まあ、サイト構成によっては記事単体では需要ゼロっぽいところも拾う必要が出たりするんだけど。とりあえずサイトレベルでは需要ゼロのところに投げるのはビジネスとしてやるなら労力に対してのリターンが少なくなりがちだから止めたほうがいいよ

 

(見返したらこっから敬語になってたけど直すの面倒くさいからそのままにするよ)

 

コピーライティングよりSEO意識するのが前提よ

 

有名キーワードだから晒すけど、”Hulu 評判”っていう非常にHuluを宣伝するには優れたキーワードがあるんですよ。

 

Huluの評判を知りたいというユーザーは「Huluって使う価値あるのか知りたい」という意図を持って調べているのが分かります。またHuluユーザーの多くは海外ドラマを目的としていることが多かったり、テレビCMで放送される機会が多いことから家族での共有を前提としていることが多かったりもします。

 

それらを踏まえて得になる情報を盛り込んだコピーを書くなら「お家で映画が見放題!家族みんなの笑顔が増えるサービスです」みたいに書いたりしたいところですが、SEOライティングの絶対条件として狙ったキーワードをタイトルに入れろというものがあります。(検索エンジンはどこまでいってもキーワードを盛り込まなければHuluの事が書いてあってもヒットしない、しにくい)

 

だから”Hulu 評判”を入れなければならないのですが、そうするとうまいコピーが書きにくいわけです。

 

これについては小手先の技を使ってフォローしていくのが強いのですが、もう書くの面倒くさくなってきたのでこの辺にします。下の記事とか読むとちょっとはわかるかもです

 

https://intptan.hatenablog.com/entry/2019/04/09/120019

タスクシフトの理解がちょっと甘かったっぽい

タスクシフトはA・B・Cの作業を完全に切り分けて処理していくことで、ABCの作業を並列してやろうとするマルチタスクとは別物。

 

マルチタスクは能力を過剰に落とすし、過剰に疲れるしで最悪ですが、タスクシフトはむしろ意志力を持続させていく上では必須テクニック。みたいなことを下の記事で紹介しました。

 

intptan.hatenablog.com

 

ただどうもパレオさんとこで見た、この話を合わせて考えるとただ切り替えながらやればいいって話でもないみたいです。

 

yuchrszk.blogspot.com

 

ここで触れられているのは要約すると

 

・一つの作業を切り上げて、もう一つの作業に移ったとき集中力が引き継げない(再度集中できるまで時間がかかる)

・ただし例えばタスクA・Bがあったとして、タスクAを1時間だけやると決め、更に1時間以内に作業をきっかり終わらせられたならタスクBのパフォーマンスは比較的上がる

 

って話です。(詳しくはリンク先読んでください)

 

一応「一つの物事に対しての集中力は多くても1時間ぐらいまでしか持続しないが、切り替えながらやっていけばより長く持続する」っていう話がタスクシフトの本質なので、別に前書いた記事の内容が完全に誤りって話でもないんですが、より効率的にタスクシフトをしていくなら一つ一つの作業時間をしっかり決めて確実に処理していくほうが良いって話ですね。

 

計画的に物事を進められる人が安定して強い理由がわかりますなぁ