↑上の記事で新しくまとめ直しました。基本的に上記記事のほうが見やすいし情報も新しいので、こっち見たほうが良いかもしれませんです。
ーーーーー以下本文ーーーーー
※ネットユーザーを対象とした統計のためバイアスかかってる可能性あり。コメント欄もついでに読むと博識になれるかも
▼重要▼
日本の比率データが最新情報と大きく乖離しています。古い情報となっていますので各自情報元の確認をお願い致します。
感覚知的に日本人と世界全体で統計を取ったらMBTI16タイプの比率変わってくると思ってはいましたが、想像以上に変化がありました。
「https://www.16personalities.com/ja」で紹介されている、タイプ結果。そこに出てくる全人口に対して何%かって言う値は世界統計の話で、日本とはまた違う結果となっています。
で、全タイプの解説には実のところ必ず人口に対するパーセンテージが示されているわけではないので、世界でのMBTIタイプの比率って分からんのですよね。
ただ全くわからないわけではなく世界統計の場合は16タイプ中14タイプの人口比率は分かります。
INTJ:2%
INTP:3%
ENTJ:3%
ENTP:3%
INFJ:1%未満
INFP:4%
ENFJ:2%
ENFP:7%
ISTJ:13%
ISFJ:13%
ESTJ:11%
ESFJ:12%
ISTP:5%
ISFP:不明
ESTP:4%
ESFP:不明
不明なタイプを除いた合計%が約83なので、残り2タイプは17%を分け合うぐらいの数値。差が外向的か内向的かの差しかないのでぶっちゃけ分からん。
日本国内の場合、MBTIの比率はどうなるか?→かなり変わる
16Personalitiesでは日本国内のMBTI統計に関してはがっつりデータを示してくれてます。
Japan Personality Profile | 16Personalities
自己主張型と慎重型でもデータを分けているので、数が単純に2倍と多くなってます。
これを世界統計と同じくAとTを同じものとして暑かった場合の16タイプ日本人口比率はこう。
日本のMBTI比率
上の表をタイプごとにまとめるとこう。
(ISFP-T) 17.90%
(ISFP-A) 5.40%
(ESFP-T) 6.98%
(ESFP-A) 5.79%
(ISTP-T) 5.75%
(ISTP-A) 4.15%
(ISTJ-T) 4.53%
(ISTJ-A) 3.16%
(INFP-T) 4.50%
(INFP-A) 1.01%
(ESFJ-T) 3.87%
(ESFJ-A) 3.60%
(ISFJ-T) 11.65%
(ISFJ-A) 3.14%
(ESTP-T) 1.16%
(ESTP-A) 2.52%
(ENFP-T) 2.16%
(ENFP-A) 1.55%
(INTP-T) 1.75%
(INTP-A) 1.10%
(ESTJ-T) 0.89%
(ESTJ-A) 2.16%
(ENTP-T) 0.43%
(ENTP-A) 0.67%
(INTJ-T) 0.70%
(INTJ-A) 0.50%
(INFJ-T) 1.32%
(INFJ-A) 0.29%
(ENFJ-T) 0.54%
(ENFJ-A) 0.40%
(ENTJ-T) 0.16%
(ENTJ-A) 0.25%
ざっくりまとめなんで、目が痛いのはご愛嬌。
これ面白いのがTとAをタイプ内で比較すると一部例外はあるんですけど殆どの場合T>Aになってるんですよね。
※16personalities診断で自己主張型ならAタイプ
Aタイプ
Assertive (-A) individuals are self-assured, even-tempered and resistant to stress. They refuse to worry too much and do not push themselves too hard when it comes to achieving goals.
主張的(-A)の個人は自信を持っており、平等であり、ストレスに強い。彼らはあまりにも心配することを拒否し、目標を達成するためには自分自身をあまりにも強く押しつぶさないでください。
※16personalities診断で慎重型ならTタイプ
Tタイプ
Turbulent (-T) individuals are self-conscious and sensitive to stress. They are likely to experience a wide range of emotions and to be success-driven, perfectionistic and eager to improve.
乱れた(-T)個体は自己意識であり、ストレスに敏感です。彼らは幅広い感情を経験し、成功志向、完璧主義的、そして改善することが熱望される可能性が高い。
ざっくりなイメージですがAタイプはより社交的な、エネルギッシュな感じ。Tタイプはより思慮深くナイーブな感じがしますね。
Tタイプが多いという話は経験則的に、完璧主義なせいで中々アイデアを形にできない人たちが日本人には多いのではという推測が正しい可能性を示唆してるんじゃない?
実際よく聞く話だと思うんですよ、行動に移す前に自分の能力をしっかり磨いて虎の子のアイデアを形にするぞーと思っていたら、似たようなコンテンツを自分以外の誰かに作られて二番煎じになってしまったって話は。
だからこのT>Aが日本人的傾向ってのはすごいしっくり来ましたね。
日本と世界のMBTI人口比率の比較
一部nullですがどうぞ。
日本 | 世界 | |
ISFP | 23.30% | 不明 |
ISFJ | 14.79% | 13% |
ESFP | 12.77% | 不明 |
ISTP | 9.9% | 5% |
ISTJ | 7.69% | 13% |
ESFJ | 7.47% | 12% |
INFP | 5.51% | 4% |
ENFP | 3.71% | 7% |
ESTP | 3.68% | 4% |
ESTJ | 3.05% | 11% |
INTP | 2.85% | 3% |
INFJ | 1.61% | 1%未満 |
INTJ | 1.2% | 2% |
ENTP | 1.1% | 3% |
ENFJ | 0.94% | 2% |
ENTJ | 0.41% | 3% |
性差を考慮してなかったり、世界統計に関してはざっくりとしたデータですが、それなりの面白いデータになったんじゃないでしょうか。
てかISFP型日本人に多すぎません? 5人組がいたら一人はISFPですよ、集団特性を考慮しないなら48人いりゃ10人近くがISFP、こりゃたまげた。
16personalitiesを確認してみるとISFPは、なんだろ消極性の塊みたいな感じがします。凄い人畜無害で良い人な印象。
ISFP
会話や文章表現にあまり関心がなく、他人に影響力を発揮したいとも思わず、趣味なども親しい人以外にはなかなか見せないので、最も影が薄い性格型と言えるかもしれません。
略
ここの診断結果が比較的短くISFPという人となりをまとめてる。
世界レベルだとISFPは不明なんですが、割合的に17%を超えることはありえませんのでISFPが多いのは日本特有の傾向と言って良いかと。
他にも世界レベルだと最も少ないとされていたINFJが16タイプ中12位で、ENTJが圧倒的希少性を発揮してます。
他にもESTJの乖離が凄い、ルールや約束事を遵守するので風紀委員長とか似合いそうな性格。ENTJが少ないことからも日本人は傾向的にリーダーシップを取りたがらないのかもしれません。てか経験則的に間違いない感じある。
ISFPについてもっと深く知ってみよう
ISFPを知ることは日本人を知ることに繋がり、つまりは社会活動においてどうやって人に接すればコミュニケーションがうまくいくかの指標にもなりえます。
昔MBTIの神サイトがあったんですが、たち消えてしまってもう見れないのでサルベージしてくれていた下記サイトで勉強しましょう。
ISFPを相手取ることを前提に知るべきことをピックアップ。
ISFPの人間関係
・(心の)ガードが固い
・同情心が強く困っている人がいると助けようとする
・気心が触れた仲だと気さく
これらを踏まえると弱みを見せて助けてもらい、その後お礼する流れで心のガードを解いて仲良くなればオールオッケーって感じがします。
面倒くさいことにISFP型の人は構って欲しかろうと、構って欲しくなかろうと照れ隠しなどが相まって、人を避けるような行動を取る様子。
つまりISFPと仲良くなるには本当は構って欲しいのか、ガチで近づくなと思っているのかを察知しなくてはいけないわけです。
とにかく好印象な状態なら多少強引にいっても拒否反応を示さないでしょうし、共通の趣味を話したりしながら徐々に心のガードを解かなくてはいけないのかも。
良い人なのは間違いないけど、正直面倒くさいなって思いました。(ちなみに僕のタイプであるINTPも同じくらい心のガード固かったり、ISFPに比べて柔軟性というか情緒的サポートをしてくれないのでもっと面倒くさい感ある。人のこと言えないやーつ。)
ちなみにISFPと上手くやれそうなのはENTP、INTJ、ESFJなんだとか。
追記:
久々に読み返したらISFPに辛辣に書いてて自分アホだなぁと思ったんでフォロー入れときます。
まずFiっていう心理機能なんですが、これ自己中と読み解かれやすいんですが実際は違うんですよね。わかりやすいんでFeと比較しますけど、彼らは大枠で感情が豊かになるように動くんです。
つまりFeは困っている人が居てその人を助けたら周りの人らが感情的に豊かになるかっていうのがまずあって、みんな笑顔になるなら助けるって部分があるんですね。
これどういうことかというと、「助けてくれてありがとう」とか「助かってよかった」っていう感情で集団が満たされるっていうのが重要ってことなんです。なんで悪い言い方すると誰も評価してくれない場面では良いことって意外なほどFeはしなかったりします。
具体例を挙げると夜帰宅中にゴミが落ちてた、周りには誰もいないなんて時は拾わない人のほうがFeには多いです。周りに人がいるとかゴミを拾ったことで周りの人が助かるとか、周りの人に感謝されるとかの状況がないと行動に繋がりにくい傾向があります。
で、話戻ってFiの場合。集団が感情的に豊かになるとかはあまり関係なくて自分がどう思うかってのが主軸にあるんですね。
なんで道端に落ちているゴミを無視すると心にトゲが刺さるみたいな人は、Feと違って誰に感謝されるわけでもないのに道徳的な行為をしたりします。まあ逆に言えば道徳観が死んでるFi持ちだと自己中の権化みたいになったりするんですが、自分の感情から学習するはずなので相当ひどい環境で育ったとかでない限り、こういう「自分が嫌だから助けた」とか「善行を行った」とかやるカッコイイタイプではあるんです。
でISFPの場合第二にSeがあるので転んで怪我した子供を助けるとした時、割としっかり対処できる傾向にあります。
道徳観や知識にある程度依存しますが、感謝を要求せず優しさを発揮したりするタイプなので誰も気づいていないだけで世の中を良くしてたりする優秀な人柄です。