INTP型のブログ

苦味があるな?

経過報告16

今さっきくそどうでもいい記事を書いてて、経過報告書いてなかったこと思い出したので書きます。

 

経過報告15の続きです。

 

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サイトはもうどうでもいいなとなったので触ってません。先月のリンク影響が下がりつつも維持されてる感じに見えます。

 

じゃあサイト触らず何やってたのかといえば、本読んだり本書いたりしてました。あと実際に出しました。

 

売上はこんな感じ。

 

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1ヶ月ぐらいかけて書いた本なので、日給500円ぐらい……?

 

色々販促はやる予定なので、来月同水準維持できたら神。0に極めて近い値を出す可能性高しって推測です。まあわからんです。

 

で、本も出したし、ひとまず抱えていたやっておかなくてはいけないことが全部終わったので、ついに就活か?と思ったのですが、いうて月10万ぐらいの収入はあるので当初予定してた8月ぐらいまでは、ストック収入形成したあとにやりたいと思ってたことでもやろうかなと思います。

 

そう、直近20冊ぐらい読んでて「なんかこう活きる情報手に入れられてないな~」と思ってたんですけど、むしろ逆で、僕が目的意識を持って読んでないから活かせないだけだなと気づいたんですよ。

 

だから「そういや創作がしたいんだった」と思って、amazonにおすすめされた「感情から書く脚本術」って本を今読んでるんですけど、これが死ぬほど面白いんですよね。この技術をぜひ使ってみたいという気持ちで溢れております。

 

なのでカクヨムあたりで創作活動でもしながら、死刑執行を待つ囚人のような面持ちで就職活動までの期間を過ごしたいと思います。…いや流石にもうちょっと心穏やかであるとは思うけど。

 

感情から書く脚本術は映画の脚本についての話がベースになっていて、「ハリウッドで求められていること」を軸に今読んでるところは書かれてるんですけど、これがかなり具体的で目からウロコな気持ちです。

 

ニュートンが言ったといわれる「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に乗ったから」みたいな言葉あるじゃないですか。なんか今wikipediaみたら本当は違うらしいですけど、それは置いといて、やっぱ知識を貰い受けることは大切なことなんだなぁと思います。

 

進んだ道が感覚肌の人間ばかりの場所だったので、「周りアホすぎワロタw」みたいになってて、だからこそ他人から教われることってマジでないなと思ってしまってたんですが、優秀な人間が言語化したものを見てみると、井の中の蛙大海を知らずというか、実際には教わるべき人から教わることができれば、マラソン大会の最中にF1カーに乗るがごとく他者を出し抜ける最強の戦法なんだなと、本を読みまくってみて気づきました。

 

板前が修行として師匠の調理する姿を見て盗む、ということをやってきていたと耳にしますが、現代においてはそんな見て盗むなんてまどろっこしいことすらも、トップ数%どころか、コンマ以下のパーセンテージに入るまでも必要ない気がします。言語の壁を考慮しないのであれば、もはや無い情報が無い。(そう、SEOでもそうだったけど、日本はアメリカの後追いだったりするから、アメリカの最先端はクローズドな場所で広まってるかもしれないけど、日本にとっての最先端はアメリカの少し前だから、ほぼすべての情報が公開されている……ように見える)

 

人生の時間が無限であるなら、悠長に見て盗むを行って、自分だけの巨人を作り上げることができるかもしれませんが、残念なことに有限だし、20も後半になってくると過去のほうが肉体的にも良かったと思うことが増えてきてまして、それだけ貴重な時間を消費しているということを考えるなら、やはり少しでも早く前に進むために、優秀な先人が残した知識をキャッチするというのが非常に大切なことに思います。

 

小さい頃に親から言われ続けてきた「自分で考えろ」という言葉が、独学スタイルを習慣づけてしまいましたが、教われるなら教わったほうが100倍早いのだなぁという思いです。(まあそれでクソみたいなサロンに入ったり、クソみたいな本にお金を払ったりするのはいかがなものかとは思うけど、百発百中が難しいのも事実だからなぁ。まさに投資だ)

 

読書において一つだけ、未来の自分がもしも忘れてしまったときのために注意を書き留めておくと、漠然とした「いい情報が手に入るかもしれない」という読み方はほとんど意味がないように思います。

 

完全に意味がないわけではなく、たまに既存知識と紐付いたり現在の活動と紐付いたりして、活きる知識になることはあるし、なんなら未来の自分がそれを活かすこともあったりはしますけど、時間が有限を念頭に置くなら非効率的です。(ある意味ではこの部分的に役に立つということが最も厄介だと言える)

 

自分にとっての目的を明確にして、その上で本を選んだほうが、すぐさまに使える情報が大量に取得できるので、明らかに効率が向上します。実際、本屋で適当に面白そうだと思った本を表紙買いしていたときより、amazonで必要な書籍を選んで購入している今のほうが万倍ためになっているし、ワクワクもしています。

 

哲学者デューイがどうして勉強がつまらないのかについて、それは目的意識をもたせられていないからだと語ったと聞きますが、まさにそれです。漠然と読む本は、まるでなんとなく暇つぶしに開いたTwitterのTLをスワイプし続けるような虚無。時たま面白いものが見つかるせいで、人間の本能をうまく刺激するランダム報酬の形を取りますから、なんだかんだ無駄と思っていてもやめられませんが、なんにせよ非効率的なことは間違いありません。

 

何が言いたいかといえば、本屋で目的もなく面白そうな本を探して表紙買いするという行為は、Twitterを見るのに近いと思うという話です。なまじ成功体験としてたまに面白い本を引くから、ランダム報酬の形ができてそれが良いように思えているだけで、効率的でかつ心の奥底からワクワクする体験は、自己の目的にあった本を選べたときに訪れると思います。

 

ダラダラ書きましたが、それだけ語りたい気持ちだったのです。いい本を読むと、キーボードを叩く手もウキウキして長文が出来上がっちゃうのです。

 

この文脈においてまとめるという行為は無粋な気がしますけど、読みやすさを重視してやるとするならば

 

  1. 「感情から書く脚本術」非常に面白い
  2. 優秀な先人の知識を取得するの強すぎ
  3. 本は漠然と選ぶんじゃなくて、目的を設定してそれに活かせるものを選ぶべき

 

こんな話を2000文字ぐらい書いたわけです。おわり。